APC 技術ブログ

株式会社エーピーコミュニケーションズの技術ブログです。

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backstage の検索結果:

Backstageの組み込みHealth Check機能

…g進んでいますか? Backstage活用されていますか?? ご存知無い方のためにあらためて。BackstageはCNCFのプロジェクトの1つで、拡張性の高い開発者ポータルのOSSです。機能拡張などはPluginを追加導入することで実現します。 backstage.io 今回は 2024年7月17日に公開された Backstage v1.29 で追加された Backstage Health Service の触りをご紹介します。 Backstage Health Servic…

Platform Engineering Kaigi 2024 : 開発者ポータルBackstage+AzureAIサービスで行う開発生産性の向上のサービスと事例

…います。 マネージドBackstage「PlaTTシリーズ」と生産性向上事例 ここからは弊社取締役 上林からの発表です。 PlaTTシリーズについては、先日投稿したブログ記事やニュースリリースもあわせてご覧ください。 techblog.ap-com.co.jp www.ap-com.co.jp PlaTTシリーズではさきほど柳原様からご紹介のあった開発ライフサイクルのInner Loop、Outer Loopのフェーズで生成AIを適用して、認知負荷を削減しようとしています。 …

Team Topologiesの特別トレーニング2024 無事2日間の日程を完了

Team Topologiesトレーニング終了の御礼 ACS事業部亀崎です。 7/10、7/11の両日にPlatform Engineering Kaigi共催で「Team Topologies著者による特別優良トレーニング」が開催されました。 www.cnia.io 今回のトレーニングでは、実際にいくつかのグループにわかれて、設定された課題について議論し、適用方法について考える、というスタイルを取っています。参加者の皆様も積極的に議論を行っており、さまざまな意見交換もなされ…

Platform Engineeringにおける生成AIの活用領域

…Iで「開発者ポータルBackstage+Azure AI サービスで行う開発生産性の向上のサービスと事例」で登壇させて頂いた際に、すでに一度披露させて頂いているのですが、メインテーマでなく、ほぼ説明がされていなかったため、改めてのご紹介となります。 弊社では開発者のフローを阻害するノンコア業務・認知負荷を生成AIで削減するような営みを行っているのですが、生成AIは比較的多様な使い方が可能なため車輪の再開発的な案件も増えやすく、ジャンルを整理するため作成したのが経緯となります。…

開発者ポータル「Backstage」のマネージドサービス PlaTTリリース

…Tシリーズ」という「Backstage」のマネージドサービスのリリースを発表いたしました。 www.ap-com.co.jp 私自身がこのPlaTTシリーズの開発者の一人でもありますので、なぜこうしたサービスをリリースするにいたったかを私なりの言葉でご紹介したいと思います。 Backstage導入・運用の認知負荷(めんどくささ)を解消したい このブログでも何度もOSS Backstageを取り上げてまいりました。 techblog.ap-com.co.jp 私自身がBacks…

Private RegistryでBicepモジュールの共有化を促進

…ールを使っています(Backstageのプロジェクトで使われているものでもあり使い慣れているため) ついでに、利用したモジュールのバージョンがわかるようにTagにこの情報も埋め込むようにしています。 こうした再利用したモジュールがたくさんできていくので、それをGitHub Actionsでまとめてpublishするしかけも用意しています。 (以前ご紹介したGtHub Actions内でのループ処理がこれを実現するときに役立ちます) 私がメンテナンスしている10数個のモジュール…

AWS Summit Japan 2024をRecapしてみる

…ったゴールデンパス、Backstageを利用したセルフサービスを紹介しています。AWS上でPlatform Engineeringの実現を目指す方にとって、とても参考になるセッションだと思います。 個人的に面白かった発表 最後はテーマとは関係なしに、個人的に面白いと感じた発表について紹介します。 AWS-33: チームのつながりを Infrastructure as Code でデザインする (Room A) チームのつながりを Infrastructure as Code …

