APC 技術ブログ

株式会社エーピーコミュニケーションズの技術ブログです。

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JAWS-UG 新潟に参加してきました!

はじめに

こんにちは、クラウド事業部の鈴木です。

8月5日に開催されたJAWS-UG 新潟#14に参加してきました!

jawsug-niigata.connpass.com

私自身、AWSに携わってから1年弱が経ち、社外の方とコミュニケーションをとってみたい、LTも経験してみたいと思ったことが参加のきっかけでした。

出張もLTも入社してから初めての経験で、最初は不安に感じていた部分もありましたが、参加者の方との交流の幅が広がりとても有意義な経験となりました!

会場について

新潟にはスノボーや観光で訪れたことはあったのですが、夏に来るのは初。

勝手に雪国という印象から「関東よりは涼しいだろ」とタカをくくってたのですが、降り立った瞬間の猛烈な日差し。。。!

関東と変わらないレベルで暑かったです。。。(若干湿度は低い印象でした)

駅前からバスに乗り、「古町」停留所から歩いて会場に到着。

今回の会場はPrototype Cafeさん。

勝手にカフェのような空間を想像していたのですが、技術者向けのオープンスペースらしく、会場にはたくさんの技術書なども置かれていました。

www.prototype-cafe.space

ハンズオンについて

今回のイベントはハンズオンがメインで、その後LTを行うという形式でした。

今回のハンズオンのテーマは主に以下の3つでした。

  1. AWSアカウント作成&設定
  2. Lightsailでwordpressをデプロイ
  3. App Runnerでアプリケーションをデプロイ

資料はこちら↓ github.com

初心者向けのハンズオンということもあり、AWSアカウントの作成の仕方から丁寧にレクチャーいただきました。

既にAWSアカウントは持っていたのですが、アカウント作成後に設定すべき項目を改めて見直すことができました。

Lightsailのハンズオンはwordpressをデプロイするという内容でしたが、ほぼワンクリックでデプロイまでできるので、参加者の皆さんも特に躓くことなく完了していました。

EC2にwordpressをデプロイする場合は必要なパッケージのインストールやDBの接続設定などもあり、躓くポイントもあるのですが、「これなら失敗のしようがない!」というほど簡単にできてしまうので、初心者の方は一度試してみることをおすすめします!

App Runnerのハンズオンでは以下の2パターンでアプリケーションをデプロイしました。

  1. Github上のソースコードを直接App Runnerにデプロイ
  2. Cloud9上で作成したdockerイメージをApp Runnerにデプロイ

2.のパターンは予習していて、「App Runner便利やー」と思っていたのですが、1のパターンは直接ソースコードをデプロイできるので、より手順が少なくデプロイまでの時間を短縮できると感じました。

ただ、1.のパターンではAppRunner上のランタイムとの依存関係でソースコードが動作しないケースもあるので、そのような場合は2.のパターンを選択する必要があるとのことでした。

ハンズオンの様子

事前に予習していたこともあり、LightsailとApp Runnerについての理解を深める良い機会となりました。

運営者の笠原さん、ハンズオン資料の準備ありがとうございました!

LTについて

ハンズオン後は私を含めた3名によるLTが行われました。

今回LTが初めてで、参加するまでは不安な気持ちもあったのですが、会場のアットホームな雰囲気もあり、登壇時はそれほど緊張することなく話すことができました。

LTの様子

私の登壇テーマはLightsailとApp Runnerの便利さを検証してみたです。

今回のハンズオンでは扱わなかった、外部DBへの接続やドメインを取得し、HTTPSでデプロイしたアプリにアクセスする具体的な手順であったり、

各サービスをどのようなケースで使用するかを比較した内容をお話させていただきました。

個人的にはデプロイするアプリを作成することにもチャレンジができたり、触ったことのないサービスを使ってみるなど、楽しみながら取り組むことができました。

speakerdeck.com

私の他の2名の方の登壇内容についても簡単にご紹介します。

App Runner → ECS,EKSへのネクストステップ

App Runnerは便利である一方で、セキュリティ面での制約があるなど、機能が限定的である部分もあります。

App Runnerではできないこと、ECS・EKSではできることを整理し、どのようにApp RunnerとECS・EKSを使い分けるか、

実際のサービスではどのようなステップで導入していくのが良いかをお話いただきました。

実際に私も次のステップとして、ECSでアプリをデプロイしてみたいと思っていたので、非常に参考になりました。

AWSの地域ユーザーコミュニティを紹介します

アマゾンジャパンの沼口さんによる登壇。

JAWS-UGの地域ユーザーコミュニティや専門支部についてご紹介いただきました。

コミュニティの数の多さにもですが、2023年上半期のJAWS-UG 新潟の勉強会回数が全国で2位ということに驚きました。

まだ比較的新しいコミュニティにも関わらず、運営者の方々の熱意を感じました。

また、このようなコミュニティへの参加で得られる弱い繋がりがエンジニアとして成長していくには重要であることも理解しました。

イベント後の懇親会

イベントが終わった後はそのまま会場で懇親会へ。

今回の参加者はITエンジニア以外にも地域事業会社の方も参加しており、企業が抱えている地方ならではの課題や新潟に対する熱い想いなど、貴重なお話を聴かせていただくことができました。

上にも書いた弱い繋がりを実感できました。

また、手のひらネットワーク機器の会社ということを話題に出すとやはり受けがよく、「欲しかったけど買えなかった」「また販売してほしい!」というお言葉を頂きました。

恐るべし手のひらネットワーク機器。。。!

帰りには懇親会の中でおすすめされた新潟のお酒を購入しました。

北雪酒造の北雪と今代司の甘酒

どちらのお酒も大変美味しく、新潟のお酒のレベルの高さを改めて実感しました。

甘酒は子供が大変気に入ったのか、半分以上飲まれてしまいました(笑)

おわりに

今回初めてのオフラインでのイベント参加+LT登壇という経験をして、

LTネタを考える、資料を作るといった自分の成長に繋がることに加えて、様々な方との関係を築けるといった意味でも参加して良かったと感じました。

エンジニアとして働いていると「現場がすべて」という感覚になってしまうこともあるのですが、視野を広げる良い機会になったと思います。

ぜひまたこのようなコミュニティイベントに参加したいと思います!(できればオフラインで!)

運営者の笠原さん、参加者の皆様ありがとうございました!


APCはAWSセレクトティアサービスパートナー認定を受けております。

その中で私達クラウド事業部はAWSなどのクラウド技術を活用したSI/SESのご支援をしております。

https://www.ap-com.co.jp/service/utilize-aws/

また、一緒に働いていただける仲間も募集中です!
今年もまだまだ組織規模拡大中なので、ご興味持っていただけましたらぜひお声がけください。

www.ap-com.co.jp

本記事の投稿者: 鈴木
AWSをメインにインフラ系のご支援を担当しています。