APC 技術ブログ

株式会社エーピーコミュニケーションズの技術ブログです。

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ACS の検索結果:

【KubeCon 2025 London】Feature Flagで高頻度のリリースを実現する

… 皆さんこんにちは。ACS事業部 亀崎です。 2025年4月1日〜4日に行われたKubeCon + CloudNativeCon Europe 2025 Londonでは、Feature Flag / OpenFeatureに関するセッションがいくつもありました。 今回は私自身が参加したセッションからその内容を簡単にご紹介したいと思います。 Feature Flag / OpenFeature とは ご存知の方も多いかと思いますが、フィーチャーフラグとは特定の機能(フィーチャ…

【KubeCon 2025 London 速報】AI システムにおけるアクセスコントロール

… 皆さんこんにちは。ACS事業部亀崎です。 私は今KubeCon + CloudNativeCon 2025 EU現地参加のためにロンドンに来ております。 昨年は参加していなかったので2023年との比較になりますが、今回のKubeConはAIに関するセッションがいちだんと増えたように思います。AIといっても、その実行環境や何が実現できるかというAI本体の話だけではなく、Observabilityやセキュリティ、ガバナンスといった実際に運用していくために必須となっていく部分のセ…

【GitHub Actions】デバッグに備える!ワークフローを時系列に可視化しよう!

…じめに こんにちは。ACS事業部の小原です。 先日GitHub Actionsでトラシューしている際に、私が所属するチームのボスからあるアクションを教えていただきました。 ワークフローのデバッグやチューニングの際に非常に便利だと思ったのでご紹介させていただきます! ぜひボスの記事もご覧ください!Azureはもちろん、k8sやGitHubにもつよつよです! https://techblog.ap-com.co.jp/archive/author/jnytnai 概要 Kesin…

【KubeCon 2025 London 速報】DaprもAI Agent機能を提供へ

…加でロンドン滞在中のACS事業部 亀崎です。 今日個人的に一番興味を持っている分野のセッション(メインテナートラック)がありましたのでご紹介します。 「Dapr in 2025: Durable Execution for AgenticAI Systems and Becoming the Backbone of App Platforms」 Daprとは ご存知の方も多いかと思いますが、Daprは State StoreやPubsubといったインフラやSecret、Wor…

【KubeCon 2025 London速報】今年はAI x Observabilityが席巻!?

ACS事業部の亀崎です。2025年4月2日〜4日にKubeCon + CloudNativeCon Europe 2025がロンドンで開催されています。 今回はその初日の模様の速報です。 実はこれまでに3回(EU1回、NA2回)参加させていただいていますが、今回のようにごった返している会場は初めてかもしれません。 休憩時間になると会場のメインストリートが人で溢れている状態です。 参加者が多いのか、それとも会場の導線の影響でそうみえるのか。いずれにしても熱気がすごい。 (夕方と…

【BackstageCON EU 2025】Unified AI Asset Catalog in Backstage

… 皆さんこんにちは。ACS事業部の亀崎です。 AI関連のニュースがあちこちで取り上げられている現在、皆さんもその使い方だけではなく、その管理方法も気になっているのではないでしょうか。 たとえば、組織内で開発したモデルや推論サーバーはどこで、どのように公開し、その存在を組織内に認知させたらよいでしょうか? Backstageであれば、一般的なWebサーバーなどをカタログとして登録・公開しますが、AIでも同じようなことができるでしょうか。 2025年4月1日にロンドンで開催された…

【BackstageCON EU 2025】速報/概要ご紹介

… London!! ACS事業部の亀崎です。私は今ロンドンにいます。 2025年4月1日〜4日の4日間、KubeCon + CloudNative Con 2025 Europeがロンドンにて開催されています。 4月1日の今日は、Co-located Eventとして様々なOSSプロジェクトのカンファレンスが開催されました。 今日はそのなかの1つ、BackstageCON 2025をここロンドンからご紹介します。 Backstageは5周年 まず最初に、BackstageがO…

