Building high throughput appliations with bulk-message in Dapr というセッションのまとめ
DaprはMicroserviceな分散アプリケーションの実装を簡単にしてくれるRuntimeです。
本ブログでもこれまで何度か取り上げてきました。
分散アプリケーションではPubSub型を利用することが多くなると思います。こうしたアプリケーションを作る場合、メッセージを1つ1つ処理しているとどうしても性能が気になります。状況が許すならばある程度まとめて処理がしたい。 従来のDaprでは1つ1つ処理することしかできませんでしたが、このたびBulk APIがサポートされたのでその機能を紹介していました。
- メッセージの順序性は保証されない
- トランザクションは未サポート
という条件ではありますが、Bulk APIが v1.10でα版として登場です。
1つ1つ処理する従来型に比べかなりの性能向上が可能になります。
しかも・・・Daprであれば、そうした実装も非常に簡単。 Azure Container AppsやAKS Addonで利用可能になっていくと思いいます。 選択肢のひとつとして Daprを検討されてみてはいかがでしょうか。
さいごに
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