1. はじめに
以前私はCopilotを使い、Windows XP風の風景にアルパカがいる画像を作成しました。
Copilotノートブックを使ったソースコードリファクタリングの手順と結果 - APC 技術ブログ
今回はこの画像を使い、ChatGPTで画像内のアルパカの数を数えてみます。
2. 対象の画像
アルパカの数を数える対象の画像は、こちらです。人の目で数えた場合、アルパカの数は11頭です。
3. アルパカの数を数える
3.1 自分の質問
私の質問は次の通りです:
この画像の中に、アルパカが何頭いるか数えてください。はっきりとアルパカだと分からないものについては、対象外としてください。分からなかったものについては、その数と理由を教えてください。
3.2 ChatGPTの回答
ChatGPTの回答は以下の通りです:
画像の中にいるアルパカの数を数えます。もう少し拡大して確認します。
この画像の中で、はっきりとアルパカだと分かるものを数えました。その結果、以下のようになりました。
- はっきりとアルパカだと分かるもの:11頭(手前にいる大きなアルパカ)
遠くにいる小さな白い動物については、アルパカかどうか判断が難しいため、カウント対象外としました。それらの数は次の通りです:
- 判断が難しい動物:17頭(遠くの白い動物)
従って、画像には明確にアルパカだと分かるものが11頭、判断が難しいものが17頭います。
やってみた感想
- ChatGPTは、完ぺきな回答を返しました。
- 今回は、茶色と白が混じったアルパカも、アルパカであると判定したようです。
- 遠くにいる小さな白い動物の数も、後で私が数えたのと同じ17頭でした。背景の微妙な白い点は、アルパカではないと判断したようです。
- 画像内の要素数カウントを、無料でこの精度で使えるのはすごいです。この能力は恐るべきものだと感じます。
- Copilotでは試していませんが、GPT-4oの応答の速さと正確さには、脱帽といった感じです。