キーノートセッション1日目の紹介記事でも触れていますが、MicrosftのJorge Palma氏が二酸化炭素排出量をスケーリングの決定要素にする取り組みを紹介しています。
この実装はたしか KubeCon NA 2022 DetroitでもKEDAのセッションで紹介されていました。最初に機能を聞いたときは「??」な気分でした。しかし、今回のKubeCon EU 2023 Amsterdamのキーノートでサステナビリティという観点から紹介されてとても納得しました。
ソフトウェア/IT開発者や利用者もサステナビリティを意識しなければなりません。Cloud利用で一番影響がありそうな二酸化炭素排出量をベースにスケール可否を決めるというのはサービス提供者の責任で行わなければならない時代になってると考えれば必須の機能なんだなと思います。
この他Azureでの取り組みが以下のページでも紹介されています。
また、Green Software Principlesというものも紹介されていました。
KubeConのキーノートでサステナビリティについて紹介されるということは、それだけ時代の要請があるのだと思います。 これを機会にサステナビリティについて考えてみるのも良いかもしれませんね。