皆様こんにちは。ACS事業部 亀崎です。
2025年6月17日、KubeCon + CloudNativeCon Japan 2025 第2日目 に参加してまいりました。
KubeConというと技術的な話が多くなりがちですが、実はCommunity等の運営でも成功しており、そうした情報が様々な形で公開されています。 イベントの最終日のKeynoteでもCommunityに関するものが扱われることが多いようです。
今回もまさにそうした内容になっていました。その中で、『これは一般の組織運営でも活用できるかも』と思ったものがあったのでご紹介します。
それが
- Keynote: Spirit of Wa : Let’s Upstream
- Keynote: Towards Desired State of World — Everyone Benefits from CNCF Ecosystem
の2つです。
まず「Spirit of Wa」。日本語の3つの”わ”、「和」「輪」「話」の精神を持ちましょうということになります。感じを見るとなんとなくわかりますよね。組織・チームメンバー全員がこの3つの言葉を実践すると、よい組織になると思いませんか?
もう1つが組織の「Desired State」です。そしてKubernetesの「Reconciliation loop」をイメージしてください。 組織・チームの達成したいことをDesired Stateとして掲げます。ここではWhyとWhatに注目します。そしてそのDesired Stateを実現するためにHowを実践していく、さらに現在のStateとDesired Stateを比較してその差を埋めるべく改善していく。そういうイメージになります。 KubeConに参加する皆さんにとってはこのイメージは非常に捉えやすいというところが非常によいポイントだなと思います。改善活動がReconciliation loopという言葉になるのも技術者が肯定的に捉えやすいものになるのではと感じました。
とてもわかりやすく印象に残るKeynoteでした。
ということで・・・2日間にわたるKubeCon Japan 2025の日程は終了しました(明日はいくつかの併催イベントが開催されます) 弊社からも何人か KubeCon Japan 2025に参加させていただいております。参加メンバーがそれぞれが感じたこと、学んだことを記事にして登録してくれると思いますので、そちらの投稿もぜひご期待いただければと思います。
では。