Databricksノートブックでプロのように開発するための新機能とその使い方
GLB事業部Global Engineering部 ヨハンです。
今回は、データ&AIの世界で話題のDatabricksノートブックについて、その新機能と使い方をご紹介します。この記事は全2部構成の第2部となります。前回は、Databricks Lakehouseがデータ駆動型企業になるための解決策を提供し、Databricksノートブックがその中心的な役割を果たすことを解説しました。今回は、そのDatabricksノートブックがどのように進化し、より使いやすく、効率的な開発環境となったのかを詳しく見ていきましょう。
Databricksノートブックでプロのように開発するための新機能
まずは、Databricksノートブックの新機能について見ていきましょう。
ナビゲーション統合の進化
Databricksノートブックのナビゲーション統合が進化しました。これまでのパーソナスイッチャーが排除され、左側のパネルが全機能を提供するようになりました。これにより、ユーザーはノートブックに集中し、タスクに取り組むことが可能になりました。
一つの場所で全てにアクセス
新しいDatabricksノートブックでは、SQL、データエンジニアリング、機械学習の機能を一つの場所でアクセスできるようになりました。これにより、ユーザーは必要な機能をすぐに見つけることができ、作業の効率が大幅に向上します。
最近のセクションと人気のセクション
また、最近のセクションや人気のセクションが追加され、ユーザーがファイルやデータアセットを閲覧できるようになりました。これにより、ユーザーは自分が最近使用したファイルや、他のユーザーが頻繁に使用しているファイルをすぐに見つけることができます。 これらの新機能により、Databricksノートブックはより使いやすく、効率的な開発環境となりました。これからもDatabricksノートブックの進化にご期待ください。
プロのようにDatabricksノートブックを使いこなす
次に、Databricksノートブックの使い方について見ていきましょう。
新たなデータグリッドの開発
まずは、タブラー結果を表示するための新しいデータグリッドの開発についてです。以下のような改善が挙げられます。
エクスポート機能
列値の詳細を見る機能
大規模な結果に対するパフォーマンスの改善
これらの機能により、データの視覚化や分析がより容易になります。特に大規模なデータに対するパフォーマンスの改善は、大量のデータを扱う際のストレスを軽減します。
コーディング環境のユーザーエクスペリエンスの改善
次に、コーディング環境のユーザーエクスペリエンスの改善についてです。時間の経過に似たトレンドの分析から始まり、コードのバグを特定し修正し、正確なトレンドラインを得ることが可能になります。これにより、コードのデバッグや改善がより効率的に行えます。
NDS Bridgeの機能と改善
最後に、NDS Bridgeの機能と改善についてです。NDS Bridgeは、コードモジュールをノートブックにアクセスし、インポートするためのツールです。また、利用可能なすべてのテーブルを表示するスキーマブラウザについても触れています。これにより、データの管理や操作がより容易になります。 以上、Databricksノートブックの開発についての講演の内容をまとめました。これらの機能や改善により、Databricksノートブックはより使いやすく、効率的な開発環境となっています。これからもDatabricksノートブックの進化にご期待ください。
まとめ
今回は、Databricksノートブックの新機能とその使い方についてご紹介しました。これらの新機能により、Databricksノートブックはより使いやすく、効率的な開発環境となりました。これからもDatabricksノートブックの進化にご期待ください。次回は、Databricksノートブックのさらなる進化についてご紹介します。
おわりに
現地でのDAISに参加しているメンバーからの報告をもとに、セッションの内容を解説しました。 DAIS期間中では、セッションに関する記事を以下の特設サイトに順次上げていきますので、見ていただけると幸いです。
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