こんにちは、ACS事業部の谷合です。
この記事ではSIG-Storageの最新動向について記載します。
SIG-Storageの紹介
以下のslackチャネルがあるようです。
- #sig-storage
- #csi
- #sig-storage-cosi
- #csi-windows
SIG-Storageでは以下の実装を行っています。
- PVC & PV
- StorageClass & Dynamic Provisioning
- Kubenetes volume plugin
- (SIG-Nodeと協業して)Secret, Configmap, DownwardAPI, Projected and EmptyDir
- CSI
- CSI sidecars
- Container Object Storage Interface(COSI) container-object-storage-interface.github.io
Kubernetes 1.26での功績
- GA
- Deglegate FSGroup to CSI Driver instead of kubelet github.com
- CSI Migration
- Azure FIles
- vSphere
- Beta
- Reconcile Default Storage Class Assingnment kubernetes.io
- Non-graceful Node Shutdown kubernetes.io
Kubernetes 1.27での功績
- Beta
- PVCとPVの新しいアクセスモード
ReadWriteOncePod PersistentVolume access mode: Pod単位での書き込み制限を可能としています。 - SELinux relabeling using mount options kubernetes.io
- Robust VolumeManager reconstruction after kubelet restart github.com
- Auto remove PVCs created by StatefulSet: StatefulSet削除と同時にPVCも削除されるようになります。 github.com
- PVCとPVの新しいアクセスモード
これから
- StatefulSetのvlume拡張ができるようになるようです。
これは待ち望まれている機能ではないでしょうか? github.com
さいごに
SIG-Storageはstatefulなアプリケーションを実現する際に必要な機能の開発を行っています。
KubenetesはさらにStorageの機能拡張がなされていくでしょう。これからもSIG-Storageの仕事に
期待したいと思います。
ACS事業部のご紹介
私達ACS事業部はAzure・AKSなどのクラウドネイティブ技術を活用した内製化のご支援をしております。
www.ap-com.co.jp
また、一緒に働いていただける仲間も募集中です!
今年もまだまだ組織規模拡大中なので、ご興味持っていただけましたらぜひお声がけください。
www.ap-com.co.jp