2023年2月 Kuberentes向けバックアップサービス「CloudCasa」の販売・導入支援を発表させていただきました。また、その始め方が如何に簡単かもご紹介させていただきました。
そんなCloudCasaの新しいサービスが発表されました。
ClodCasaはKubeCon + CloudNativeCon EU 2023にもスポンサードしSolution Showcaseでもブースを出していますので、現地で直接このサービスについて話す機会を持たせていただきました。(CEO/COOをはじめ皆さんが暖かく迎えてくれました)
CloudCasa for Velero のご紹介
ご存知の方も多いかと思いますが、VeleroはKubernetes向けBackupとRestoreのオープンソースプロジェクトです。世界的にも利用者が多いプロジェクトです。
このVeleroをご利用の方で以下のような課題を持っている方に最適なのが CloudCasa for Velero です。
- 複数のクラスタ環境のバックアップを行っている
- Velero オペレーションの管理を必要としている
- UIを通じた中央集権型バックアップモニタリングを必要としている
- Veleroのより高度なサポートを必要としている
Veleroはとても優れたバックアップサービスです。しかし、上記で挙げたようなことが不足していると感じているユーザー様が多いということで、これまで培われたCloudCasaの管理機能・管理UIをVeleroでも利用できるようにしたのがご紹介している CloudCasa for Veleroになります。
そして、もう1つ大きな利点があります。それは従来のCloudCasaのサービスと、for Veleroのサービスは同じUIで操作可能です。 既存のVeleroでバックアップしているクラスタはそのままで、新規のクラスタについてはCloudCasaのサービスを利用するといったことも可能です。
Velero単体とCloudCasa for Veleroを導入したときの機能差異は次のようになります。
なお、CloudCasaの利点はなんといっても導入の簡便さ、そしてBackup先がCloudCasa管理のStorageとなることです。特にStorageについてはデータ保護の観点からも見逃せない部分です。こうした観点からも新しいクラスタのバックアップについてはCloudCasaをご利用いただくことをお薦めいたします。
その他、機能の違いについては下記のページをご参照ください。
ちなみに、今回のKubeCon + CloudNativeCon EU 2023の期間中に数多くの方がブースに来場し、サービスについての話をしたそうです。皆さんそうした対応でお忙しいようでなかなかブースを訪れることができないくらい、いつも人が集まっていた状態でした。それくらいに注目されていたと思います。
弊社でもCloudCasaの販売と導入支援を行っています。 その他Azure/AKSなどのクラウドネイティブ技術を活用したシステム内製化のご支援を行っております。 CloudCasaやその他クラウドネイティブのシステム開発・運用に興味をお持ちいただけましたらぜひお声がけください。