APC 技術ブログ

株式会社エーピーコミュニケーションズの技術ブログです。

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Backstage Kubernetes PluginでAKS 上のアプリケーション情報を表示しよう

…したいと思います。 Backstage Kubernetes Plugin もう1年も前になりますが、以前BackstageのKubernetes Pluginをご紹介していました。 techblog.ap-com.co.jp このときはBackstage上でどういった内容が表示されるのか、といったものはご紹介しましたが、実際にどうすればその内容を表示できるのかまではご紹介しませんでした。 そこで今回は1年ぶりにAKS利用時のkubernetes plugin設定方法について…

Backstageの新旧Service間認証方式を解説

…くことが多くなった Backstage ですが、その特徴の1つが、それぞれの組織で必要となる機能をPluginという形で拡張できることです。そしてPlugin間や外部サービスとの間で通信連携することでそれぞれの機能をより高めています。 Backstageそのものは Modular Monolith/Microservice アーキテクチャーを採用しており、機能拡張のPluginがBackstageとは独立したプロセスとして実行することもできます。ネットワーク越しのPlugin…

Backstage v1.26.3公開、そしてCommunity-Plugins repository運用開始

…024年4月19日、Backstage v1.26.1、v1.26.2、 v1.26.3が続けて公開されました。これらのリリースの一番のポイントは多くのPluginsのcommunity-plugins repository移行です。 リポジトリ移行の背景 実はこのリポジトリ移行については2023年11月にシカゴで行われたKubeConで公開されていた情報になります。 techblog.ap-com.co.jp backstage.io ご存知の方も多いかと思いますが、Bac…

Backstageの通信がデフォルトでセキュアになりました

Backstageの通信が原則セキュアに 今回は過去の記事の情報更新です。 2023年12月に、「BackstageのデフォルトでAPI呼び出しはセキュアじゃないよ」という紹介をしました。 techblog.ap-com.co.jp その後Backstageでは「New Backend System」というものが公開されました。実はNew Backend Systemを導入する中で、 「BackstageのデフォルトでAPI呼び出しはセキュアじゃないよ」 に関する部分にも取り…

Azure Database for PostgreSQLのメジャーバージョンアップ

…をちょっと書き換えて再実行すればOKと、あっけないくらいとても簡単でした。 今回の環境は、Backstage用に利用していたもので、その内容は通常のテーブル等のみであったため複雑な内容ではありません。 とはいえ、こうした作業はちょっと怖いなと思う部分があるかと思います。環境によっては時間がもっとかかったり、問題が発生することも考えられます。できれば事前に類似の環境を作ってテストした上で作業を行っていただければと思います。 今回の体験共有が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

BackChatというプラグイン~LLMとPlatformEngineeringの一歩~

…eCon2023にてBackstage上で様々な生成AIのサービスを利用できるBackchatというプラグインの登壇があり内部で話題になりました。 LLMをBackstage上で使う一つのユースケースとしての紹介とMVPの実装というものでした。 今回はBackChatについてお話しします。 Back Chatとはどんなプラグイン? github.com BackChatとは Backstageの画面から、生成AIチャットアプリのコンテナを呼び出すためのコンポネントとコンフィグ…

Backstage Software Templateについてちょっと詳しくなろう

…al)の一つとして Backstage の名前を目にする機会も増えてきたのではないでしょうか。 BackstageはCNCFのプロジェクトの1つで、拡張性の高い開発者ポータルのOSSです。 以下のブログにて、Backstageの紹介をさせていただいています。 techblog.ap-com.co.jp また他にも弊ブログにて話題に取り上げています。 techblog.ap-com.co.jp さて、本日はそんなBackstageのコア機能のうち Software Templa…

