はじめに
こんばんは、ACS事業部の東出です。 ひょんなことから、ChatGPTくんにテストデータを作ってもらいたいなと思って戯れてましたので、その内容を共有させていただきます。
やりたかったこと
とある件で、コンタクトセンターのオペレーターさんの実績レポートのテストデータを作りたくなりました。
テストデータの要件
- 必要なカラムは以下のとおり
- オペレーター名
- ログイン時間
- Ready時間
- 離席時間
- ACW時間
- コール処理件数
- クロスセル成約件数
- アップセル成約件数
- フォーマット
- CSV(RFC 4180準拠)
前提
β版機能であるAdvanced Data Analysisを有効にする必要があります。
やってみた
まずはカラムの要件だけ伝えました。
レスポンスで、データの範囲を聞いてきてくれました。親切ですよね。
以下のようにデータの範囲を指定しました。
一旦データの生成をやってくれましたが、フォーマットについて訪ねて来ました。
フォーマットについて指定したら、その通りにデータを生成してくれました。
データの中身はこんな感じです。時間のフォーマットについて指定忘れてるのに気づきました。
"オペレーター名","ログイン時間","Ready時間","離席時間","ACW時間","コール処理件数","クロスセル成約件数","アップセル成約件数" "Operator_1","7.543217493203091","2.467399202748826","1.570918976248103","0.6613006633965319","59","7","2" "Operator_2","4.819829388878958","4.033707236265388","1.7159941467186803","0.6411664425895502","6","7","3" "Operator_3","4.848535617567608","1.2603653160309745","1.3612663880762228","0.7886181415110516","60","0","4" ~~以下略~~
時間のフォーマットを指定して、再度生成を依頼しました。
時間のフォーマットが意図通りになりました。 ちなみに、よくデータを見ると、処理件数とかは整数値で生成してくれてますね。賢い。
"オペレーター名","ログイン時間","Ready時間","離席時間","ACW時間","コール処理件数","クロスセル成約件数","アップセル成約件数" "Operator_1","07:32:35","02:28:02","01:34:15","00:39:40","59","7","2" "Operator_2","04:49:11","04:02:01","01:42:57","00:38:28","6","7","3" "Operator_3","04:50:54","01:15:37","01:21:40","00:47:19","60","0","4" ~~以下略~~
こんな感じで、テストデータの生成がすごく楽にできました。
なお、途中、時間をあけるとセッションが切れて生成の指示がエラーになるのですが、以下のように自動で復旧してくれるので、ほんと賢いですよね。
やってみた感想
テストデータって、生成するのが結構面倒で、特に結合テストとかシステムテストで使うテストデータの生成にいつも苦労していたので、こんな感じでさくっとテストデータが作れるのは便利やなと思いました。
Azure OpenAI Serviceを使えば、テーブル定義やデータカタログの情報を元にテストデータを生成してITレベルのテストを自動化するとか、そんなこともできるかなーと思ったりしました(時間があれば試してみようと思います)。
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