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株式会社エーピーコミュニケーションズの技術ブログです。

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AWS Certified Advanced Networking - Specialty (ANS-C01)合格記

こんにちは、クラウド事業部の松尾です。 2023年8月26日にANS-C01に合格出来たので学習方法など共有したいと思います。 難易度の高い試験だったこともあり、皆さんの学習の参考になれば幸いです。

受験前の知識レベル

  • ネットワークの知識は有り。BGPやルーティングの仕組みは理解している。
  • 数年前にDirectConnectを実務で使用経験有り。(概要は理解)
  • 現在も業務でAWSに触る機会有り。

学習期間

  • 約3週間

DBS-C01の受験後から学習を開始して約3週間後に受験しました。 平均して毎日1時間以上は学習に当てていた気がします。

学習内容

1~6まで一通り実施したのち、問題でよく間違える部分は4のサービス別資料を振り返る形で進めていきました。

学習順 教材 コメント
1 試験ガイド 対象範囲を理解すること。範囲外のサービス名も記載されているので認識しておく。
2 試験問題サンプル 試験の雰囲気と難易度の感触をつかむ。問題数10。
3 要点整理から攻略する『AWS認定 高度なネットワーキング-専門知識』 一読。説明が分かりやすくおすすめ。対応バージョンが古いことを差し引いても図が多く理解しやすい書籍でした。巻末の問題は使いませんでした。問題集は現行バージョン対応のものを使う予定だったためです。
4 AWS サービス別資料 試験ガイドにあるサービスのうち理解出来ていないものから順に見ていきました。主にYouTubeで。
5 TechStock ANS-C01には対応しきれていない記述があったので、最新セクションの#41~#47のみを正答率90%になるまで解きました。(問題数49問)
6 DigitalCloud ここまでの練習問題数に不安があったため追加。英語版な点はChromeの翻訳で対応。こちらも正答率90%を目安に繰り返し解きました。(問題数150問)

試験当日

試験会場で受験。隣の受験者のキーボード音が少し気になった程度で(ラボ試験だった?)特にトラブル無く終了。

制限時間180分ですが、回答に170分、見直しに10分と余裕ゼロでした。

前半8割程度は全ての選択肢に目を通していましたが、後半2割は時間が無く全てを確認することが出来ませんでした。

良かったこと(+)、悪かったこと(-)

+

  • 見直しの時間が無くなる想定で進めたこと。初めから時間が無くなると思い、基本的には見直しをしないことを前提に解いていきました。私は見直す場合、問題を再度読まないと状況を思い出せないので、その時間がもったいないと考えました。

  • TechStock、DigitalCloudと近い問題が数問出題されたような気がします。

-

  • 使ったことのないサービスはサービス別資料を読むだけではなく、あるものはAWS 日本語ハンズオンもやっておけばよかったです。DirectConnectのような接続は個人では試せないと思いますが、使ったことのないサービスはもう少し実際に手を動かしておくことを重視しても良さそうでした。私は特にAWS Network Firewall、Amazon Route 53周りをやっておけばよかったと後悔。

  • 受験時間が遅いと試験結果通知が遅い。これまで10時頃に受験した結果は当日18時過ぎには通知されていたのですが、今回は15時開始だったからか翌日18時過ぎに通知がありました。私は早く結果を知りたかったので丸一日そわそわして過ごしました。

振り返ってみて

AWS Certified Solutions Architect - Professionalも(1年前ですが)取得済だし、元ネットワークエンジニアなのでまあ大丈夫だろうと思っていましたが、全然大丈夫ではありませんでした。(合格ライン750点で、結果は757点でした)

ネットワークの知識はあくまで前提知識の一部であって、必要なのはAWSサービスをいかに理解して組み合わせることが出来るか、がポイントだと改めて実感した試験でした。

おわりに

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