GPT-4o ベースの GitHub Copilot コード補完モデルが一般利用可能に

…った GPT-3.5 Turbo ベースのモデルは使用できなくなります。 ACS事業部のご紹介 私達ACS事業部はAzure・AKSなどのクラウドネイティブ技術を活用した内製化やGitHub Enterpriseの導入のご支援をしております。 www.ap-com.co.jp www.ap-com.co.jp また、一緒に働いていただける仲間も募集中です! 今年もまだまだ組織規模拡大中なので、ご興味持っていただけましたらぜひお声がけください。 www.ap-com.co.jp

HCP Terraform エージェントのアップデート:自動更新の挙動と設定方法

…じめに こんにちは、ACS事業部の小原です。 今回は、HCP Terraform エージェントのアップデートについて取り上げたいと思います。 HCP Terraformのエージェントは、分離されたプライベートまたはオンプレミスのインフラストラクチャを管理するような用途で活用できます。 エージェントを利用する際、バージョンアップの挙動はあらかじめ知っておきたい点かと思います。 公式ドキュメントを参照しながら、実際に手を動かして確認していきましょう。 なぜエージェントのアップデー…

Backstage 基礎: API カタログ機能

…じめに こんにちは。ACS事業部 亀崎です。 これまで数回にわたってBackstageの基礎をご紹介してまいりました。 Backstageは組織内の各開発チームが持っているドキュメントをまとめて表示できるようにする機能としてTecDocs機能というものがありました。 techblog.ap-com.co.jp ドキュメントを公開・共有することができれば組織内での情報資産の活用を促進するのは間違いないと思いますが、ドキュメントだけでは不十分な部分もあります。 その1つがAPI定…

【超最新情報!】 Dapr Backstage Pluginの開発がスタート

こんにちは。ACS事業部 亀崎です。 今日は 開発がスタートしたばかりのプロジェクト「Dapr Backstage plugin」をご紹介したいと思います。 Daprとは Daprは分散アプリケーション実行環境で、様々な外部サービスとの接続を抽象化し、分散アプリケーションの実装を容易にするものです。 Service InvocationやPub/Sub接続、State Managementなど分散アプリケーション接続の抽象化、ActorやWorkflow SDKの提供など と…

Azure Container Appsの回復性を検証してみた

…じめに こんにちは。ACS事業部の本田です。 最近Azure Container Appsを利用する機会が多く、プレビュー機能である回復性について調べてみました。 実際に、再試行の動きを見てみましたので、まとめてみます。 2. このブログのゴール 再試行を実際に起こして、どのような動作をしているのかを検証してみたいと思います。 3. 前提条件 下記においては、本ブログではほとんど触れておりません。 また、2025年2月時点での情報であり現時点ではプレビューの機能となります。 …

GitHub Well-Architected について簡単に解説します

…めに こんにちは。 ACS事業部の青木です。 皆さんは、GitHub Well-Architected についてご存じでしょうか? GitHub Well-Architected は、GitHub によって提供される、GitHub 環境の設計、実装、最適化のベストプラクティスをまとめたドキュメントです。 wellarchitected.github.com 本ブログでは、GitHub Well-Architected について簡単にご紹介させていただきます。 いつ出されたの?…

SIerがSREを提供する難しさ〜アサインと教育のリアルと解決策〜

SRE

…じめに こんにちは。ACS事業部でEnginnering Managerをしている谷合です。 弊社はSIerとしてSIでのご支援の傍らSRE(Site Reliability Engineering)を提供しています。 過去投稿したSREに関するブログは以下をご参照ください techblog.ap-com.co.jp techblog.ap-com.co.jp SREは、システムの信頼性向上と運用の自動化を目指すエンジニアリング手法として、多くの企業で導入が進んでいます。 し…

【Azure】ACAか、AKSか、それが問題だ

…に 皆様こんにちは。ACS事業部の亀崎です。 皆さんはAzure環境にコンテナ化したアプリケーションを実行する場合どの環境を選択しますか? Azureの公式ドキュメントではこのように紹介されています。 (1)Azureコンピューティングサービス全体からの選択 learn.microsoft.com (2)Azureコンテナサービスからの選択 learn.microsoft.com いくつかの選択肢はあれど、最終的には概ね「ACA(Azure Container Apps)」に…

