- はじめに
- 参加してみた感想
- セッションの感想
- 登壇資料について
- Re:Define 可用性を支える モニタリング、パフォーマンス最適化、そしてセキュリティ
- Site Reliability Engineering on Kubernetes
- SRE、開発、QAが協業して挑んだリリースプロセス改革
- 一人から始めたSREチーム3年の歩み - 求められるスキルの変化とチームのあり方 -
- 【SREKaigi】実践: Database Reliability Engineering ~クラウド時代のデータベースエンジニアの役割~
- SIEMによるセキュリティログの可視化と分析を通じた信頼性向上プロセスと実践
- サービスローンチを成功させろ! 〜SREが教える30日間の攻略ガイド〜
- ブロックチェーンR&D企業における SREの実態
- どうやればインシデント対応能力を鍛えられるのか?
- インフラコストとセキュリティ課題解決のためのリアーキテクチャリング
- 信頼性を支えるテレメトリーパイプラインの構築
- 横断SREの立ち上げと、AWSセキュリティへの取り組みの軌跡
- インシデントキーメトリクスによるインシデント対応の改善
- SRE じゃなくてもできる! インシデント対応で鍛えた CRE チームの5年史
- ガバメントクラウドに向けた開発と変化するSRE組織のあり方
- 2,500万ユーザーを支えるSREチームの6年間のスクラムのカイゼン
- AWSにおける横断的なログ分析と コストの管理
- Platform EngineeringがあればSREはいらない!? 新時代のSREに求められる役割とは
- 監視SaaSの運用におけるObservability改善の歩み
- SREとしてスタッフエンジニアを目指す
- コード化されていない稼働中のサーバを移設/再構築する技術
- あなたの興味は信頼性?それとも生産性? SREとしてのキャリアに悩むみなさまに伝えたい選択肢
- おわりに
はじめに
こんにちは。 ACS事業部の青木です。
1月26日(日)に行われたSRE Kaigi 2025に行ってきました。 本ブログはその参加レポートとなります。
私と同じチームの小原、安藤も参加レポートを公開していますので、ぜひこちらもご覧ください!
小原のブログ techblog.ap-com.co.jp
安藤のブログ techblog.ap-com.co.jp
SRE Kaigi 2025とは?
「SRE Kaigi 2025」とは、SREを中心とした知見の共有と参加者との交流を楽しむために開催された技術カンファレンスです。
- 「さらにSREに関わる技術者の活躍の場を増やすため」
- 「さらにSREを理解し、興味を持っていただける技術者を増やすため」
という2つの目的を中心に、様々な登壇やブース展開が行われていました。
参加してみた感想
参加のモチベーション
私自身はもともとSREというよりもPlatform Engineeringに興味があるのですが、最近Platform Engineeringの文脈にSREの名前も出てくる(というより、SREのほうが概念としては歴史がありますが)ため、「SREととPlatform Engineeringの違いって何だろう?」という疑問がありました。
また、私が所属しているチームメンバーが案件でSREを行っており、「SREとはそもそも何だろう?」ということを知りたかった、という気持ちもあり、参加を決意しました。
どんな企画やブース出展があったか
こちらのブログに色々と書かれていますが、以下のような出し物がありました。
- スポンサーによるブース出展
- スタンプラリーによる抽選会
- オライリーの書籍が10%割引で買えるショップ
- 無料でおでん、たこやき、クレープなどが食べれる屋台
- 無料の指圧体験(5分)
- 無料のコーヒー提供
個人的には指圧体験が最高でした。
出張指圧師の方もテックカンファレンスへの指圧体験の実施は初めてだったとのことですが、もっと広まってほしいですね。
エンジニアは常に腰痛、背中の痛みとの戦いなので…
私が購入した&いただいたものはこちらのポストにまとめていますのでよろしければご覧ください。
本日の戦利品です pic.twitter.com/FmuEZzEueP
— tのaoki (@heyshi55711) 2025年1月26日
セッションの感想
特に気になったセッションについて
どのセッションも非常に学びになりましたが、その中でも特に気になったものについて上げさせていただきます。
Platform EngineeringがあればSREはいらない!? 新時代のSREに求められる役割とは
