はじめに
こんにちは、ACS事業部の東出です。
弊事業部主管で、2023/9/29付でオーティファイ株式会社様とパートナー契約を締結させて頂き、ソフトウェアテスト自動化ソリューションのAutifyの取扱を開始いたしました。
当面、以下の間隔でAutifyに関する技術ブログの連載を通じて、Autifyの魅力などをお伝えいたします。
ご興味のある方はぜひご覧ください。
- 毎週月曜日に投稿予定
- 期間は一旦2023/12/18まで(それ以降も継続的に投稿は予定しています)
第一回目である今回は、なぜ私共がAutifyの取扱を決めたか、その背景や意図、今後の展開イメージなどについてご紹介いたします。
Autifyとは
Autifyとは、ノーコードで誰でも簡単にE2Eテストの自動化が実現できて、かつ、AIがテストシナリオの自動メンテまでやってくれる、ええ感じのE2Eテスト自動化ソリューションです。
もう少し詳しい概要は、第二回でご紹介予定ですので、そちらをお楽しみください。
なぜAutifyを取り扱おうと思ったか
1.元々、自分たちの業務においてE2Eテストの負荷が課題で、自動化を検討していた
私の部署では、以下のようなSIサービスを提供しています。
だいたいリリース頻度は2週間~1ヶ月で、その度に弊社・お客様双方でE2Eレベルの動作テストをおこなっています。 その負荷がやはりしんどめなのと、もっとサイクルを早くするためには、E2Eテストの自動化が必須だと考えていました。
勿論、既に世の中にはSeleniumだったり、それをラップしたようなマネージドサービスみたいなものも複数存在していましたので、時間のある時に検証等おこなっていました。
そんな中、ふとした出会いでAutifyを知ることになりました。
2.とにかく機能がイケてた
初めてデモを拝見させていただいた時に、いいなと思った機能はいくつもあったのですが、特にAIがUIの変更を検知してテストシナリオが簡単にメンテできるという機能に惚れ込みました。
私共が提供しているアジャイルSIサービスでは、ざっくり7割程度がUIの変更になります。
そのため、UIの変化に合わせて簡単にテストシナリオをメンテできる、この機能に惚れ込みました。
デモ中に、思わず「うわ、すっげぇ、、、イケメン機能」なんて言ってたような気がします。
Seleniumやその他のマネージドサービス系ソリューションも検討していたのですが、UI変更に合わせてテストシナリオ・スクリプトの修正が必要で、メンテナンスできる自身がなかったので、この点がかなりイケメンでした。
3.内製化支援のためのソリューションとして、親和性が高いと考えた
私共は、クラウドネイティブなシステム開発やDXの推進にあたって、内製化支援を提供しております。 特にアジャイル開発で高速にリリースを重ねていくようなことを目指していく際に、先に述べた自分たちも課題認識したとおり、E2Eテストの負担がネックになります。 そこを突破するためのソリューションとして、Autifyは最適だと考えました。
4.Platform Engineeringの考えに合ったソリューション
私共は、昨今話題になってきている、Platform Engineeringの推進に取り組んでおります。
E2Eテストの負荷の課題は、まさに開発者体験に直結する課題で、それらを解決し、DevOpsをうまくやっていきにするために必要なソリューションだと考えました。
今後の展開(今考えてること)
当面の展開としては、プレスリリースにもございます以下を進めていきます。
- プロダクト開発におけるテストプロセスに課題をお持ちのお客様に向けて、Autifyを活用したEnd to End(E2E)テスト自動化の導入支援、および内製化に向けたご支援の提供
- 既に提供中の「共創型アジャイルSIサービス」におけるCI/CD/CT(継続的テスト)のプラットフォームとして活用することで、サービスの価値向上→お客様のプロダクト価値の最大化を目指す
また、弊社はGitHubパートナーでもあり、GitHub Enterpriseを軸としたDevOps導入支援サービスもおこなっております。それら既存サービスとのシナジーによる、DevOps全体におけるご支援も進めてまいります。
次回予告
第二回目の連載では、Autifyの機能概要をざっくりご紹介する予定です。
本ブログをご覧頂いた方におかれましては、ぜひ次回以降も見て頂ければ嬉しいです。
※各機能のポイントについては第三回目以降でご紹介予定です。
(2023/12/5 Update)オーティファイ様との合同Webinerのお知らせ
12/19(火)にオーティファイ様と合同で、「アジャイル開発を通じてプロダクトを成功に導くためのCI/CD/CT戦略」というタイトルで無料Webinerを開催させて頂きます。
ご興味のある方はぜひ以下のお申し込みページより登録頂ければと思います!
ACS事業部のご紹介
私達ACS事業部はAzure・AKSなどのクラウドネイティブ技術を活用した内製化やGitHub Enterpriseの導入のご支援をしております。
www.ap-com.co.jp
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また、一緒に働いていただける仲間も募集中です!
今年もまだまだ組織規模拡大中なので、ご興味持っていただけましたらぜひお声がけください。
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