iTOC事業部 マネージドビジネスソリューション部の武居です。 APCの本社NWインフラの請負部隊とICTセールス&コンサルチームの責任者として、お客様へITインフラ周りの提案を行っております。
簡単にチーム紹介ですが、ICTセールス&コンサルチームは2024年7月から発足し、主に企業の情報システム部門の方々と一緒に伴走しながら、社内にITインフラの導入をするためのご支援をさせていただいております。 まだ発足したばかりのチームですので、社外はもちろん、社内からも「ちゃんと仕事をしているのか？」と疑われないように、積極的に発信活動を行おうと考えております＾＾
今回は、先日開催された Paloalto ignite Japan 2024 に参加してまいりましたので、 本記事ではセッションの一部を抜粋して参加レポートをお届けいたします！
そもそも Paloalto ignite とは？
「Ignite」は、サイバーセキュリティに関する業界最大級の年次カンファレンスとなり、アメリカやヨーロッパなど全世界で開催されております。
日本では毎年10月に都内で開催しており、Paloalto社としての注力分野、サイバーセキュリティの最新トレンドやベストプラクティスを紹介されております。 また多数の協力企業様による事例や製品の紹介を行っていただけるため、既に使用しているお客様やベンダー様だけではなく、Palolatoをこれから導入しようと考えている方々にも最適なイベントとなります。
そもそもAPCとの関係は？
私たちは次世代ファイアウォールの導入・運用サービスを提供しており多くの実績があります。そのファイアウォールに対する技術力や知識力が Paloalto Networks 社に評価され、2016年に日本初のPaloalto Networks 公認サービスプロバイダー「CPSP(Certified Professional Service Provider)」に認定されました。 現在は次世代ファイアウォールだけではなく、Cortex や Prisma の導入を、企業様向けだけではなく、他のSIer様やディストリビューター様などにも幅広くご支援させていただいております。
今回のテーマ
イベントページでは、
「Reimagining Cybersecurity with Precision AI™」と題して、脅威への対抗を支援するテクノロジーやベストプラクティスを、基調講演、セッション、展示を通して共有し、未来のセキュリティ戦略について
との記載がありました。
基調講演では、やはりAIに関する内容が多く語られており、AIを活用したサイバー攻撃に対して、AIを活用して対策を行うPrecision AI についての紹介がありました。またCortex XSAIMだけではなく、Strata、Cortex、Prisma含めたすべてのプラットフォームにAIの機能を追加する内容の発表もありました。
また生成AIが出てきて、日々の業務の質やスピードが格段に上がっているのと同時に「進化する脅威環境」「巧妙化」「スピード」「複雑化」に対して、 Paloalto は既にセキュリティ製品に組み込み始めているところをアピールされており、ユーザ側も検討しなければならないフェーズに既に入っていると実感しました。
東洋紡様 ＋ JAL様のセッションでは、日々の脅威についてお話をされており、飛んでくるアラートが大量すぎて、人間が一つずつアラートを確認して対処するには運用面で限界があるお話をされておりました。 (製品の紹介はなかったですが、そういった場合は Cortex XSAIM が有効だと考えています。)
また導入について全体のグランドデザインを考えてから導入されたようで、Paloalto製品で固めてプラットフォーム化しておくと、一元管理ができるだけではなく、次回のマイグレが楽になるというお話をされており、運用面から次回構築までしっかり検討されていたことが印象的でした。
まとめ
Paloalto 社への相談だけではなく、SIer様やディストリビューター様のブースも複数あり、製品や導入について相談ができますので、企業でセキュリティ製品の検討をされている方には非常に有意義なイベントだと感じました。
またイベント限定グッズが当たるチャンスもあり、私はAnkerのスピーカーをいただいてしまいました＾＾
弊社エーピーコミュニケーションズでもセキュリティ製品の導入に関するご相談を受け付けております。ネットワーク、クラウド、セキュリティ、ゼロトラストなどインフラ周りの課題感があるお客様がおりましたらぜひお声がけください。
本イベントを見逃した方は？
2024/11/01からオンデマンド配信があるようなので、そちらからぜひチェックいただければと思います。