Node 20以降でBackstageを実行する場合の注意事項

問題の発端 先日、Backstageを実行する際のNodeJSのバージョンをv18からv20にアップデートしました。 するとScaffolder(Software Template)を実行するとエラーがブラウザで表示されるようになりました。 その内容は以下のとおりです。 When using Node.js version 20 or newer, the scaffolder backend plugin requires that it be started with t…

Backstage Kubernetes PluginでAKS 上のアプリケーション情報を表示しよう

…したいと思います。 Backstage Kubernetes Plugin もう1年も前になりますが、以前BackstageのKubernetes Pluginをご紹介していました。 techblog.ap-com.co.jp このときはBackstage上でどういった内容が表示されるのか、といったものはご紹介しましたが、実際にどうすればその内容を表示できるのかまではご紹介しませんでした。 そこで今回は1年ぶりにAKS利用時のkubernetes plugin設定方法について…

Backstageの新旧Service間認証方式を解説

…くことが多くなった Backstage ですが、その特徴の1つが、それぞれの組織で必要となる機能をPluginという形で拡張できることです。そしてPlugin間や外部サービスとの間で通信連携することでそれぞれの機能をより高めています。 Backstageそのものは Modular Monolith/Microservice アーキテクチャーを採用しており、機能拡張のPluginがBackstageとは独立したプロセスとして実行することもできます。ネットワーク越しのPlugin…

Backstage v1.26.3公開、そしてCommunity-Plugins repository運用開始

…024年4月19日、Backstage v1.26.1、v1.26.2、 v1.26.3が続けて公開されました。これらのリリースの一番のポイントは多くのPluginsのcommunity-plugins repository移行です。 リポジトリ移行の背景 実はこのリポジトリ移行については2023年11月にシカゴで行われたKubeConで公開されていた情報になります。 techblog.ap-com.co.jp backstage.io ご存知の方も多いかと思いますが、Bac…

Backstageの通信がデフォルトでセキュアになりました

Backstageの通信が原則セキュアに 今回は過去の記事の情報更新です。 2023年12月に、「BackstageのデフォルトでAPI呼び出しはセキュアじゃないよ」という紹介をしました。 techblog.ap-com.co.jp その後Backstageでは「New Backend System」というものが公開されました。実はNew Backend Systemを導入する中で、 「BackstageのデフォルトでAPI呼び出しはセキュアじゃないよ」 に関する部分にも取り…

Azure Database for PostgreSQLのメジャーバージョンアップ

…をちょっと書き換えて再実行すればOKと、あっけないくらいとても簡単でした。 今回の環境は、Backstage用に利用していたもので、その内容は通常のテーブル等のみであったため複雑な内容ではありません。 とはいえ、こうした作業はちょっと怖いなと思う部分があるかと思います。環境によっては時間がもっとかかったり、問題が発生することも考えられます。できれば事前に類似の環境を作ってテストした上で作業を行っていただければと思います。 今回の体験共有が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

BackChatというプラグイン~LLMとPlatformEngineeringの一歩~

…eCon2023にてBackstage上で様々な生成AIのサービスを利用できるBackchatというプラグインの登壇があり内部で話題になりました。 LLMをBackstage上で使う一つのユースケースとしての紹介とMVPの実装というものでした。 今回はBackChatについてお話しします。 Back Chatとはどんなプラグイン? github.com BackChatとは Backstageの画面から、生成AIチャットアプリのコンテナを呼び出すためのコンポネントとコンフィグ…

Backstage Software Templateについてちょっと詳しくなろう

…al)の一つとして Backstage の名前を目にする機会も増えてきたのではないでしょうか。 BackstageはCNCFのプロジェクトの1つで、拡張性の高い開発者ポータルのOSSです。 以下のブログにて、Backstageの紹介をさせていただいています。 techblog.ap-com.co.jp また他にも弊ブログにて話題に取り上げています。 techblog.ap-com.co.jp さて、本日はそんなBackstageのコア機能のうち Software Templa…

