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株式会社エーピーコミュニケーションズの技術ブログです。

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AWS Certified Machine Learning - Specialty(MLS-C01)に合格できました。

はじめに

こんにちは、あるいはこんばんは、クラウド事業部の原田です。
今回はAWS Certified Machine Learning - Specialtyに合格しましたので情報や所感等を共有させていただこうと思います。
Specialtyは月初に受けたDASに続いて5つ目になります。
DAS / DBS / ANS / SCS

点数

859/1000
いつもは800~850の間で落ち着くことが多いですが、今回はしっかり理解できた...のではなく、
2択まで絞った上でたまたま正解拾ってたパターンが多い(上振れした)印象です。

勉強時間

約3週間、平日は30分~1時間+休日3~4時間 合計40時間程
AWSでは(毎度のことながら)未経験。SageMaker触ったことないです。
Azure Machine Learningは業務で使ったことがあり、プライベート化やデータレイクとの接続の経験はありますが、
モデルの作成、トレーニングは別部隊が担当していたのでノータッチでした。
DP-100(Azure Data Scientist Associate)は取得済みです。

教材

基本はいつも通りSkillBuilderでExamReadiness+PracticeTest ⇒ Web問題集(Cloud License)

1. AWS Skill Builder(Exam Readiness)
Exam Readiness: AWS Certified Machine Learning - Specialty (Japanese) (Na) 日本語実写版

いつもの。あくまで「試験準備」なので細かいサービスについての説明等はないが、概要について抑えるのにはやはりベストでは。
特に今回のMachineLearningSpecialty(日本語版)は基本的に動画ベースかつ速度調整も可能なうえ、
追加で各分野毎、および最後に包括的な分野での模擬問題もありとても使いやすく、自分がどの分野が苦手かを把握するのに活かせます。

2. AWS Skill Builder(Official Practice Question Set)
AWS Certified Machine Learning - Specialty Official Practice Question Set (MLS-C01 - Japanese)
ExamReadiness -> Practice Question Set の流れは定番ですがやはりおススメ。

Exam Readinessを見るのにAWS Skill Builderに入った流れで登録。
無料でできるようになった公式問題集となっており、
解説もありながら全20問とボリュームが抑えめで気軽に手を出しやすいです。

3. Cloud License-MLS
引き続き利用しているWeb問題集。名前がTech StockからCloud Licenseに代わりましたが内容に差はなさそう。
受講時点でMLSは#35まで(=245問)。
設問毎に毎回解説がついているのと、1セクション7問という量が隙間時間にちょっとやるのに良いです。

3周程やって模擬試験モードで9割弱取れるようになってから本番に挑みました。

4. その他
というかMLSで一番苦戦したのがある意味ココ
MLSの試験を分野別にみると、モデリングが36%、次点の探索的データ分析が24%となっています。
これが厄介で、この2分野はAWSのサービス知識だけに留まらず、機械学習の処理に対する知識を問われる割合が高いです。
AWSの機械学習のアルゴリズムチートシートは見つからなかったので(知ってる方いたら教えてください!)
どんなアルゴリズムが求められるのか、Azureやscikit-learnのアルゴリズムチートシート等も参考になると思います。(どちらも英語資料ですが...)
Azure / 機械学習アルゴリズム チート シート learn.microsoft.com scikit-learn / Choosing the right estimator scikit-learn.org

残りはデータエンジニアリング、機械学習の実装とその運用、が各20%なので、 通常のAWS試験通りBlackBeltとかである程度確認できます。

試験の感想

AWS試験でよくある65問で180分のパターンです。
設問や回答の文章量はそんなに多くない...どころか、Specialty試験の中では少な目で
SAP > ANS > DAS = DBS = SCS > MLS > SOA >= SAA ぐらいの印象を受けました。

1時間程で1周してから、その後軽く見直し等を行って、最終的に90分程残して終了。こちらも時間的な余裕はある方だと思います。

まとめ

AWSのサービスについての理解より、機械学習についての知識に苦戦しました。
その分機械学習で何が求められるのか、をより具体的に理解することができたのが最大の収穫です。
未経験、微経験の場合、一部前提や被っている範囲があるので(DBS⇒)DAS⇒MLS の流れで勉強すると捗ると思います。

[2023/11/01追記]
AWS Certified Data Analytics - Specialtyは2024/4/9に廃止になるみたいです。
DAS廃止後はAWS Certified Data Engineer - Associate
Kinesisストリームでのデータ変換とか扱いそうなので、DEA⇒MLSの流れが推奨になりそうです。
DASは取得から3年有効&廃止までまだ5カ月あるので、今のうちにDAS⇒MLSで取得しちゃうのもおススメですよ!

おわりに

私達クラウド事業部はAWSなどのクラウド技術を活用したSI/SESのご支援をしております。

https://www.ap-com.co.jp/service/utilize-aws/

また、一緒に働いていただける仲間も募集中です!
今年もまだまだ組織規模拡大中なので、ご興味持っていただけましたらぜひお声がけください。

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本記事の投稿者: e_harada
普段はAzureをメインにインフラ系のご支援を担当しています。
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