[
Backstage CON 2023 NAのセッションから。
今回はセッションそのものの内容というよりもそこから拡張した話。
最後のKey Takeawayからまずピックアップすると、
- Trean your IDP like a product
- "Build it and they wll come" doesn't work
- Accept that change takes time
- Apply same Observabilty as to your business apps
といった内容が語られていました。
メインはBackstageの適用の話ですが、同じ内容はIDPやPlatform Engneering(Platform Tools) にも言えることだなと思いました。
- Trean your IDP like a product
- "Build it and they wll come" doesn't work
これはPlatform as a Productというキーワードでもよく語られることですが、ちゃんと理由や利点を説明し、オンボーディングを根気よく続けないと使ってもらえないし、定着もしないということです。
Accept that change takes time
そして定着していくには時間がかかるということも理解して置かなければなりません。
そのために必要なのは
- ステークホルダーを特定し
- ユーザージャーニーをよく考え
- 小さく始めていくこと
さらに、重要になってくるのが可観測性(Observability)です。これを聞いたときにハッとしました。 アジャイル開発、DevOpsなどを語る上でObservabilityは重要な要素です。それはPlatform Engineering/IDPにおいても一緒。 BackstageのObservabilityちゃんと出来てます??と聞かれたときには「あ、、、、何も言えね」と感じました。 適切に観測してるから改善もできるはずです。だからこそIDP/Backstageでも重要なのです。
また、Backstageだけを対象にするのではなく、その依存先(連携している外部システム)もあわせてモニタリングをしていくことも重要になります(分散トレーシングなどが効果を発揮するそうです)
さらにBackstageで言えば、ソフトウェアカタログなどの設定のエラーなどもモニタリング対象にすると効果的だそうです。似たようなところでエラーが発生しているのであれば、オンボーディングなどで対処が必要になってきます。
IDPもObservabilityを、というのはとても重要な気がしたのでご紹介させていただきました。