APC 技術ブログ

株式会社エーピーコミュニケーションズの技術ブログです。

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PlatformCon の検索結果:

【Power Platform】Japan Power Platform Conference 2023 での気づき

…3 ロゴ powerplatformconf.connpass.com イベント日程としては12/9のハッカソンもまだ残っていますが、12/7・12/8のメインイベントの感想をアジャイルに投稿したいと思います。 イベント概要 (以下、イベントページより引用) Microsoft より提供されている Power Platform のサービス、Power Apps / Power Automate / Power Virtual Agents / Power BI と Power…

Backstage導入効果がわかる事例一覧

…h America platformcon.com カイゼンマインド「TOYOTA Way」でPlatform Engineeringに取り組んでいるとのこと。 開発者ポータルとしてBackstageを活用しております。開発者ポータルやそこで提供されるツール・情報等を含め、Platform Engineeringの成果として 2年間で1000万ドルのコスト削減 数百あるチームにおいてそれぞれ8週間の開発時間が短縮 と大きな効果があったことが報告されています。 Adobe pl…

Platform Teamの活動は高い効果が期待できる

…果 最近あらためて、PlatformCon 2023のビデオをいくつか見る機会がありました。そちらでPlatform Teamを導入し、改善を行った際の効果が語られていたのでご紹介します。 まずは Toyota Motor North America。 platformcon.com 「Toyota way」でカイゼンを行うPlatform Engineeringという事例です。 このカイゼン活動により、『2年間で1千万ドルの削減』という効果があったそうです。 もう1つがAd…

【Team Topologies】 どのチームに注力すべきかを決める

注力すべきチーム/サービス/プラットフォームはどこですか? Team Topologies を使って、Stream aligned teamやPlatform group などの役割や分割方法、コミュニケーション(Interaction)方法などについては書籍でもしっかり説明されていると思います。また、ネット上でも様々な情報が出ており、なんとなく理解している部分はあると思います。 では、いくつもあるチームのどこに一番注力していけばよいのでしょうか? またはあまり注力しなくてよ…

PlatformCon 2023 RecapというテーマでPlatform Engineering Meetup #3で登壇しました

…eetup #3で「PlatformCon 2023 Recap」というテーマで登壇しました。 platformengineering.connpass.com 資料をこちらでも公開させていただきます。 さて、今回のMeetupは 2つのPlatformCon 2023 Recapとともに「CNCF Platform White Paper」も紹介されました。 tag-app-delivery.cncf.io 興味深いのはCNCFのホワイトペーパーとPlatformConの内…

【Team Topologies】チームの認知負荷を定量化する

… KubeConでもPlatformConでも、現在のITシーンではこの認知負荷(Cognitive Load)という言葉が様々なところで登場します。それだけ一般化した証拠でもありますが、別の見方をすればそれだけちゃんと見極めなければならないものでもあります。 認知負荷とは何か?といったところは以前の以下の投稿で基本的なところを説明しています。 techblog.ap-com.co.jp あらためて簡単にまとめると認知負荷とは以下のような定義です。 Cognitive loa…

【PlatformCon 2023】インフラ運用の未来はプラットフォームチーム?

…事業部の吉川です。 PlatformCon 2023 の気になるセッションを取り上げるシリーズ、今回は「The future of Ops is platform engineering」というセッションをご紹介します。 platformcon.com www.youtube.com DevOpsは死んでいない、しかし… 本セッション冒頭では、昨年より界隈を騒がせている「DevOpsは死んだ?」というミームを取り上げ、「最悪のクリックベイト(釣りタイトル)マーケティング」と一…

【PlatformCon 2023】大規模組織が如何にしてdeveloper portalを始めたか

PlatformCon 2023のオンライン開催もそろそろ終了の時間となってきました。 ビデオそのものは引き続き公開されると思いますが、まとめての投稿はこれが最後になると思います。 最後に選んだセッションは「How to implement a developer platform in an organization with hundreds of existing services」です。 platformcon.com どういったことを解決したかったのか 多数のチーム…

【PlatformCon 2023】IaCコード/環境はこうあるべきだ!!

PlatformCon 2023セッション紹介。今回はIaCについて。「How Infrastructure as Code should feel」 platformcon.com アプリケーションの開発の場合、様々な体験・知見から「こうあるべきだ」というのは数多く言われています。では同じようなものであるIaCではいかがでしょうか。私自身、「これはどうなんだろ?」「どういう状態になっていればいいのかな」と考えることがありました。 そうした中でこのセッションを見た時に「これは…

【PlatformCon 2023】Platform teamの投資判断指標

…t visible platformcon.com ROIのマッピング ソフトウェアプロダクトのROIは概ね以下のようなものを意識すると思います。 ■ Predictability Cost / Revenue ( Cashflow / Burn Rate) Accuracy (Forecasting vs Actual) Value (Investment vs Return) ■ Speed Time to Market (Deliver to Consumer) Tim…

【PlatformCon 2023】この事例はぜひ参考にしたい! How to enable platform engineering

PlatformCon 2023 Day2。 Day2といってもDay1 / Day2 の各セッションは初日の日本時間 17:00 に公開されているので厳密に2日目のセッションというものではないのですが、一応Day 2の「Stories」トラックのものをご紹介したいと思います。 タイトルは「How to enable platform engineering」 platformcon.com 内容 体制 発表者の組織では 「Enablement」と「Platform Engi…

