はじめに
こんにちは。クラウド事業部の山田です。
AWS Certified Solutions Architect - Professional に合格できましたので学習方法や所感について記載します。
前提知識
クラウド系の資格として下記2つを取得していますが実務経験はAzure構築のみで、AWSに関しては未経験です。
- AWS Certified Solutions Architect - Associate
- AZ-900: Microsoft Azure Fundamentals
教材
参考書:AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト[プロフェッショナル] 改訂第2版
- 冒頭の用語集に続き独自にカテゴリー分けされた章立てと巻末の模擬問題により、ページ通りに読み進めれば理解できるようになっています。
- 各章の終わりにも用語復習ページと章末問題があり知識の定着を図ることができます。
学習サイト:cloud-license.com
- 実際の試験と同じ形式の模擬問題を解くことができるサイトです。
- 選択肢を選択した瞬間に結果と解説が表示されるためテンポよく学習を進めることができます。
- 間違った設問やお気に入り指定した設問は後で見直しやすくなっています。
勉強の流れ
まずは参考書巻末の模擬テストの内容を軽く確認して冒頭の用語集から模擬テストまで通しました。
なかなか理解できず複数回読み直し、巻末問題も1回目に解けなかった設問を中心に数回解きました。
参考書で手間取ったため学習サイトの模擬問題は半分ほどしか通すことができず、その範囲の間違った設問だけを復習して終わりました。
受験した所感
勉強方法
- Solutions Architect - Associate と比べてかなり用語が増えるため一から勉強することになりました。
- AWSの実務経験があればある程度は飛ばすこともできるかと思います。自分には実務経験が無かったので、AWSの各サービスの役割や特徴についてはオンプレやAzureにおける同様のプロダクトを当てはめてイメージしました。
- 参考書や学習サイトの模擬問題を通しておけば重点的に覚えるべき事項が浮かんでいきます。また出題頻度が低いサービスについても出題される際は毎回同じポイントが問われることが分かるので、深く考えずに即答できると思います。
設問の内容
- 模擬問題で慣れておけば設問の形式に驚くことはないと思います。ただし込み入った状況説明が記載されることは変わらず、ある程度パターンがあるとはいえ前提となるネットワーク構成などをイメージすることに難儀しました。
- それぞれの選択肢にはいくつもの用語が記載されていますが、落ち着いてそれらを抜き出し設問の要件に合う組み合わせを選ぶことになります。
- 模擬問題で問われるよりもサービスの制約に反するような引っ掛けの選択肢は少ないように感じました。
試験時間の長さ
- 試験時間が長いため、学習サイトにて同数の設問を集中して解く練習をすることも必要だったと思います。