QOSの試験で、TOS値を変更して「iperf」 などの負荷ツールで負荷を掛けたい場合があるので、備忘録として方法を記述します。
※当社で開発しているネットワークテスト自動化製品NEEDLEWORKで、マーキング&負荷テストが可能です※
1.スタートメニューの「プログラムとファイルの検索」から「gpedit.msc」を実行し、ローカルグループポリシーエディターを開きます。
2. 「コンピュータの構成」→「Windowsの設定」を選択し、「ポリシーベースのQOS」を右クリック→「新規ポリシーの作成」をクリックします。
3.表示された画面でDSCPの値が設定出来ます。値は0~63の範囲で設定可能です。
4.特定のアプリケーションやIPアドレス、ポート番号などでTOS値を変更する対象の通信を設定できます。
5.これで、ポリシーにマッチした通信のTOS値が変更されるようになります。
以下の画像は試した結果です。
※動作確認は行っていますが、実際に試す場合は自己責任で実施頂ければと思います。