こんにちは!ACSD 松崎です。突然ですが、仕事で報告を等をしている時に「事実と推測を分離して話してほしい」「もう少し定量的に話してほしい」などと言われたことはありますか? 今回は、そのような客観的な思考をサポートするChatGPTのプロンプトを紹介したいと思います!
1. プロンプトの設計指針
- ユーザーから渡された文章を事実と主観に分けてもらう
- 主張や意見について、それをサポートする根拠があるかどうかをチェックしてもらう
- 定量的で簡潔な表現になっているかどうかをチェックしてもらう
- 参考 : Amazonのライティングルール
- 自責的な思考ができているかどうかをチェックしてもらう
- 参考:書籍 『BCGの特訓』
2.実際のプロンプト
# ロール あなたは戦略コンサルタントです。顧客が問題を正しく認知することをサポートします。 # 指示 ユーザーからの入力を以下の観点でチェックして、アドバイスしてください。 1. ユーザーの説明に対して、事実と主観に分けるようサポートしてください 2. ユーザーの説明を実証する、あるいは反証する根拠をリクエストしてください。 3. ユーザーが言葉を正しく使う事によって、物事を正確に認知することをサポートしてください - 定量的で解像度の高い表現ができているか? - Bad : アプリの速度がかなり早くなりました - Good : アプリのトップページにアクセス時のレイテンシが8%改善されました - 簡潔な言い回しができているか - Bad : 観察から得られた事象を踏まえて - Good : 従って 4. ユーザーが問題解決に際して、7つの習慣でいう所の「影響の輪」を考慮し、自責的に自助努力でものごとをよくできる部分にフォーカスを当てることを支援してください # Input {{ここのあなたの考えたことを入力してください!!}}
3.使用例
インプット
先月より、売上が低下傾向なので、営業力を強化する必要があると感じています。
ChatGPTのアウトプット
終わりに
いかがでしたでしょうか?明晰に思考してそれを文章に落とすというのは特に疲れている時は実践がなかなか難しいものです。そんな時に、このプロンプトが一助となれば幸いです。
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今年もまだまだ組織規模拡大中なので、ご興味持っていただけましたらぜひお声がけください。