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株式会社エーピーコミュニケーションズの技術ブログです。

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What’s New with Data Sharing and Collaboration on the Lakehouse: From Delta Sharing to Clean Rooms(レイクハウスでのデータ共有とコラボレーションの最新情報: デルタ共有からクリーン ルームまで)

GLB事業部Lakehouse部の陳(チェン)です。サンフランシスコで開催されているData + AI SUMMIT2023(DAIS2023)に参加している市村の報告をもとに、「What’s New with Data Sharing and Collaboration on the Lakehouse: From Delta Sharing to Clean Rooms(レイクハウスでのデータ共有とコラボレーションの最新情報: デルタ共有からクリーン ルームまで)」というセッションの概要をご紹介します。

本セッションは、DatabricksのErika Ehrli、Xiaotong Sun、Kelly Albanoによる行ったものです。テーマは、データ共有とコラボレーションのプロセスを簡素化することで、顧客の生活を簡素化することを目指しています。ターゲット視聴者は、データ共有とコラボレーションに興味を持つビジネスパーソンやデータ分析やAIに関心のある技術者、クラウドやプラットフォームの選択肢に制限を感じている企業です。

データ共有とコラボレーションの課題と解決策

データ共有とコラボレーションは、企業が競争力を維持し、イノベーションを推進する上で重要な要素です。しかし、これらのプロセスは往々にして複雑であり、効率的なデータ活用が難しいことがあります。そこで、データ共有とコラボレーションの課題と解決策、セキュリティとガバナンスの重要性、そしてDelta sharing・クリーンルーム・マーケットプレイスの概要について説明していきます。

セキュリティとガバナンスの重要性

データ共有とコラボレーションのプロセスを簡素化するために、セキュリティとガバナンスを考慮することが重要です。プラットフォームの問題を特定し、レイアウトとDatabricksプラットフォームを進化させ、顧客がこれらの問題を解決するのを支援することが不可欠です。また、オープンプロトコルを使用して、AIを含むすべてのデータを共有し、機械学習モデル、ノートブック、ダッシュボードなどを共有することが重要です。さらに、プラットフォームが安全かつ、Unity CarabaoとDelta sharingで安全かつ適切にガバナンスされたソリューションを共有するための十分なサポートを提供することが重要です。

Delta SharingとClean Roomsの導入

データ共有とコラボレーションの最新動向として、Delta SharingとClean Roomsが紹介されました。これらの技術は、データ共有のプロセスをさらに簡素化し、顧客の生活を簡素化することを目指しています。

  1. Delta Sharing: オープンプロトコルに基づくデータ共有機能で、異なるプラットフォーム間でもデータのやり取りが容易になる
  2. Clean Rooms: データのプライバシーを保護しながら、データ分析やマーケティング活動に活用できる環境を提供

これらの技術の導入により、Databricks Lakehouseはデータ共有とコラボレーションの分野でさらなる革新をもたらすことが期待されています。

まとめ

今回の講演では、データ共有とコラボレーションの課題と解決策、セキュリティとガバナンスの重要性、そしてDelta SharingとClean Roomsの導入について説明しました。これらの技術を活用することで、企業はデータ共有とコラボレーションのプロセスを効率化し、外部データの価値を最大限に活用することができます。今後も、データ共有とコラボレーションの技術は進化し続けることでしょう。

おわりに

現地でのDAIS2023に参加しているメンバーからの報告をもとに、セッションの内容をご紹介しました。 セッションに関する記事を以下の特設サイトに順次上げていきますので、見ていただけると幸いです。

www.ap-com.co.jp