<はじめに>
新卒1年目でAWS Solution Architect-AssociateとAWS Solution Architect-Professionalの両資格を取得しましたのでその勉強方法と所感をまとめてみました。
<前提・経歴>
◆2年制情報系専門学校卒
◆専門学生時代に取得した資格
・CCNA
・LinuC Level 1-3
◆入社時点におけるクラウドの知識はほとんどなし。
◆入社後、技術研修にてAWSクラウドを少し触る。(EC2、S3、VPC、CloudFrontなど)
<合格までのスケジュール>
2023年4月-6月末 入社・技術研修
2023年7月あたま AWS Solution Architect-Associate 勉強開始
2023年8月半ば AWS Solution Architect-Associate 合格
2023年9月あたま AWS Solution Architect-Professional 勉強開始
2023年10月末 AWS Solution Architect-Professional 合格
<勉強方法>
AWS solution Architect-Associate(以下「SAA」)
⇒ Udemy講座 + Web問題集(Ping-t)
AWS Solution Architect-Professional(以下「SAP」)
⇒ 問題集(AWS公式サンプル問題・参考書など)+ AWS Black Belt
SAAの勉強
SAAの勉強を始めた時点では、
AWSにどのようなサービスが用意されているのか把握していなかったため、
Udemy講座を利用してとにかく多くのサービスを覚えることに注力しました。
以下の講座はAWSサービスを端的かつ網羅的に説明しているのでとても勉強になりました。
上の講座を使用して、ある程度サービスを把握してからWeb問題集を解きました。
使用したWeb問題集はPing-tです。(以下リンク)
Ping-tではSAA問題集が無料で利用できるのと、
問題の説明が詳細で分かりやすいためガンガン利用しました。
Ping-tで模擬試験モードを使用して、明確な根拠をもって回答し、
8割・9割の正答率を安定してとれるようになってから本番に挑みました。
本番試験中は焦る瞬間もあまりなく、
720点合格のところ793点で合格することができました。
(試験後、合格発表までの2日間はどきどきでしたが、、)
SAPの勉強
SAAの受験後すぐにSAPの勉強を始めたため、
SAAレベルのAWSサービスの内容は頭に入っていました。
そのため、最初から問題集を利用して、どんどん問題を解いていきました。
Ping-tにはSAP対応の問題集が用意されていないため、
参考書やWeb問題集、AWS公式が公開しているサンプル問題集などを活用して、
問題に慣れるようにしました。
問題を解く中で、分からないサービスや問題が出てきたら
都度AWS公式リファレンスやYouTube上にアップされたAWS Black Beltなどを利用し、
理解を深めました。
問題と答えのパターンを覚えるのではなく、なぜその選択肢が正しいのか、
なぜその選択肢は間違っているのかを頭の中で説明しながら問題を解いていました。
自分はそれでも不安があったため、
理解度チェックのためにChatGPTに自分が理解している限りのサービスの説明を入力し、
100点満点評価で何点ぐらいの説明かを確認していました。
この良い点としては、以下の2点あります。
① 説明を自分の文章で書くため、アウトプットになる。
② アウトプットした内容が正しいかをチェックすることができる。
ここまでできると本番でも安心かもしれません。
実際に本番試験では、ある程度自信をもって答えることができました。
点数は750点合格のところ794点で合格することができました。
<所感・まとめ>
入社1年目でSAA・SAP両方取得できます。
AWSは常に最新の技術を取り入れて、サービスをアップデートしています。
本当に面白いクラウドサービスです。
社会人1年目のスタートダッシュをこのAWS資格で始めるのはいい選択だと思います。
AWS資格試験に挑戦しようと考える皆様の背中を少しでも押せるような内容になっていれば嬉しいです。