Backstageのアップデート作業

はじめに 最近Backstageに関する情報の量が増えたように感じていて、それだけ注目を集めつつあるんだろうなと感じています。 このブログで扱う機会も次第に増えています。 techblog.ap-com.co.jp そんなBackstageですが、開発は非常に活発で毎月アップデート版をリリースしています。アップデートの内容は機能追加だけではなく、脆弱性対策を含む依存関係モジュールの更新も含まれています。このため、利用してるBackstageについても定期的に更新をしていかなく…

Backstage入門 : QuickStart Backstageを試す + Node.jsとYarnのverの注意点

…P)なPortal、Backstageに入門してみましたので、そちらの内容を記事にまとめたいと思います。 はじめに宣伝 QuickStartにおけるBackstageの起動手順の概要 Buildに際し必要となるCLIコマンド 必要となるCLIコマンドの一覧 Node.js導入時の注意点 yarnの導入時の注意点 終わりに はじめに宣伝 本記事を読んでいただく方の中には、Backstageに興味があり少しだけ動かしてみたい/触ってみたいという方も多いかと思います。そのような方に…

Backstage 新Backend Systemの動作をカスタマイズする

Backstageとは なにかと話題にしていますBackstageですが、ご存知無い方のためにあらためて。 BackstageはCNCFのプロジェクトの1つで、拡張性の高い開発者ポータルのOSSです。機能拡張などはPluginを追加導入することで実現します。 techblog.ap-com.co.jp BackstageのNew Backend System 数多くのPluginを導入することで機能を追加できるBackstageですが、すでに用意されているPluginを導入す…

新Backend Systemでお手軽になる!? BackstageのPlugin導入

Backstageとは なにかと話題にしていますBackstageですが、ご存知無い方のためにあらためて。 BackstageはCNCFのプロジェクトの1つで、拡張性の高い開発者ポータルのOSSです。機能拡張などはPluginを追加導入することで実現します。 具体的な機能などは、これまでにも何回か本ブログでも紹介しているので、そちらをご一読いただくのがよいかと思います。 techblog.ap-com.co.jp techblog.ap-com.co.jp 背景 Backst…

BackstageでGitHubのIssue間の関係をグラフ化するPluginを作ってみた

Backstageとは まず最初にBackstageとはなにかを簡単にご紹介します。 BackstageはCNCFのプロジェクトの1つで、拡張性の高い開発者ポータルのOSSです。機能拡張などはPluginを追加導入することで実現します。 具体的な機能などは、これまでにも何回か本ブログでも紹介しているので、そちらをご一読いただくのがよいかと思います。 techblog.ap-com.co.jp techblog.ap-com.co.jp 本題 多くの方はGitHub、そしてGi…

BackstageのAPI認証・認可を簡単にするPluginを公開しました

…23年12月15日、Backstageの環境構築を少しだけ楽にするPluginを公開しました。 www.npmjs.com www.npmjs.com Backstageとは まず最初にBackstageとはなにかを簡単にご紹介します。 BackstageはCNCFのプロジェクトの1つで、拡張性の高い開発者ポータルのOSSです。機能拡張などはPluginを追加導入することで実現します。 具体的な機能などは、これまでにも何回か本ブログでも紹介しているので、そちらをご一読いただく…

Backstageによる安全な組織スケーリング〜3つのユースケースとハンバーガー屋さん〜

…大久保です。 今回はBackstageの成り立ちから見た、組織の安全なスケーリングの実現について書きたいと思います。 すべての企業において、安全な組織のスケーリングの実現とは理想であるとともに、属人化や人材育成など様々なボトルネックによって阻まれることが多く、企業にとっての大きな課題であると考えております。 Spotifyが今日の成功を築くにあたり、これとどう向き合ったのかの軌跡がBackstageの開発において残されており、彼らはBlogとして公開したり、OSSとして自分た…