Backstageのアップデート作業

はじめに 最近Backstageに関する情報の量が増えたように感じていて、それだけ注目を集めつつあるんだろうなと感じています。 このブログで扱う機会も次第に増えています。 techblog.ap-com.co.jp そんなBackstageですが、開発は非常に活発で毎月アップデート版をリリースしています。アップデートの内容は機能追加だけではなく、脆弱性対策を含む依存関係モジュールの更新も含まれています。このため、利用してるBackstageについても定期的に更新をしていかなく…

Backstage入門 : QuickStart Backstageを試す + Node.jsとYarnのverの注意点

…P)なPortal、Backstageに入門してみましたので、そちらの内容を記事にまとめたいと思います。 はじめに宣伝 QuickStartにおけるBackstageの起動手順の概要 Buildに際し必要となるCLIコマンド 必要となるCLIコマンドの一覧 Node.js導入時の注意点 yarnの導入時の注意点 終わりに はじめに宣伝 本記事を読んでいただく方の中には、Backstageに興味があり少しだけ動かしてみたい/触ってみたいという方も多いかと思います。そのような方に…

Backstage 新Backend Systemの動作をカスタマイズする

Backstageとは なにかと話題にしていますBackstageですが、ご存知無い方のためにあらためて。 BackstageはCNCFのプロジェクトの1つで、拡張性の高い開発者ポータルのOSSです。機能拡張などはPluginを追加導入することで実現します。 techblog.ap-com.co.jp BackstageのNew Backend System 数多くのPluginを導入することで機能を追加できるBackstageですが、すでに用意されているPluginを導入す…

新Backend Systemでお手軽になる!? BackstageのPlugin導入

Backstageとは なにかと話題にしていますBackstageですが、ご存知無い方のためにあらためて。 BackstageはCNCFのプロジェクトの1つで、拡張性の高い開発者ポータルのOSSです。機能拡張などはPluginを追加導入することで実現します。 具体的な機能などは、これまでにも何回か本ブログでも紹介しているので、そちらをご一読いただくのがよいかと思います。 techblog.ap-com.co.jp techblog.ap-com.co.jp 背景 Backst…

BackstageでGitHubのIssue間の関係をグラフ化するPluginを作ってみた

Backstageとは まず最初にBackstageとはなにかを簡単にご紹介します。 BackstageはCNCFのプロジェクトの1つで、拡張性の高い開発者ポータルのOSSです。機能拡張などはPluginを追加導入することで実現します。 具体的な機能などは、これまでにも何回か本ブログでも紹介しているので、そちらをご一読いただくのがよいかと思います。 techblog.ap-com.co.jp techblog.ap-com.co.jp 本題 多くの方はGitHub、そしてGi…

BackstageのAPI認証・認可を簡単にするPluginを公開しました

…23年12月15日、Backstageの環境構築を少しだけ楽にするPluginを公開しました。 www.npmjs.com www.npmjs.com Backstageとは まず最初にBackstageとはなにかを簡単にご紹介します。 BackstageはCNCFのプロジェクトの1つで、拡張性の高い開発者ポータルのOSSです。機能拡張などはPluginを追加導入することで実現します。 具体的な機能などは、これまでにも何回か本ブログでも紹介しているので、そちらをご一読いただく…

Backstageによる安全な組織スケーリング〜3つのユースケースとハンバーガー屋さん〜

…大久保です。 今回はBackstageの成り立ちから見た、組織の安全なスケーリングの実現について書きたいと思います。 すべての企業において、安全な組織のスケーリングの実現とは理想であるとともに、属人化や人材育成など様々なボトルネックによって阻まれることが多く、企業にとっての大きな課題であると考えております。 Spotifyが今日の成功を築くにあたり、これとどう向き合ったのかの軌跡がBackstageの開発において残されており、彼らはBlogとして公開したり、OSSとして自分た…

KubeCon NA 2023: Internal Developer Platform BACK Stack誕生

…頭文字です B : Backstage A : ArgoCD C : Crossplane K : Kyverno BACK Stackのサイトは以下のところになります。 github.com 上の画像にあるようにGitをコードリポジトリとして、Backstageがカタログとテンプレートを提供、Backstageのカタログを利用してK8sクラスターなどIaCをテンプレートからPull Requestとして作成。それをマージするとArgoCDやCrossplaneが実際にプロビ…