このセッションでは「SREとPlatform Engineering をどう使い分けていくか?」というテーマで話されていました。 特に学びになったのは以下の点です。
- サービスチーム(開発者のチーム)とPlatformは距離が発生しやすく、距離を縮めるのが難しい
- 開発者(Platform利用者)とPlatformとの橋渡しをするのがSREの役割である
SREが開発チームを支える活動をしつつ、SREの活動がPlatformの活用方法への理解を促しPlatform Engineeringの推進につなげる…というのは、Platform Engineeringを成功させるためのベストプラクティスになるのではないかと思ったほどでした。
同時に、「SREって本当に大切だな…」という実感も得られました。
あなたの興味は信頼性?それとも生産性? SREとしてのキャリアに悩むみなさまに伝えたい選択肢
このセッションでは、SREとPlatform Engineeringの違いについて非常にわかりやすく説明されていました。
- SREとPlatform Engineeringでは、システムに注目する方向性が異なる
- 「DevOps(Platform Engineering)」は「開発プロセス(テスト自動化など)の効率化」から注目が始まり、本番運用環境の改善について注目が向かっていく
- SREは本番環境の「本番運用の改善」から注目が始まり、テスト環境や開発環境側の改善について注目が向かっていく
「考えることや対応することについて重なる点はあるものの、着目点が異なる」という考え方の整理ができるということを学びました。
登壇資料について
ご登壇されていた方の登壇資料について、すべてではないですがまとめられる限りまとめてみました。
参加できなかった方や、ご登壇されていた方の資料を再度見返したい方はぜひこちらからご覧ください。
Re:Define 可用性を支える モニタリング、パフォーマンス最適化、そしてセキュリティ
Site Reliability Engineering on Kubernetes
SRE、開発、QAが協業して挑んだリリースプロセス改革
一人から始めたSREチーム3年の歩み - 求められるスキルの変化とチームのあり方 -
【SREKaigi】実践: Database Reliability Engineering ~クラウド時代のデータベースエンジニアの役割~
SIEMによるセキュリティログの可視化と分析を通じた信頼性向上プロセスと実践
サービスローンチを成功させろ! 〜SREが教える30日間の攻略ガイド〜
ブロックチェーンR&D企業における SREの実態
どうやればインシデント対応能力を鍛えられるのか?
インフラコストとセキュリティ課題解決のためのリアーキテクチャリング
信頼性を支えるテレメトリーパイプラインの構築
横断SREの立ち上げと、AWSセキュリティへの取り組みの軌跡
インシデントキーメトリクスによるインシデント対応の改善
SRE じゃなくてもできる! インシデント対応で鍛えた CRE チームの5年史
ガバメントクラウドに向けた開発と変化するSRE組織のあり方
2,500万ユーザーを支えるSREチームの6年間のスクラムのカイゼン
AWSにおける横断的なログ分析と コストの管理
Platform EngineeringがあればSREはいらない!? 新時代のSREに求められる役割とは
監視SaaSの運用におけるObservability改善の歩み
SREとしてスタッフエンジニアを目指す
コード化されていない稼働中のサーバを移設/再構築する技術
あなたの興味は信頼性?それとも生産性? SREとしてのキャリアに悩むみなさまに伝えたい選択肢
おわりに
SRE Kaigi 2025、非常に良いイベントでした。
これからもこのようなイベントに参加していきつつ、自分の知見を広げていきたいと思います。
いずれ登壇する側にも回っていきたいですね。
私の所属するACS事業部では、開発者ポータルBackstage、Azure AI Serviceなどを活用し、Platform Engineering+AIの推進・内製化のご支援をしております。
www.ap-com.co.jp www.ap-com.co.jp www.ap-com.co.jp
また、一緒に働いていただける仲間も募集中です!
我々の事業部のCultureDeckはこちらです。
www.ap-com.co.jp
今年もまだまだ組織規模拡大中なので、ご興味持っていただけましたらぜひお声がけください。
www.ap-com.co.jp