はじめに
システム基盤サービス事業本部 技術開発部 コンテナGの松崎です。
Certified Kubernetes Administrator (CKA)を取得しました。
これから受験される方向けに受験記録を残そうと思います。
自分のバックグラウンド
- インフラエンジニア5年目
- 主な経験業務は、エンタープライズ向けのLinuxシステムの設計/構築/運用
- 自宅のfedora機にてk8s運用を半年ほど運用
受験までのスケジュール
バックグラウンドに記載の通り、自宅でk8sクラスタの構築経験があったため、
Kubernetes-the-hardwayについては目を通すのみにとどめ、
LinuxAcademyの受講を中心に学習しました。
- 2019/3月-4月上旬頃
- 2019/3月上旬-3月中旬: LinuxAcademyの受講
- 2019/3月下旬: ハンズオン作業中心に練習
参考にした書籍・サイト
Web
- Kubernetes Tips: kubectl でマニフェストの雛形を作る
- kubectl explain
※受験期については、英語・中国語のものも含めて一通り目を通しました。
模擬問題
書籍
練習したこと
- 主要なAPIオブジェクトについて、~60秒程度で雛形が作れるようにする
- kubectlの
--dry-run -oyaml
オプションを使って雛形を生成する方法を暗記する- deploymentについては、
--replicas
などのオプションも把握しておく - secretはkubectlで
--from-literal
で値を渡すと自動的にbase64化してくれるので、手で作る場合に比べて早い
- deploymentについては、
- daemonsetについては、deploymentの雛形を少し加工すると作れる。ゼロから書くよりはずっと早い。
- kubectlの
試験中の工夫した点/注意点
- 公式ドキュメントの案内に従い bash completion と alias を有効化する
- ※コマンドの入力速度が飛躍的に早くなる
- 試験の案内にも書かれているが、bashのショートカットのつもりで
Ctrl + w
を押すと
Chromeのショートカットが発動しタブが閉じてしまうので絶対に押さない - 問題の回答状況を、試験サイトに付属のノートパッドにメモする
※難しい問題は後回しにしたいため - tmuxは普段使っていないため、試験でも使用せず(特に不都合は出ませんでした)
まとめ
足掛け1か月程度の勉強基幹で合格できました。
勉強のために一定時間CLIで手を動かし続けたことで、kind: deployment
などの雛形が作りたい時にさっと作れるようになるなど、全体的に手が早く動くようになりました。が基本的なオペレーションを学ぶという意味では良い試験だと思います。