KubeCon 2023 NA: Backstageの今後について

…mplifying Backstage - Breaking the Code Barrier からBackstageの今後について。 プロジェクト概況 まずはプロジェクトの概況です。 現在、以下のようなPluginに取り組み中、または取り組む予定となっています。 Permissoin API Open API Scaffolder これらはBackstageのCore Pluginとして取り組まれます。 そして、現在数多くのPluginがBackstage本体のリポジトリに…

【Backstage CON 2023 NA】RedHatのBackstage開発はとても気合入っている

Backstage CON 2023セッションレポート。 勝手にライバルじゃないかと思っているところなのでブログにしようかどうしようか悩んだのですが、自分用のメモも兼ねてブログにしました。 Sponsored Keynoteの1つ、RedHatのBalaji Sivasubramanian氏のセッション「Breaking Barriers: Streamlining Backstage Adoption in Enterprises」 前からOSSへの取り組みは知っていたので…

【Backstage CON 2023 NA】Backstage(IDP / Platform Tools)もObservableに

[ Backstage CON 2023 NAのセッションから。 「How We Made Backstage Improve Developer Efficiency of 1000+ Engineers - Wolfgang Gottesheim & Andi Grabner, Dynatrace」 今回はセッションそのものの内容というよりもそこから拡張した話。 最後のKey Takeawayからまずピックアップすると、 Trean your IDP like a pro…

【Backstage CON 2023 NA】ちょこっとBackstage のライバル Backstage Quickstartが2024年に登場

…月中旬、「ちょこっとBackstage」というものを公開させて頂いたのをご記憶でしょうか。 techblog.ap-com.co.jp 今回のBackstage CONで本家Backstageから「Backstage Quickstart」というツールが発表されました(2024年の早い時期に公開予定) ちょこっとBackstageのリポジトリ でも紹介していますが、Backstageを動かそうとすると実は面倒な作業が発生します。 Backstageアプリケーションの生成 Gi…

【Backstage CON 2023 NA】 先行事例のインタビュー結果に学ぶBackstageの始めどころ

…ってまいりました。 Backstageについてはこのブログでも何度か紹介しておりますので、ぜひそちらをご覧ください。 techblog.ap-com.co.jp 早速最初のセッション「How to Adopt Backstage: Lessons from 20 Adopter Interviews」がとても興味深い内容だったので、早速ご紹介したいと思います。 このセッションはBackstageをSaaS提供しているRoadie社がすでに導入している20社のインタビュー結果を…

【Blog Week】Platform Teamに必要な要素は何か?

…Sで提供されている Backstage と GitHub、AzureやAWSといったパブリッククラウドサービスを組み合わせることで、IDP(Internal Developer Portal)を備えた最小限のプラットフォームは提供できます。そこからユーザーの要望に合わせ、必要なスキルセットを持ったメンバーを追加していきましょう。 Q. プラットフォームは利用者みんなの要望を聞いてくれるんだよね? A. 実装する機能は、個別対応ではなくある程度共通化すべきです 開発者がPlat…

Backstage Plugin: Search exntension for Azure Cognitive Searchを公開

先日 BackstageのPluginとして Search extension for Azure Cognitive Search を公開いたしました。 www.ap-com.co.jp www.npmjs.com Backstageの 公式 Plugin Marketplace にも掲載頂いております。 Backstageとは Backstage はもともとSpotifyが開発し、2020年にCNCFに寄贈した Internal Developer PortalのOSSで…

