こんにちは、クラウド事業部の山路です。 今回は初めて参加するAWS re:Invent 2023のKeynote (Day1) の様子を共有します。
なお、翻訳サービスなども使いましたが、その場で内容を理解しきるのは無理だったので、雰囲気重視で読んでいただければ幸いです。
※追記:録画も公開されたので、興味ある方はこちらからどうぞ。
入場前
Day1のKeynoteは、AWS re:Invent2023の1発目の大きな発表ということもあり、多くの参加者が見に来ることが予想できました。そのため会場の1時間ほど前から並び始めましたが、1時間前の時点ですでにこれだけの参加者が並んでいました。並び始めるタイミングはぎりぎりだったかもしれません。
開始30分ほど前に開場し、少しずつ入場。
会場入りすると例年通り生バンドの演奏が始まっていました。
曲はわからなかったですがかっこいい!参加者も盛り上がっていました。
セッション開始
いよいよセッションが開始。発表者はPeter DeSantisさん。
まずはサーバーレスの話題から。
AWSはこれまでに多くのサーバーレスサービスを提供してきました。まずはこれまでの振り返り的なスライドの紹介。
ただしこれで終わりではありません、これからも進み続けます。
まずはデータベースの課題から。Relational Databaseの課題を解決するためAmazon Auroraが、そしてAmazon Aurora Serverlessが登場してきました。
しかしAurora Serverlessにも課題が。Serverlessといっても裏側ではサーバーが動いており、サーバーのスペックを超えると新たな問題が発生します。そこでShardingを活用しようとすると、別の問題が。
これを解消するため、新サービスのAmazon Aurora Limitless Serverlessを公開しました!会場から大きな拍手。
別の課題として時刻同期の話題も。こちらは既存サービスのAmazon Time Sync Serviceの紹介など。つい先日マイクロ秒単位で時刻同期できるようになったという発表もありましたが、そちらも取り上げていました。
続いてはキャッシュの話題。AWSでもAmazon ElastiCacheなどのサービスを提供しています。
キャッシュにも色々課題が。
これを解消するため、新サービスのAmazon ElastiCache Serverlessを公開!
ここでAWSのヘビーユーザーとして、League of Legends / Valorantなどで有名なRiot Gamesの紹介。厳しい要求をクリアするため、Riot GamesでいかにAWSを活用しているかの紹介がされました。
再び戻ってPeter DeSantisさん。続いてはData Warehouseの話題。AWSでもAmazon RedShift Serverlessなどのサービスを提供しています。
どれだけのデータがData Warehouseに追加されるか予測が難しい、スケーリングと最適化を両立するという課題。
これを解消するため、新機能のNext-generation AI-driven scalling and optimizations (preview) が公開されました。
最後の話題はQuantum Computing。こちらはまだまだ実験的?な段階なため、今後の展望なども交えた発表に。
最後はAWS re:Invent2023を楽しんでねというメッセージで終了。
さいごに
今回初めてAWS re:Inventに参加し、Keynoteの紹介をしました。正直もっとAIによった発表になるかと思ったのですが、それは2日目以降にお預けですかね。それにしても、月並みですが、世界で初めてサービスが公開される瞬間に立ち会えたことに感動しました。明日以降もAWS re:Invent2023の内容を共有していこうと思います。