【PlatformCon 2023】 Team Topologies的に見るThe future of platform

PlatformCon 2022の「Platfomr as a Product」に続き、Team Topologies共著者のManuel Paisのセッション「Beyond engineering: Thefuture of platforms」がありましたのでご紹介します。 platformcon.com Team Topologiesはこのブログでも何度も取り上げているテーマですが、Platform Engineeringを考える上でとても重要な要素です。 セッション …

【PlatformCon 2023】Kubernetes アクセス管理の認知負荷を下げる Paralus の紹介

…埜下です。 今回は、PlatformCon 2023 の「Enable secure self-service access to Kubernetes clusters with Paralus」というセッションで紹介されている Kubernetes クラスタのアクセス管理で起こる認知負荷と、それを改善する Paralus というツールについて紹介します。 platformcon.com Kubernetes クラスタのアクセス管理による認知負荷 ここでは、Kubernet…

【PlatformCon 2023】Platform Team事例紹介

PlatformCon 2023では様々な適用事例が紹介されています。今回はその中から2つをご紹介。 Case 1 : How we scaled DevOps 10x with platform engineering platformcon.com 100人程度の組織で、インフラ担当は3名。10人程度のBackendチームをDevOpsチームに転換。「You build it you own it!」を実践。そして・・・オンボーディングを他の人に試みたそうですが失敗しまし…

【PlatformCon 2023】リファレンスアーキテクチャから見るPlatform Engineering

…事業部の吉川です。 PlatformCon 2023 の気になるセッションを取り上げるブログとして、私からは 「Platform as Code: Simplifying developer platform design with reference architectures」 というセッションを取り上げたいと思います。 platformcon.com セッション概要 このセッションは、現代の複雑になりすぎた環境とそれに伴う認知負荷の向上に対する解決策を、具体的なリファレ…

【PlatformCon 2023】FAQ: Platform TeamとCCoEは何が違うの?

PlatformCon 2023。今回ご紹介するのは「Platform teams or center of cloud excellence? Differences, overlaps, and a look forward」 platformcon.com Platform TeamとCCoEって何が違うの?まさによく聞かれる質問ではないでしょうか。私も気になりした!! ということでセッションからその内容をピックアップ Platform TeamがCCoEに対して同じと…

【PlatformCon 2023】大規模環境でのKubernetes運用課題と解決法

…ンをご紹介します。 platformcon.com スピーカーの方の会社では、独自に開発したInternal Developer Platforms(以降IDP) ORIONで、ユーザの要望に合わせたオンデマンド環境を払い出せるようにしているそうです。 180以上のマイクロサービス、16000ものPodと13000ものHelmリリースがデプロイされており、現状IDPであるORIONでは150を超えるオンデマンド環境を管理しているそうです(!!!!) それらオンデマンド環境は単…

【PlatformCon 2023】Platform Engineeringの最終ゴールのイメージ

PlatformCon 2023セッションブログ。今回は、これがPlatform Engineeringの最終ゴールなのかな、と感じたデモがあったセッションを2つご紹介します。 Platform as Code: Simplifying developer platform designs with refernce architectures. 最初はこちら。Platform Engineeringで標準化をする意義とそれをセルフサービスで提供するイメージです。 ここではシ…

【PlatformCon 2023】標準化とセキュリティは相性がよいという話

PlatformCon 2023、今回は「Standardization and security, a perfect match」というセッションをご紹介します。 platformcon.com いきなりですが感想 こちらのセッション、非常に興味深い・面白い内容でした。なんとなくわかっていた部分ではありますが、あらためて言われると「確かにそうだようなー」という内容でした。 標準化の必要性 プログラミング言語や実行環境、各種ツールなどを見ると、今は本当に多種多様な選択肢があ…

【PlatformCon 2023】Platform engineeringのBusiness value

…neering」。 platformcon.com 重要性はわかるんだけど、そのビジネス価値をステークホルダーと会話するというのは確かに難しそうですね。 The Garntner Enterprise Value Equation 本セッションはGartnerの方で、Gartnerの「The Garntner Enterprise Value Equation」というモデルを使って、Business Valueについてどのように会話していくかといったことを紹介しています。 こ…

【PlatformCon 2023】Backstage does not an internal platform make!

…ならないでしょう。 platformcon.com セッションの内容 「Platform」の目的 Platformを用意し、利用する目的は コストの削減 リリーススピードの高速化 リスクの低減 といったものになるかと思います。これに対して課題となるのが ラーニングカーブ 各種モジュール等の更新 セキュリティ 利害関係者 スキルギャップ 認知付加 といったものがあげられます。 こうしたことを解決するのがPlatform Engineeringで、注目を浴びているのが「Backs…

「DevOpsは死んだ?」はメーカーのポジショントークか?

…や今年(2023)のPlatformConにおいても、Team Topologiesの著者のManuel Paisさんが連続で登壇されるなど、今でもプラットフォームエンジニアリング界隈と近い関係性にあることが見られます。 2021年 Technology RadarにおいてAdoptに 前述したThoughtWorks社のTechnology Radarにおいて、プラットフォームエンジニアリングは「Adopt」すなわち、「プロジェクトで役に立つのであれば採用して良い段階(4段…