Backstage導入効果がわかる事例一覧

…者プラットフォーム Backstage の事例とその効果についても調査させていただいておりました。せっかく集めた情報ですのでここで皆さんにも共有させていただきたいと思います。 Backstageとは Backstage はもともとSpotifyが開発し、2020年にCNCFに寄贈した Internal Developer PortalのOSSです。 開発チームが開発を進める際、本当に様々なツールにアクセスして情報を参照しています。コードリポジトリはもちろんですが、Issue …

簡単に開発者ポータルを試せる「ちょこっとBackstage」公開

…14日に「ちょこっとBackstage」を公開しました。 github.com www.ap-com.co.jp 今回はなぜ「ちょこっとBackstage」を作ったのかをご紹介したいと思います。 そもそもBackstageとは ニュースリリースでも触れられていますが、Backstage はもともとSpotifyが開発し、2020年にCNCFに寄贈した Internal Developer PortalのOSSです。 開発チームが開発を進める際、本当に様々なツールにアクセスして…

Platform Teamの活動は高い効果が期待できる

…ortal)として Backstageを導入。 Platform Teamがこれを運用しています。 ビデオではCIの事例を取り上げていて、組織内のナレッジ・ベストプラクティスを集約してBackstageで共有利用することで35〜45分かかっていたCIビルド実行が5分に短縮されたそうです。 3ヶ月で10万回以上のCIビルドが実行されているそうなので、その削減時間は5万時間(月単位では約1.67万時間)。 このように非常に高い効果があることが報告されていました。 何をすれば効果が…

Bicep (IaC)ファイルの共通モジュール化の取り組み

…ても検討を進めていきたいと考えています。(このあたりは Backstage の得意分野ではないかと考えています。) さらに進化した共通モジュール化、Platform Engineeringの成果をまたご紹介するべく努力し続けたいと思います。 最後に 弊社ではクラウドネイティブ分野のシステム導入・開発支援を行っています。IaCやPlatform Engineeringなどもこれらのサービスの一部でもあります。ご興味のある方はぜひご連絡ください。 www.ap-com.co.jp

GitHub EnvironmentsでセキュアにAzure Bicepプロビジョニング

…ルと同じものです。 Backstage上でも表示 実はこのEnvironementを通じたプロビジョニング結果は先日来ご紹介しているBackstage上にも表示できます。 Backstageを使えば、Issue / Pull Request / Dependabot alert といった情報をまとめてみることができるので便利ですね。 techblog.ap-com.co.jp 最後に ご紹介したGitHub EnvironementsやOIDCはすでにご利用の方も多くいらっし…

BackstageでGitHub リポジトリの状況を見る

Backstageの紹介 これまで何度かBackstageについてご紹介してきました。 techblog.ap-com.co.jp Backstageは簡単にいえば開発チーム向けのInternal Developer Portal(IDP)です。 Platform EngineeringにおいてもIDPを活用するのがよいということも言われています。 では、実際どういったことができるのか。 Backstageでは様々な機能をPluginとして拡張できます。開発チーム向けというこ…

Backstageで独自Pluginを実装する

…ring ToolのBackstageをご紹介してきました。 すでに多くの機能がPluginとして公開されており、そうしたものを活用することで様々な利用が可能となるのがBackstageの特徴の1つですが、さらに独自にPluginを開発して追加することができる、つまり自分たち専用のBackstageを作ることもできるのがもう一つの大きな特徴です。 backstage.io 今回、Terraform Cloudの情報をBackstage上に表示するという機能を実装しましたので、…

【PlatformCon 2023】Platform Engineeringの最終ゴールのイメージ

…う方法です。これにはBackstageやHumanitecなどさまざまなツールを組み合わせることで実現できます。 システム1つが実行できる状態でそのCloudインフラからアプリケーションバイナリまでデプロイされ、ソースコードまで提供されるため、開発者の認知負荷は低減され標準化も容易に実現できるようになります。 ここまで実現するために必要なものは技術だけではありません。 それを支える「基盤」、マインドセット、プロセス、そして技術者が使いたいと思うプラットフォーム技術といったもの…