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SAP-C02:AWS Certified Solutions Architect - Professionalの合格体験記

はじめに

こんにちは、クラウド事業部の宇野です。

タイトル通り、AWSのプロフェッショナル資格を受験して合格出来ましたので、学習方法や所感について書き起こしたいと思います。

前提スキル

  • Cloud PractitionerおよびSolutions Architect Associateは事前に取得済み
  • 業務にて約2年のAWS設計、構築経験
  • Azureは本試験と同レベルの資格まで取得済み

勉強時間

  • 約1ヶ月間
  • 朝の2,3時間を費やしていました。

勉強教材

使用した勉強教材は主に以下の2点です。

「書籍:AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版」について

  • 今回の試験について全体を俯瞰して、知識を体系化させることに役立ちました。
  • 本試験のコア概念である「Well-Architected Framework」について理解を深めることができました。
  • 最後の章にあった模擬テストは結構難しかった印象です。加えて問題文と解答、解説が分離されていて読みづらかったので、序盤のスピード感を下げる結果となりました。

「Webサービス:Cloud Teach」について

  • 結論、本サービスは本当に素晴らしかったです。
  • 本サービス運営している「くろかわこうへい」さんは以前からYoutubeやTwitterでよく拝見していて気になっていました。
  • Cloud License(旧:Tech Stock)の方が周りの人含めて過去の合格者が利用している実績が高いように思えましたが、本サービスは図解を踏まえて解説してくれている部分が最大のアドバンテージとなっています。
  • この資格の本質は「アーキテクチャ」にあると思います。問題文の中に図はないため、頭の中で図を思い浮かべる必要があります。解説文章を読んだだけでは、そこから思い浮かべた図が誤っている可能性があります。それを本サービスは払拭して、分かりやすく見やすい図解で説明してくれています。これが超大切。

勉強ポイント

  • 長文の問題文と選択肢を読むことは非常に労力がいります。そのため、大量の問題集を解くことが重要です。これによって、問題文と選択肢を初見した時にどのようなことを問う問題かが一瞬でわかる問題が多出してきます。
  • サービスが実現できることを学ぼうと意識しがちですが、実現できないことを学ぶことも重要です。これによって、選択肢を絞り込み正解率を大きく高めることができます。特に、S3・Aurora・DynamoDB・API Gateway・ALBあたりで出来ないことをできるっぽく書かれた選択肢が多かったように思えます。
    私はマインドマップの中でサービスごとに出来ないことを整理するようにしていました。

受験してみた所感

  • 試験時間3時間は長く、何度か気がくじけました。。
  • 事前に実施していた問題集よりも難しい問題はあまり出題されなかった印象で、それが救いで最後まで問題を終えることが出来ました。
  • 「問題を見直す」ボタンを15個くらい押しました。
  • 合否はその場で表示されず、試験を終了した時間からおよそ6時間後にWeb画面から合格速報を確認することが出来ました。
  • AWSサービスの知識を広げることが出来ました。
  • 「Well-Architected Framework」の知識を深めることが出来ました。

これから受ける人へのアドバイス

  • Cloud License(旧:Tech Stock)は王道ですが、図解が秀逸なCloud Teachを私はオススメします。
  • 長文が苦手な私でも大量の問題集を解くことで読解スピードをかなり高めることが出来ましたので、同じ様な方は大量の問題集を解くようにしましょう。