APC 技術ブログ

株式会社エーピーコミュニケーションズの技術ブログです。

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PlatformEngineering

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エンジニアがAI推進を独占すると組織のAI活用は止まる — 私自身の思い込みから気づいたこと

こんにちは。ACS事業部の越川です。 今日は、AI活用を推進するエンジニアとして、自分自身の思い込みに気づいた話を書きます。 結論から言います。AI活用の推進はエンジニアの仕事だと、無意識に思い込んでいました。 きっかけはブログのサムネイル議論だっ…

セキュリティ要件定義書を最後に更新したのはいつですか?

こんにちは。エーピーコミュニケーションズ ACS事業部の福井です。 近年、生成AIやLLM(大規模言語モデル)を活用したアプリケーションの開発・導入が急速に進んでいます。一方で、セキュリティ要件定義の現場はそのスピードに追いついていないという課題が…

【GitHub】組織内ナレッジ共有を加速させるリポジトリ戦略 -- 「隠す」から「見せる」への転換

はじめに 皆さんこんにちは。エーピーコミュニケーションズ ACS事業部 亀崎です。 今回はGitHubにおけるRepositoryの可視性について、組織のナレッジ共有という視点から考えてみたいと思います。 GitHub Repositoryの可視性 GitHubのリポジトリの可視性には…

AIが書いたコードのレビュー、どこを見ればいいか② — 属人的レビューを仕組みに変える4つのレイヤー

こんにちは。ACS事業部の越川です。 本記事は、同じACS事業部のメンバーによる前編「AIが書いたコードのレビュー、どこを見ればいいか」の後編です。 techblog.ap-com.co.jp 前編では2つの重要な論点が提示されました。 1つ目は「頻出スルー・エッジ重点」と…

AIが書いたコードのレビュー、どこを見ればいいか — 「頻出スルー・エッジ重点」という分担論

こんにちは、エーピーコミュニケーションズ ACS事業部の福井です。 AIでコードを書くのが当たり前になってから、PRレビューがなんとなく変な感じになってきました。 以前は「Typoがないか」「変数名がわかりやすいか」「ちゃんと動くか」というのがレビュー…

AIがいきなり3位——IPA「情報セキュリティ10大脅威 2026」が示すもの

こんにちは、エーピーコミュニケーションズ ACS事業部の福井です。 2026年1月、IPAが「情報セキュリティ10大脅威 2026」を公表しました。組織向けランキングで「AIの利用をめぐるサイバーリスク」が初登場で3位に入りました。ランサム攻撃・サプライチェーン…

Antigravityを活用した伴走型学習スタイル

はじめに:AI時代の「学び」で大切にしたいこと こんにちは、エーピーコミュニケーションズ ACS事業部の福井です。 昨今のAIの進化は目を見張るものがあり、情報の要約や検索は一瞬で終わるようになりました。 とても便利な反面、自身に対してある漠然とした…

AI時代の"ゴールデンパス"、まだ誰も定義していないなら自分たちで定義してみた

こんにちは。ACS事業部の越川です。 「ゴールデンパス」とは何か なぜ今、AI時代のゴールデンパスが必要なのか ゴールデンパスの3つの構成要素 1. インストラクション — AIの行動規範 2. Skills — AIが実行できるタスクの定義 3. ADR — 判断の「なぜ」を記録…

JJ保険に救われた話

JJ保険に救われた話 – Copilot時代のローカル変更バックアップ こんにちは、エーピーコミュニケーションズ ACS事業部の福井です。 最近は GitHub Copilot CLI を使った開発スタイルを本格的に試しています。 プロンプト一発で広範囲をガッと書き換えられるあ…

開発者はもうシークレットを意識しない。AKSとSecret Store CSI Driverで作る "セキュアな" Platform Engineering基盤② ~CSI Driverがもたらす解決策~

CSI Driverの概要図 はじめに:理想をどうやって「現実」にするか? こんにちは!APCのSAT室PE推進チームに所属している簗田です。 [前回(第1回)の記事]では、AKSにおけるシークレット管理の「理想の姿」を、DevEx(開発者体験)・ガバナンス・運用性の3つ…

【Backstage】 Tech radarで技術選定の可視化とガバナンス

皆さんこんにちは。エーピーコミュニケーションズ ACS事業部の亀崎です。 皆さんの組織では、取り組む技術の選定やその評価をどのように行っていますか?どのように共有していますか? 組織のサイロ化を(適切に)解消していくと、効率的な技術選定を推進す…

Backstageが持つ「2つの認証機能」

はじめに みなさん、こんにちは。エーピーコミュニケーションズ ACS事業部 亀崎です。 今回はなにかと混乱することが多いBackstageの認証について解説していきます。 Backstageの認証機能 Backstageには役割の異なる2種類の認証が存在します 。これらを混同…

Platform Engineeringの生存戦略:認知負荷のブラックホールからチームを救い出す技術

はじめに こんにちは。エーピーコミュニケーションズ ACS事業部 亀崎です。 先日の記事で、プラットフォームを「プロダクト」として捉え、顧客(開発者)のペルソナに寄り添うことの 重要性を説きました。 techblog.ap-com.co.jp しかし、この「顧客中心主義…

【Backstage】 TechDocsの基本設定

はじめに こんにちは、ACS事業部の瀧澤です。 以前弊社ブログにてBackstageのTechDocsについて紹介しました。 techblog.ap-com.co.jp 今回は、Techdocsの基本的な設定についてまとめたいと思います。 Techdocsの設定はデフォルトのままでもローカル環境等で…

GitHub Organizationで「組織標準のAI Agent」を共有する —— .github-private リポジトリ活用術

目次 目次 「GitHub Organization でカスタムエージェントを使用する」について 実際に試してみた 前提条件 1. .github-private リポジトリを作成する 2. agents ディレクトリにカスタムエージェントを作成する 3. .github-private リポジトリに閲覧権限を付…

