目次
はじめに
こんにちは。クラウド事業部の山下です。
転職するにあたり、前職の会社のメールアドレスで登録していたAWS認定アカウントを個人のメールアドレスにマージしました。
2024年1月末をもってAmazonのアカウントを利用して認定アカウントへサインイン(Login with Amazon)が出来なくなったようで、マージ申請までに色々なアカウント作成が必要だったので対応した内容をまとめました。
どんなひとに読んで欲しい
- AWS認定アカウントのメールアドレスを変更したい人
- 複数のAWS認定アカウントを統合したい人
アカウント統合前の状況
- 転職前の勤務先はAWSパートナー
- AWS認定アカウントやSkillBuilderのアカウントなど、基本的にすべて前職の社用メールアドレスで登録していた
- 社用メールアドレスが利用できなくなるので、AWS認定アカウントのアドレスを個人のgmailに変更したい
アカウント統合前の事前準備
アカウント統合でトラブルが起きたときのために、念のため事前に以下の対応を行いました。
- AWS Candidate IDを控えておく
- AWS資格合格証のダウンロード&印刷
マージ手順
①AWS Builder IDの作成
※スクショし忘れたため文字のみの説明です。画面に従ってIDを作成してください。
AWS training and certificationへアクセスし、「サインイン」を押下します。
AWS Builder ID の「Create or Sign in」から、統合したい個人のgmailアドレスで AWS Builder IDを作成します。
AWS Builder ID作成後に、問題なくサインインできることを確認します。
②AWS Training and Certificationのアカウント作成
※スクショし忘れたため文字のみの説明です。画面に従ってアカウントを作成してください。
改めてAWS training and certificationへアクセスし、「サインイン」を押下します。
プロフィール入力画面へ遷移するので、必須項目を入力します。
認定アカウントを新規で作成するページへ遷移するので、必要情報の入力を行い「アカウントの作成」を押下します。
アカウント作成時、更に住所や職種、AWS利用歴等の質問が表示されるので、こちらにも回答します。
③SkillBuilderのアカウント作成
実は①と②の手順を行った後フォームからアカウント統合申請をしたのですが、SkillBuilderのアカウントも同じ個人のgmailアドレスで作成するよう指示があったので作成しました。
https://explore.skillbuilder.aws/learn へアクセスし、「サインイン」を押下します。
AWS Builder ID でのサインインを選択し、作成済みのAWS Builder IDを活用してSkillBuilderアカウントをセットアップします。
④フォームからAWS認定アカウントのサポートへマージ申請
Amazon Web Services Supportからサポートへ認定アカウントのマージ申請ができます。
Inquiry type:Certification、Additional details:Account Mergeを選択します。
Request information欄に以下のような内容を英語で記載します。
- マージしたい理由:〇日に会社を退職するので、個人アドレスのアカウントに統合したい、など。
- マージ元アカウントのメールアドレス(転職前の会社メールアドレス)
- マージ先アカウントのメールアドレス(個人のgmail)
※中学生レベルの英語で十分伝わります。機械翻訳の使用でも問題ないと思います。
⑤サポートからの返答
申請後しばらくすると以下のような確認のメールが届きます。
Please review the information below and then respond with your confirmation. We'll proceed with the account merge after we receive your confirmation.
(Accounts Found)
Account #1
- Training notification email: 前職の社用アドレス
- Login email: 前職の社用アドレス
- Certification notification email: 前職の社用アドレス
- Skill Builder Email: 前職の社用アドレス
Account #2
- Training notification email: マージ先の個人gmailアドレス
- Login email: マージ先の個人gmailアドレス
- Certification notification email: マージ先の個人gmailアドレス
- Skill Builder Email: マージ先の個人gmailアドレス
(Merge Information) I will be merging the above accounts into Account #2.
アカウント統合情報に間違いがないか確認し、改めてアカウントマージ依頼の返信をします。
返信後2-3時間ほどで認定アカウントとSkillBuilderアカウントどちらもマージ完了の旨連絡が来ました。
最後に個人アドレスで認定アカウントへログインして、問題なく資格情報が見れることを確認します。
おまけ
おまけ① Credlyアカウントの統合
私はデジタルバッジのCredlyも前職のメールアドレスでの登録になっていたため、こちらも個人のgmailに統合しました。
こちらのアカウント統合手順は下記公式ページが参考になります。
https://support.credly.com/hc/en-us/articles/360041542572-Video-How-do-I-merge-my-accounts
おまけ② APNアカウントと資格取得情報の共有
APCもAWSパートナーですので、資格情報をAPCのAPNアカウントに紐づけました。
APNアカウントとの紐づけ手順は下記の公式ブログが参考になります。
おわりに
AWS認定アカウントをマージする際に対応した内容をまとめてみました。
どなたかの参考になりましたら幸いです。
お知らせ
APCはAWS Advanced Tier Services(アドバンストティアサービスパートナー)認定を受けております。
その中で私達クラウド事業部はAWSなどのクラウド技術を活用したSI/SESのご支援をしております。
www.ap-com.co.jp
https://www.ap-com.co.jp/service/utilize-aws/
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今年もまだまだ組織規模拡大中なので、ご興味持っていただけましたらぜひお声がけください。