Terraform v1.11 で追加された write-only attributes の機能と移行手順の紹介

こんにちは、ACS 事業部の埜下です。 先日リリースされた Terraform の v1.11.0 で write-only attributes という機能が追加されました。 今回は「write-only attributes とはなにか」と「既存のパラメータから write-only attributes に移行する手順」について紹介します。 なお、本記事では Terraform で Azure リソースを管理する AzureRM プロバイダーにフォーカスしています。 細…

HCP TerraformでDatadogを操作 ~ダッシュボードやユーザ作成を試してみる

…じめに こんにちは、ACS事業部の小原です。 監視ツールの設定をコード管理したい、あるいはコード管理したらどうなるだろうと思ったことはありませんか? この記事では、HCP Terraformを使用してDatadogを操作する方法について取り上げます。 手始めにDatadogのダッシュボードやモニタ、ユーザを作成してみたいと思います。 構成 早速ですが、構成から記載していきます。 今回、以下のような環境で実施してみました。 この構成には以下の要素が含まれています。 HCP Te…

サービスレベル目標(SLO)を紐解き、実践してみよう

…じめに こんにちは。ACS事業部谷合です。 今回はサービスレベル目標(以降SLO)について、紐解いていきます。 各社の事例や実践的な記事は検索すると沢山できますので、今回はSLOとは?から社内普及するまでのプラクティスをSLOの導入をしていない場合を対象にご紹介します。 また、今回は参考書籍や、より実践的な取り組みはこのブログの最後にご紹介しております。 なお、こちらが直近でこのイベントが開催されるとのことで各社の取り組みを覗ける機会ですので、個人的に非常に楽しみにしています…

HCP Terraform のタグ機能がパワーアップしました!

こんにちは、ACS 事業部の埜下です。 先日公開された HashiCorp ブログの中に HCP Terraform のタグ機能が強化されたという情報がありました! www.hashicorp.com 今回はパワーアップした HCP Terraform のタグ機能について紹介していきます。 なお、本記事の執筆時点ではタグ機能の強化はパブリックベータとなっています。 1. おさらい 1.1 プロジェクトとワークスペース 1.2 以前のタグ機能 2. パワーアップしたタグ機能 2…

アット東京 Cloud LabでAzureのExpressRouteの検証環境でもくもくしてきました

ACSD安藤です。 Microsoft MVPの吉川さんのツテと酒見さんのご厚意で、アット東京のCloud LabでAzureのExpressRouteでAzureとオンプレルータを接続したり、もくもくしてきました! AzureのExpressRouteとは? Cloud Labってどんなところ? 検証したこと ExpressRouteをオンプレミスルータと接続してみる ざっくり構成図 ExpressRoute Circuitの作成 ExpressRoute Circuitと…

「GPT-4o の新しい Copilot コード補完モデル」が利用可能に。VS Code の Copilot のパブリック・プレビューで

…シーの管理 - GitHub Enterprise Cloud Docs ACS事業部のご紹介 私達ACS事業部はAzure・AKSなどのクラウドネイティブ技術を活用した内製化やGitHub Enterpriseの導入のご支援をしております。 www.ap-com.co.jp www.ap-com.co.jp また、一緒に働いていただける仲間も募集中です! 今年もまだまだ組織規模拡大中なので、ご興味持っていただけましたらぜひお声がけください。 www.ap-com.co.jp

Azure Quick Review (azqr) を試してみたので紹介します

こんにちは、ACS 事業部の埜下です。 先日、Microsoft の「Azure Quick Review」というツールの紹介がありました。 🚀 Excited to announce the release of Azure Quick Review 2.3.0! 🎉 Now with support for scanning resources under a Management Group.👇 #Azure #Cloud #BestPractices #azqr ht…

