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Best Practices for Setting Up Databricks SQL at Enterprise Scale (エンタープライズ規模で Databricks SQL をセットアップするためのベスト プラクティス)

はじめに

​​GLB事業部Global Engineering部 ヨハンです。 ​ 今回は、エンタープライズスケールでDatabricks SQLを活用するためのベストプラクティスについて紹介した講演を視聴しました。この講演では、データウェアハウスの設定において、Databricks SQLを効果的に活用するための方法が解説されています。 ​ 本ブログは全1部構成で、今回が第1部です。ターゲット視聴者は、データ分析やビジネスインテリジェンスに興味のあるビジネスプロフェッショナルや、クラウドベースのデータウェアハウスを探している企業のデータアーキテクトやエンジニア、そしてDatabricks Lakehouseプラットフォームを使用している企業のデータアナリストやエンジニアです。 ​ それでは、さっそくDatabricks SQLの活用方法について見ていきましょう! ​

データの重要性とTPCツールの利用

​ データは現代ビジネスにおいて非常に重要な要素であり、企業はデータを効果的に活用することで競争力を高めることができます。そのためには、データウェアハウスの設定が重要となります。今回の講演では、Databricks SQLを使用したエンタープライズスケールでのデータウェアハウスの設定について、ベストプラクティスが紹介されました。 ​ データウェアハウスの性能を評価するためには、TPC(Transaction Processing Performance Council)が提供するベンチマークツールが役立ちます。これにより、データウェアハウスの性能を客観的に評価することができます。 ​

Databricks SQLの概要と特徴

​ Databricks SQLは、データウェアハウスの設定において優れた性能を発揮するツールです。以下にその主な特徴をまとめます。 ​

  1. 高速なクエリ実行: Databricks SQLは、データウェアハウスに対するクエリの実行速度が非常に速いことが特徴です。これにより、ビジネスユーザーが迅速にデータ分析を行うことができます。

  2. セキュリティ: Databricks SQLは、データのセキュリティを重視して設計されており、企業が安心してデータウェアハウスを運用することができます。

  3. スケーラビリティ: Databricks SQLは、エンタープライズスケールでのデータウェアハウスの設定に対応しており、大量のデータを効率的に処理することができます。

採用企業の事例(Johnson&Johnson、Atlassian、AB Enamro)

​ Databricks SQLは、多くの企業で採用されており、その効果が実証されています。以下に、講演で紹介された採用企業の事例をまとめます。 ​

Johnson&Johnson

​ 医療・製薬業界の大手企業であるJohnson&Johnsonでは、Databricks SQLを使用してデータウェアハウスを設定し、データ分析の効率化を実現しています。これにより、同社は新たなビジネスチャンスを見つけ出すことができ、競争力を高めることができました。 ​

Atlassian

​ ソフトウェア開発ツールを提供するAtlassianでは、Databricks SQLを活用してデータウェアハウスを構築し、顧客データの分析を行っています。これにより、同社は顧客のニーズに応じたサービスの提供が可能となり、顧客満足度を向上させることができました。 ​

AB Enamro

​ 金融業界のAB Enamroでは、Databricks SQLを導入することで、データウェアハウスの設定が効率化され、データ分析のスピードが向上しました。これにより、同社はリアルタイムでのデータ分析が可能となり、より迅速な意思決定ができるようになりました。 ​

まとめ

​ Databricks SQLは、エンタープライズスケールでのデータウェアハウスの設定において優れた性能を発揮するツールであり、多くの企業で採用されています。データの重要性が増す現代ビジネスにおいて、Databricks SQLを活用することで、データウェアハウスの設定を効率化し、競争力を高めることができるでしょう。

おわりに

現地でのDAISに参加しているメンバーからの報告をもとに、セッションの内容を解説しました。 DAIS期間中では、セッションに関する記事を以下の特設サイトに順次上げていきますので、見ていただけると幸いです。

www.ap-com.co.jp

引き続きどうぞよろしくお願いします!