はじめに
こんにちは、クラウド事業部の山田です。
8月5日に開催されたJAWS-UG 新潟#14に参加しました!
1Dayハンズオン祭りということで、初心者向けハンズオン体験とLTを聴講しました。
目次
入社後初の出張
新卒研修を終え、配属から1か月が経ち初出張に行ってきました!
出張一週間前から不安と緊張でいっぱいでしたが貴重な良い経験になりました。
ハンズオンについて
ハンズオン① AWSアカウント作成 & AWSアカウント作成後の設定
AWSアカウント作成方法と最初に設定しておくと良い項目を教えていただきました。
初心者向けのイベントなので、一つ一つ丁寧に参加者の方に確認しながら進行されていました!
AWS初心者の私にとってはとてもありがたかったです…!
印象に残った設定
- IAMユーザでも請求情報を見れるようにする
学生時代無料枠を超えないか何度もルートユーザにログインし確認していたので印象に残りました。
無事IAMユーザーを利用して請求情報へアクセスができるようになりました!
- アカウントエイリアスを設定する
AWSのマネジメントコンソールにアクセスする際、12桁のアカウントIDを入力するのが
面倒だったので感動でした!
学生時代に使用していたAWSアカウントは作成後何も設定をせずそのまま使っていたので、もっと早く知っておけば良かった…!と思う情報がたくさんありました。効率化できて良かったです。
ハンズオン② Amazon Lightsail
Amazon LightsailでWordPressサーバを簡単に立ち上げてみようというハンズオンでした。
Amazon Lightsailは、初心者でも簡単に利用できる低コストのVPS(Virtual Private Server)サービスで、Webサイトや小規模アプリケーションをクラウド上で動かすためのプラットフォームです。
Lightsailのダッシュボードから直感的に設定を行うことができとても簡単にWordPressサーバが立ち上げられました。
基本的なネットワーク設定は自動的に行ってくれるため、初心者としては嬉しいポイントでした。 ネットワークの設定を行わずに気軽にWordpressサーバーを立てるにはいいと思いました。
ハンズオン③ AWS App Runner
AWS App Runner で簡単なWebアプリを起動してみようというハンズオンです。
AWS App Runnerは、ソースコードまたはコンテナイメージから迅速にスケーラブルなWebアプリケーションやAPIを自動的にデプロイ、ビルド、および運用するためのフルマネージドサービスです。
二通りのハンズオンを行いました。
GitHubを使ってWebサイトをApp Runnerにデプロイしよう
こちらの方法は手軽に構築することができました!
Dockerを使ってWebサイトをApp Runnerにデプロイしよう
Dockerを使用した方はGitHubを用いるよりも手間がかかりますが、より複雑な構成の場合に向いているそうです。
LTについて
LT① App Runner → ECS,EKSへのネクストステップ
App Runnerでできること・できないことを整理し、ECS・EKSを使用してApp Runnerの制約を乗り越える方法・各サービスの向いている環境についてのお話でした。
メモ
- App Runner できること
オートスケーリング
x-rayによるトレース
wafも指定できる
サービス→サービスへの通信もできなくはない
- App Runner できないこと
ネットワーク セキュリティグループでのインバウンド制御ができない
可用性 オートスケーリングポリシーが選べない
ログ コンテナ実行基盤の詳細なログはみれない ロードバランサなどのログがみれない
CI/CD デプロイ方式 選べない
コンテナ1つだけで稼働なら問題なさそう 機能の追加に伴う複数サービスを運用するには不向き
App Runnerはコンテナ1つでのサービス稼働検証用に向いている
ECSは複数サービスの管理・運用改善に向いている
App Runnerできることや、ECSやEKSを利用することでApp Runnerの制約を乗り越える方法や、それぞれが向いている環境についても学びました。 サービスの特性や適用シーンの理解は、適切なサービス選定の際に非常に役立つと思いました。
LT② LightsailとApp Runnerの便利さを検証してみた
EC2・Amazon Lightsail・AWS App Runner 3パターンのデプロイの流れを比較するといったお話でした。
メモ
EC2は高度なカスタマイズが可能で、複雑な要件に対応でき、複雑な要件の大規模システムに向いている
Lightsailは小規模のプロジェクトに最適で、簡単に始めることができ、中小企業のウェブサイトや個人プロジェクトに向いている
App Runnerは迅速なデプロイとフルマネジードな運用が可能で、スタートアップ企業などの新規サービスに向いている
それぞれの特性やメリットを理解することができ、どの環境でどのサービスを選択するべきかとても勉強になりました。
LT③ AWSの地域ユーザーコミュニティを紹介します
AWSの地域ユーザーコミュニティについてお話を伺いました。
JAWSが全国60以上支部があること、新潟支部・福岡支部では勉強会が頻繁に行われていることに驚きました。
JAWSのようなコミュニティに参加することで弱い繋がりができ、エンジニアとしての成長に繋がると感じました。
#jawsug_niigata LightsailとApp Runnerハンズオンお疲れ様でした!#jawsug 会場およびドリンク提供 Prototype Cafeさんありがとうございました! pic.twitter.com/F6jAWraKmU
— 猫を愛するAWSサメグループ担当 (@numaguchi) 2023年8月5日
おわりに
当日は朝から緊張しっぱなしでしたが、お昼のチャーハンのおかげで午後はリラックスして取り組むことができました。
その後の懇親会では様々なバックグラウンドを持った方々と交流する機会に恵まれ、新たな視点や知識を得られました!
今回のイベントを通して技術的な知識はもちろん、人との繋がりや共有の大切さを改めて感じることができました。 今後もこのような学びの場を大切にして、より多くの知識と経験を積んでいきたいと思います。
読んでいただき、ありがとうございました!
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