ACS事業部の谷合です。
今回はKubernetesクラスタを作成する際にお世話になった方も多いであろう、
Kubeadmについてのセッションを紹介します。
Be simple Be extensible
Kubeadmのスコープだそうです。
シンプルであり、拡張性も損なわないことは技術者として私も目指していきたい...
最新の動向
- Renaming the "node-role.kubernetes.io/master" Node
masterからcontrol-planeに変更されました。 - KEP-2568: Run control-plane as non-root in kubeadm.
github.com
→ kubeletでもUser Namespaceを使ったrootlessなPodの実装がSIG-Nodeで進められています。
これが完了してから、 kubeadmでも使用できるようにするそうです。
ロードマップ
add UpgradeConfiguration/ResetConfiguration API types github.com
Kubeadm Operator kubeadmを使ったクラスタのUpgradeが自動化できるかもしれません!
正直クラスタのUpgradeは面倒で大変なので、これは嬉しい! github.com github.com こんな感じでCRを定義することで、自動Upgradeできるようです。
apiVersion: operator.kubeadm.x-k8s.io/v1alpha1 kind: Operation metadata: name: upgrade-v1.24.1 spec: executionMode: Auto upgrade: kubernetesVersion: v1.24.1 local: false
さいごに
Kubeadm Operatorが衝撃でした。これがリリースされれば、少し運用負荷が下がるのではないでしょうか?
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