KubeCon NA 2023: Internal Developer Platform BACK Stack誕生

…頭文字です B : Backstage A : ArgoCD C : Crossplane K : Kyverno BACK Stackのサイトは以下のところになります。 github.com 上の画像にあるようにGitをコードリポジトリとして、Backstageがカタログとテンプレートを提供、Backstageのカタログを利用してK8sクラスターなどIaCをテンプレートからPull Requestとして作成。それをマージするとArgoCDやCrossplaneが実際にプロビ…

KubeCon 2023 NA: Backstageの今後について

…mplifying Backstage - Breaking the Code Barrier からBackstageの今後について。 プロジェクト概況 まずはプロジェクトの概況です。 現在、以下のようなPluginに取り組み中、または取り組む予定となっています。 Permissoin API Open API Scaffolder これらはBackstageのCore Pluginとして取り組まれます。 そして、現在数多くのPluginがBackstage本体のリポジトリに…

【Backstage CON 2023 NA】RedHatのBackstage開発はとても気合入っている

Backstage CON 2023セッションレポート。 勝手にライバルじゃないかと思っているところなのでブログにしようかどうしようか悩んだのですが、自分用のメモも兼ねてブログにしました。 Sponsored Keynoteの1つ、RedHatのBalaji Sivasubramanian氏のセッション「Breaking Barriers: Streamlining Backstage Adoption in Enterprises」 前からOSSへの取り組みは知っていたので…

【Backstage CON 2023 NA】Backstage(IDP / Platform Tools)もObservableに

[ Backstage CON 2023 NAのセッションから。 「How We Made Backstage Improve Developer Efficiency of 1000+ Engineers - Wolfgang Gottesheim & Andi Grabner, Dynatrace」 今回はセッションそのものの内容というよりもそこから拡張した話。 最後のKey Takeawayからまずピックアップすると、 Trean your IDP like a pro…

【Backstage CON 2023 NA】ちょこっとBackstage のライバル Backstage Quickstartが2024年に登場

…月中旬、「ちょこっとBackstage」というものを公開させて頂いたのをご記憶でしょうか。 techblog.ap-com.co.jp 今回のBackstage CONで本家Backstageから「Backstage Quickstart」というツールが発表されました(2024年の早い時期に公開予定) ちょこっとBackstageのリポジトリ でも紹介していますが、Backstageを動かそうとすると実は面倒な作業が発生します。 Backstageアプリケーションの生成 Gi…

【Backstage CON 2023 NA】 先行事例のインタビュー結果に学ぶBackstageの始めどころ

…ってまいりました。 Backstageについてはこのブログでも何度か紹介しておりますので、ぜひそちらをご覧ください。 techblog.ap-com.co.jp 早速最初のセッション「How to Adopt Backstage: Lessons from 20 Adopter Interviews」がとても興味深い内容だったので、早速ご紹介したいと思います。 このセッションはBackstageをSaaS提供しているRoadie社がすでに導入している20社のインタビュー結果を…

【Blog Week】Platform Teamに必要な要素は何か?

…Sで提供されている Backstage と GitHub、AzureやAWSといったパブリッククラウドサービスを組み合わせることで、IDP(Internal Developer Portal)を備えた最小限のプラットフォームは提供できます。そこからユーザーの要望に合わせ、必要なスキルセットを持ったメンバーを追加していきましょう。 Q. プラットフォームは利用者みんなの要望を聞いてくれるんだよね? A. 実装する機能は、個別対応ではなくある程度共通化すべきです 開発者がPlat…

Backstage Plugin: Search exntension for Azure Cognitive Searchを公開

先日 BackstageのPluginとして Search extension for Azure Cognitive Search を公開いたしました。 www.ap-com.co.jp www.npmjs.com Backstageの 公式 Plugin Marketplace にも掲載頂いております。 Backstageとは Backstage はもともとSpotifyが開発し、2020年にCNCFに寄贈した Internal Developer PortalのOSSで…