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A Technical Deep Dive into Unity Catalog's Practitioner Playbook Part 1/3 (Unity Catalog のプラクティショナー ハンドブックの技術的な詳細 Part 1/3)

Unity Catalog: データとAIのガバナンスを一元化する新たなツール

​​GLB事業部Global Engineering部 ヨハンです。​

今回は、データとAIのガバナンスについての興味深い講演を取材してきました。その講演のタイトルは「A Technical Deep Dive into Unity Catalog's Practitioner Playbook」で、発表者はDatabricksの経験豊富な製品リーダーであるIshan Papaさんと、データテクノロジーの専門家であるIfy Derekさんです。 ​ この講演のテーマと目的は、Unity Catalogを活用したデータとAIのガバナンスについて詳しく説明することです。Unity Catalogとは、データとAIの統合ガバナンスレイヤーであり、Lakehouseプラットフォーム内での役割について説明します。視聴者の関心度が高いポイントは、Unity Catalogとクラウドプロバイダとの関係性、データの登録方法とセキュリティ、データの検索とラインナップ機能、オープンデータ共有の可能性、Unity Catalogの使用方法とアーキテクチャパターンです。 ​ 今回のブログは全3部構成で、今回はその第1部をお届けします。それでは、さっそくUnity Catalogについて詳しく見ていきましょう。 ​

Unity Catalogの紹介とその役割

​ まずは、Unity Catalogとは何か、そしてその役割について詳しく解説します。 ​ Unity Catalogは、データとAIの統合ガバナンスレイヤーとして機能します。これは、Lakehouseプラットフォーム内での重要な役割を果たしています。Unity Catalogの存在により、データとAIのガバナンスが一元化され、その結果、データの管理が大幅に効率化されます。 ​ Unity Catalogは、以下のような強力な機能を提供します。 ​

  1. 統一された可視性:全てのデータとAIの活動を一元化した視点から把握することが可能です。

  2. アクセス制御:誰がどのデータにアクセスできるかを厳密に管理することができます。

  3. 系統追跡:データの起源やその変遷を追跡することが可能です。

  4. 改善された検索機能:データを効率的に検索することができます。

  5. 監視機能:データの使用状況をリアルタイムで監視することができます。

  6. データ共有:必要なデータを適切な人々と共有することが可能です。

​ これらの機能により、Unity CatalogはデータとAIのガバナンスを一元化する強力なツールとなります。 ​ Unity Catalogの役割は、データとAIのガバナンスを一元化し、統一された可視性、アクセス制御、系統追跡、改善された検索機能、監視機能、データ共有を提供することです。これにより、データの管理が大幅に効率化され、データの利用価値が最大化されます。 ​ Unity Catalogの存在により、データとAIのガバナンスが一元化され、その結果、データの管理が大幅に効率化されます。これにより、データの利用価値が最大化され、ビジネスの成長を支える強力なツールとなります。 ​ 次回のブログでは、Unity Catalogとクラウドプロバイダとの深層探訪について解説します。Unity Catalogとクラウドプロバイダ、特にAzure、AWS、Google Cloudとの相関性について詳しく解説します。また、Databricksの文脈でカタログ、メタストア、Unity Catalog、ワークスペースの概念についても説明します。お楽しみに!

おわりに

現地でのDAISに参加しているメンバーからの報告をもとに、セッションの内容を解説しました。 DAIS期間中では、セッションに関する記事を以下の特設サイトに順次上げていきますので、見ていただけると幸いです。

www.ap-com.co.jp

引き続きどうぞよろしくお願いします!