GitHub TemplateとBackstage Scaffolder Templateの比較

はじめに みなさん、こんにちは。エーピーコミュニケーションズ ACS事業部 亀崎です。 先日『Backstage Templateがもたらす開発プラットフォームの変革』というタイトルで ブログを投稿させていただきました。 techblog.ap-com.co.jp Backstage Scaffolder T…

Platform Engineeringの核心 となる「プロダクト思考」と「ペルソナ戦略」を探る

はじめに こんにちは。エーピーコミュニケーションズ ACS事業部 亀崎です。 近年、開発者の生産性を高める手法として 「プラットフォームエンジニアリング(Platform Engineering)」が注目されています。 しかし、多額のコストを投じて内部開発者プラットフォ…

InnerSourceを導入しよう

なぜ今、開発スタイルを変える必要があるのか こんにちは。エーピーコミュニケーションズ ACS事業部 亀崎です。 現在、私たちの開発組織では、チームごとに最適化された「サイロ化」が進行しています。 これにより、同じような機能を複数のチームが個別に開…

Backstage Templateがもたらす開発プラットフォームの変革

みなさん、こんにちは。エーピーコミュニケーションズ ACS事業部 亀崎です。 以前Backstageの一番の基本機能であるソフトウェアカタログの重要性についてご紹介させていただきました。 techblog.ap-com.co.jp 今回はBackstageのもう一つの基本機能、Software…

Platform Engineering における認知負荷理論入門

皆さん、こんにちは。エーピーコミュニケーションズ ACS事業部 亀崎です。 今回は緊急でブログ記事を書いています。 個人的な話なんですが、新年になってからチームの中で Platform Engineering についてあらためて 考える機会が何度かありました。そうした…

"Embeddedの終わり"から"コスト障害"まで。SREが向き合うChallengeの最前線

はじめに SRE Kaigi 2026 とは? 2025年 vs 2026年の変化考察 テーマ別考察 ▼テーマ 1:Embedded SRE はゴールではない ▼テーマ 2:コストとセキュリティを エンジニアリングする ▼テーマ 3:生成AI時代のSRE 全体考察 SREの守備範囲と役割の再定義 SRE × Pl…

ソフトウェア開発資産管理(ソフトウェアカタログ)の重要性

みなさんこんにちは。エーピーコミュニケーションズ ACS事業部 亀崎です。 皆さんの組織では、どれだけのソフトウェア/アプリケーションを開発していますか? 他のチームで開発しているものの内容をご存知ですか? 組織内のソフトウェア開発資産をリスト化…

開発者はもうシークレットを意識しない。AKSとSecret Store CSI Driverで作る "セキュアな" Platform Engineering基盤① ~整理すべき要件について~

1. はじめに:AKSのシークレット管理を考えてみました! 2. 私が考える「理想のシークレット管理」の要件 要件1: 開発者体験 (DevEx) - 圧倒的に楽であること 要件2: ガバナンス (Security) - 意識せずとも安全であること 要件3: 運用性 (Operations) - 持続…

Security Campaignsで開発組織のセキュリティ文化を醸成する

はじめに こんにちは、エーピーコミュニケーションズ ACS事業部の田中です。 GitHub Advanced Seurityのコードスキャンやシークレットスキャンを活用していると、次のような状況に陥ることがあります。 ・リポジトリのスキャンが終わり、表示されたセキュリ…

知っているようでよくわかっていない「SLSA」とGitHub Advanced Securityとの関係

はじめに みなさんこんにちは。エーピーコミュニケーションズ ACS事業部 亀崎です。 少し前にSBOMやGitHub Advanced Securityで実現する ソフトウェアサプライチェーンセキュリティといったものを 紹介させていただきました。そこでSLSAという言葉が登場して…

Backstageの「Manage Templates(Template Editor)」機能でテンプレート開発サイクルを速くする

はじめに 前提条件 / 対象読者 技術的背景:Software Templates(Scaffolder)の最小理解 Manage Templates:フロントエンドの即時チェックが可能な開発UI どこから開ける? Manage Templatesの各機能 Manage Templates機能を利用する場面 個人的な推しポイ…

GitHub Advanced Securityで実現する次世代ソフトウェアサプライチェーンセキュリティ

みなさんこんにちは。エーピーコミュニケーションズ ACS事業部の 亀崎です。ソフトウェアサプライチェーンセキュリティという言葉をよく聞くようになりました。そうしたことをうけて投稿したのがこちらでした。 techblog.ap-com.co.jp そうした中でGitHubのA…

ソフトウェアサプライチェーンの盲点をなくす:SBoMによる可視化と防御の戦略

みなさんこんにちは。エーピーコミュニケーションズ ACS事業部の亀崎です。 2025年は、OSSパッケージのタイポスクワッティングをはじめ ソフトウェアサプライチェーンの脆弱性をつく攻撃がいくつか発生しました。 つい先日もGitHub社などから「Shai-Hulud」…

Backstage基礎: カタログエンティティを理解しよう

皆様新年あけましておめでとうございます。日本一(?)のBackstage推し、ACS事業部 亀崎です。 今回は2026年最初の投稿です。新年最初ということで、いつものアイキャッチも特別バージョンとして背景に初日の出を入れてみました(Generated by Gemini)。い…

Platform Engineering成功への最短ルート:その核となる戦略

みなさんこんにちは。エーピーコミュニケーションズ ACS事業部 亀崎です。 多分これが2025年最後の投稿になると思います。 ご存知のように私は 開発者ポータル Backstage 推しで、このブログでも多くの記事を投稿してまいりました。 techblog.ap-com.co.jp …