はじめに
AIアシスタントCopilotと対話を重ね、「RHEL 8にPostgreSQLクライアントをインストールする手順」を作成しました。その作成過程を紹介します。
RHEL 8にPostgreSQL(psqlコマンドを含む)をインストールする手順
プロンプト
最初に、RHEL 8にpsqlコマンドをインストールする方法をCopilotに尋ねました。
RHEL 8に、psqlコマンドをインストールする方法を教えてください。
回答
もちろんです。RHEL 8にPostgreSQL(psqlコマンドを含む)をインストールする手順は以下の通りです:
- PostgreSQLリポジトリを追加します。まず、PostgreSQLの公式リポジトリをシステムに追加します。これにより、最新のPostgreSQLパッケージを利用できます。
sudo dnf -y install https://download.postgresql.org/pub/repos/yum/reporpms/EL-8-x86_64/pgdg-redhat-repo-latest.noarch.rpm
- PostgreSQLをインストールします。次に、dnfコマンドを使用してPostgreSQLをインストールします。以下のコマンドでは、PostgreSQL 13をインストールしますが、必要に応じてバージョンを変更できます。
sudo dnf -y install postgresql13 postgresql13-server
- PostgreSQLサーバーを初期化します。PostgreSQLサーバーを初期化するには、以下のコマンドを実行します。
sudo /usr/pgsql-13/bin/postgresql-13-setup initdb
- PostgreSQLサービスを有効にし、起動します。以下のコマンドを使用して、PostgreSQLサービスを有効にし、起動します。
sudo systemctl enable postgresql-13 sudo systemctl start postgresql-13
これで、PostgreSQLがRHEL 8にインストールされ、psqlコマンドが使用できるようになりました。以下のコマンドを実行して、psqlコマンドが正しく動作することを確認できます。
sudo -u postgres psql -c "SELECT version();"
このコマンドは、PostgreSQLのバージョン情報を表示します。これが表示されれば、psqlコマンドのインストールは成功です。以上、ご参考までにどうぞ。何か他に質問がありましたら、お気軽にどうぞ。よろしくお願いいたします。🙂
Copilotは、RHEL 8にPostgreSQL(psqlコマンドを含む)をインストールする手順を提供しました。しかし、今回の場合、PostgreSQLサーバーのインストールは不要です。PostgreSQLクライアントだけをインストールする手順を確認するため、再度Copilotに尋ねることにしました。
RHEL 8にPostgreSQLクライアントだけをインストールする手順
プロンプト
PostgreSQLサーバーをインストールせずに、Postgresクライアントだけをインストールする手順を教えてください。
回答
Copilotは、PostgreSQLサーバーをインストールせずに、Postgresクライアント(psqlコマンド)だけをRHEL 8にインストールする手順を提供しました。
もちろんです。PostgreSQLサーバーをインストールせずに、Postgresクライアント(psqlコマンド)だけをRHEL 8にインストールする手順は以下の通りです:
- PostgreSQLリポジトリを追加します。まず、PostgreSQLの公式リポジトリをシステムに追加します。これにより、最新のPostgreSQLパッケージを利用できます。
sudo dnf -y install https://download.postgresql.org/pub/repos/yum/reporpms/EL-8-x86_64/pgdg-redhat-repo-latest.noarch.rpm
- PostgreSQLクライアントをインストールします。次に、dnfコマンドを使用してPostgreSQLクライアントをインストールします。以下のコマンドでは、PostgreSQL 13のクライアントをインストールしますが、必要に応じてバージョンを変更できます。
sudo dnf -y install postgresql13
これで、PostgreSQLクライアントがRHEL 8にインストールされ、psqlコマンドが使用できるようになりました。以上、ご参考までにどうぞ。何か他に質問がありましたら、お気軽にどうぞ。よろしくお願いいたします。🙂
psqlコマンドが実行できることを確認する手順
最後に、psqlコマンドを実行できることを確認する手順をCopilotに尋ねました。
プロンプト
最後に、psqlコマンドを実行できることを確認する手順を追加してください。
回答
もちろんです。psqlコマンドが正しくインストールされ、実行できることを確認する手順は以下の通りです:
ターミナルを開きます。まず、ターミナルを開きます。
psqlコマンドを実行します。次に、以下のコマンドをターミナルに入力して実行します。
psql --version
このコマンドは、インストールされているPostgreSQLクライアント(psqlコマンド)のバージョンを表示します。これが表示されれば、psqlコマンドのインストールは成功です。
以上、ご参考までにどうぞ。何か他に質問がありましたら、お気軽にどうぞ。よろしくお願いいたします。🙂
語調の統一
これまでCopilotが生成した手順を、人の手で一つにまとめます。その後、語調を「だ、ある調」に統一します。
プロンプト
以下の文章を、「だ、である調」に変更してください。
回答
Copilotは、提供した手順を「だ、ある調」に変更しました。
psqlコマンドのインストール
- PostgreSQLリポジトリを追加する。まず、PostgreSQLの公式リポジトリをシステムに追加する。これにより、最新のPostgreSQLパッケージを利用できるようになる。
sudo dnf -y install https://download.postgresql.org/pub/repos/yum/reporpms/EL-8-x86_64/pgdg-redhat-repo-latest.noarch.rpm
- PostgreSQLクライアントをインストールする。次に、dnfコマンドを使用してPostgreSQLクライアントをインストールする。以下のコマンドでは、PostgreSQL 16のクライアントをインストールするが、必要に応じてバージョンを変更することができる。
sudo dnf -y install postgresql16
これで、PostgreSQLがRHEL 8にインストールされ、psqlコマンドが使用できるようになる。以下のコマンドを実行して、psqlコマンドが正しく動作することを確認する。
psql --version
手順の作成方法
- https://www.bing.com/chatにアクセスします。
- 入力欄にプロンプトの内容を入力し、送信します。
- 必要に応じて対話を繰り返します。
やってみた感想
- 仕事に使える実感があります。
- 「PostgreSQLの公式リポジトリをシステムに追加します。」といったように、手順の意味がしっかり書かれているのがうれしいです。
- PostgreSQLサーバーのインストールまで説明してくれるなど、気が利きすぎている部分がありました。
- 逆に、psqlコマンドの動作確認手順が省略されるなど、気が利かない部分がありました。
補足:AIの回答には不足していた手順
実際に、RHEL 8にPostgreSQLクライアントのインストールを試してみたところ、手順が一つ不足していることが分かりました。
RHEL8では標準のPostgreSQLクライアントを無効にしないと、新たなPostgreSQLクライアントのインストールに失敗するようです。
dnf -y install postgresql16
上記のPostgreSQLクライアントインストールの前に、以下が必要でした。
# Disable the built-in PostgreSQL module: sudo dnf -qy module disable postgresql
生成AIの出力結果には誤りがあることがあるため、それを人間が確認する重要性がわかりました。