PlaTT Managed Serviceの仕組み

こんにちは。ACS事業部 亀崎です。 今回は私たちが提供しているサービス「PlaTT」のManagedな仕組みのご紹介です。 PlaTT とは まず初めにPlaTTそのもののご紹介です。 PlaTTはOSSの開発者ポータルBackstageをManaged Serviceとして提供するものです。 www.ap-com.co.jp これまでBackstageについて様々な記事を投稿してまいりました。また、「ちょこっとBackstage」というものも以前公開させていただきました。…

GitHub Copilot試験に合格しました

…じめに こんにちは、ACS事業部の過部です。 今回はタイトルの通り、GitHub Copilot試験に合格したので、これ見よがしに合格体験記を投稿することにしました。 世の中にGitHub Copilot合格体験記が出回って無さそうなので、ご参考になればと投稿してみました。 試験範囲 GitHub試験は試験範囲が具体的に記述されており、どの知識が求められているのか明確なので対策しやすい印象です。 試験範囲の各項目に空で答えられるようになれば、合格間違いなし!! 公式学習ガイド…

Backstage: Cookiecutter で世界中で公開されているテンプレートを活用しよう

…じめに こんにちは。ACS事業部 亀崎です。 今回はBackstage x Cookiecutterで公開テンプレートを活用しよう、というお話です。 先日BackstageのTemplate機能の基本的な内容についてご紹介させていただきました。 techblog.ap-com.co.jp Template機能は出来上がってしまえばコード等の再利用を加速する便利な機能ですが、まずテンプレートそのものを作らないといけない、というところが課題の1つです。 そこで登場するのがCook…

Backstage 基礎: TechDocs機能

…じめに こんにちは。ACS事業部 亀崎です。 以前、Backstageの基本機能である「Software Catalog」をご紹介しましたが、今回はそうした情報に関するドキュメントを共有する機能であるTechDocsをご紹介します。 techblog.ap-com.co.jp TechDocs機能 PlaTT/Backstageの基本的なコンセプトは組織内における開発コンポーネント情報(および実行リソース情報)の共有財産化です。それぞれのチームが開発・利用するコンポーネントの…

参加レポート ~SRE Kaigi 2025に行ってきた!(実質Part3)

…i.net APC ACS事業部からはこちらの4名で参加しました! すでに小原さん、青木さんがレポートを公開しているので合わせてご覧ください。 techblog.ap-com.co.jp techblog.ap-com.co.jp セッション以外のところ スポンサーの各社がブースを出展したり、オライリーの書籍が10%OFFで販売されていたり、というのに加え、 なんと休憩スペースではおでんとたこ焼きの出店があり、おでんをいただいちゃいました!(お酒もありましたが飲んだらイベント…

SRE Kaigi 2025に参加してきました!!【登壇スライドまとめあり】

…めに こんにちは。 ACS事業部の青木です。 1月26日(日)に行われたSRE Kaigi 2025に行ってきました。 本ブログはその参加レポートとなります。 私と同じチームの小原、安藤も参加レポートを公開していますので、ぜひこちらもご覧ください! 小原のブログ techblog.ap-com.co.jp 安藤のブログ techblog.ap-com.co.jp SRE Kaigi 2025とは? 「SRE Kaigi 2025」とは、SREを中心とした知見の共有と参加者との…

参加レポート ~SRE Kaigi 2025に行ってきた!

…じめに こんにちは、ACS事業部の小原です。 SRE Kaigi 2025に参加してきました。早速、現地で感じたことをお伝えしていきます! ★2025/1/28追記★ 同じチームの参加レポートも続々と公開されています。ぜひご覧ください。 詳細な感想など、とても充実した内容になっています。 techblog.ap-com.co.jp techblog.ap-com.co.jp 「SRE Kaigi 2025」イベント概要 SRE(Site Reliability Enginee…

Backstage 基礎: Software Template

…じめに こんにちは。ACS事業部 亀崎です。 前回の「Software Catalog」に引き続き、今回も Backstage の基本機能の1つ、Software Template をご紹介したいと思います。 techblog.ap-com.co.jp Software Template Software Template機能の基本的な機能は、あらかじめ用意したフォルダ、ファイル一式(テンプレート)を、新しいGitリポジトリとして作成・コピーする、またはテンプレートフォルダ・…