APC 技術ブログ

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DataDogダッシュボードの複製と応用方法について

目次

はじめに

こんにちは、クラウド事業部の清水(駿)です!
パリオリンピックが間もなく開幕となります。
前回の東京大会から3年間空いたのですがサッカーW杯、WBC(野球)があったりとあっという間に来てしまった印象です。
東京大会では野球の準決勝チケットが当選していたのですがコロナの影響で無観客試合となり観戦できず悔しい思いをしました。
そのため生きているうちにオリンピック観戦するという野望を持つことができたのでその時までに健康かつしっかりお金を稼ごうと考えております(^。^)

さて今回はDataDogダッシュボードの複製方法について紹介します。
DataDogのダッシュボードはデザインをカラフルかつスタイリッシュにできたりとなにかと手が込みがちになりますよね。
Terraformなどから作成することもできるのですがDashbordのコードは少し複雑なので記述方式学ぶためにに学習コストがかかってしまったりするのがしんどいかなと思います。。
また、顧客要望&運用状況の変化を受けて常に監視対象も追加削除されていくのでダッシュボードに関しては手動対応もありかなと考えております。

そのため手動でダッシュボードを作成し、新規のダッシュボードが必要になった場合は複製してそれを応用して効率的に作成します。この後に詳しく実例を交えて解説していきます!

こんな方へおすすめの記事です

  • DataDogについて学習されている方
  • DataDogダッシュボード設定されている方
  • 現状の監視方法で満足いっていない方

DataDogのにおけるAWSリソース監視前提条件

・AWSが使用可能な状態であること※サービスを監視するため
・DataDogが使用できる状態であること※監視連携方法はこちらのブログにまとめあり
※DataDog未登録の方は2週間無料、クレジットカード登録不要で使用することができるので試して登録してみてはいかがでしょうか。

AWS使用リソース&DataDog使用コンソール

DataDog
・ダッシュボード

AWS
・EC2(メトリクス取得のため事前作成済)

DataDogダッシュボード複製を試してみた

ダッシュボードの準備

まずは手動でダッシュボードを作成。ダッシュボード名は任意の名前で作成OK
現場で作成済みの方は現在あるものをそのまま使用

ダッシュボードの複製

ダッシュボードを複製していきます!

複製元ダッシュボードの【Configure】をクリック

【Export dashboard json】をクリック
ローカルPCにJsonでダッシュボードがダウンロードされる

Dashboardコンソールに戻り【New Dashboard】をクリック

任意の名前を記入、【New Dashboard】を選択

まっさらな新しいダッシュボードに切り替わることを確認。【Configure】をクリック

【Import dashboard json】をクリック

ローカルPCダウンロードされていたjsonをドロップダウン or ファイルから選択する

Paste dashboard JSON?が表示されるので【Yes, Replace】をクリック

複製できました!

名前も複製元と同じになるので変えてあげましょう!

名前も修正できたのでこれで複製は完了です
複製したものを修正して新規のダッシュボード作成を効率化していきましょう!

現場での経験談

ダッシュボード作成は既存ダッシュボードを複製して新規のダッシュボードに応用していました。
例えば検証環境のダッシュボードを商用環境にコピーしたり、インフラチーム/アプリチームだけの監視したいものなどに活用していました。 Datadog監視設定はTerraformで管理していましたがデザイン/色使いや監視対象が常に変化することを考慮してダッシュボードは手動&複製で対応する方針としました。

おわりに

以上がDataDogダッシュボードの複製方法でした。
手が込みがちのダッシュボードも複製をうまく利用すれば効率的に作成できるのでぜひ試してみてください。
ブログを見てくれた方のお役立ちすることができれば幸いです!

お知らせ

APCはAWS Advanced Tier Services(アドバンストティアサービスパートナー)認定を受けております。

その中で私達クラウド事業部はAWSなどのクラウド技術を活用したSI/SESのご支援をしております。
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https://www.ap-com.co.jp/service/utilize-aws/

また、一緒に働いていただける仲間も募集中です!
今年もまだまだ組織規模拡大中なので、ご興味持っていただけましたらぜひお声がけください。

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本記事の投稿者: gomezshimi
AWSをメインにインフラ系のご支援を担当しています。 Shumpei Shimizu - Credly