KubeCon NA 2023 Chicago3日目。
以下のセッションで Interenal Developer Portal「BACK Stack」が紹介されました。
BACK StackのBACKとは以下のOSSの頭文字です
- B : Backstage
- A : ArgoCD
- C : Crossplane
- K : Kyverno
BACK Stackのサイトは以下のところになります。
上の画像にあるようにGitをコードリポジトリとして、Backstageがカタログとテンプレートを提供、Backstageのカタログを利用してK8sクラスターなどIaCをテンプレートからPull Requestとして作成。それをマージするとArgoCDやCrossplaneが実際にプロビジョニングを行い、Kyvernoで作成時のポリシーなどを適用するというものです。
実は構成要素は少し違いますが似たようなものを考えていたので「やっぱりこういう形になるよね」と思いながら話を聞いていました。先を越されて少し残念ですが、考えていたことが正しいとも言えるので感情的には正負相殺かな。
Crossplane+Kyvernoによるインフラストラクチャプロビジョニングについては次のセッションでも紹介されていたので参考になります。
Automate Production-Ready Cluster Using Crossplane Compositions and Kyverno
すでに「こうやればいいんだよ」ということが提案され始めている状況を見て、やはり欧米の状況は進んでいるなーと感じる内容でした。
興味がある方、ぜひBACK Stackお試しください。