APC 技術ブログ

株式会社エーピーコミュニケーションズの技術ブログです。

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AWS Summit 2025 の見どころを簡単に振り返る!

はじめに

こんにちは!

クラウド事業部の升谷です。

AWS Summit に今年も参加することができました!

盛り上がった二日間の内容を私の独断と偏見で

ぎゅぎゅっとあっさり5分にまとめました!

残念ながら参加ができなかった方や、

簡単に振り返りたい方に読んでいただけると幸いです。

JAWS-UG 朝会でLTをしました!

同じ内容で、LTをしてきました!

jawsug-asa.connpass.com

JAWS-UG 朝会への参加は久しぶりだったのですが、

早起きしてインプットとアウトプットができる、

自己肯定感が上がる良いイベントだなあと改めて感じました!

スライド形式でサクッと確認したい方は以下をご覧ください!

speakerdeck.com

基調講演

Day 1

当日の幕張は雨☔️にもかかわらず、

多くの方が8時や9時から会場入りをしていました。

基調講演の指定席の売り切れ速報ポストがXにて

9時前後には上がっていました。

やはり目玉のイベント、いろんな発表がありました。

それぞれは詳しく以下からご確認いただけます!

techblog.ap-com.co.jp

その中でも私が気になったのは、AWS Transform です。

AWS Transform は、.NET、メインフレーム、VMware ワークロードのエンタープライズモダナイゼーションを加速するために開発された初のエージェント型 AI サービスです。

aws.amazon.com

少し前まで Amazon Q Developer の一部の機能でしたが、

AWS Transform として正式リリースされたそうです。

dev.classmethod.jp

Day 2

いくつか事例紹介が続きました。

その中でもドワンゴのAWS導入事例が印象的でした。

2025年3月にニコニコは全てのシステムをクラウド化したそうで、

AWSを選んだ理由は堅牢性・柔軟性・献身性・多様性。

移行期間中にサイバー攻撃を受けたエピソードも強烈でした。

その他の発表内容として、AWS Security Incident Response についても詳細がありました。

AWS Security Incident Response は、最も重要なタイミングでの対応に役立ちます。

このサービスには、監視と調査の自動化、迅速なコミュニケーションと調整、AWS Customer Incident Response Team (CIRT) への 24 時間 365 日の直接アクセスなどの機能が組み合わされており、

セキュリティイベントに対する準備、セキュリティイベントへの対応、セキュリティイベントからの復旧をすばやく行えます。

aws.amazon.com

EXPO

東京モーターショー!?

電気自動車「AFEELA」が AWS Summit に!

場所も場所(幕張メッセ)なので東京モーターショーに来たかと。。

「運転すること」はこんなにもデータが溢れているんだとあらためて考えさせられ、

AWSにデータを貯めて活用していく様子が紹介されていました。

詳しくはこちらから!

www.shm-afeela.com

エンブレムがAWSのマークになっているのが印象的でしたが、

実はディスプレイでした!!

これは車史上初なのでは!?と興奮しました、、!

ロボットがピアノを演奏!

ラズパイ ✖️ AWS ✖️ ピアノで生演奏を聞きました!

ラズパイにつながったカメラが楽譜を撮影

API Gateway と Lambda で解析

ロボットアームでピアノを演奏!

楽譜を変更すると、しっかり違う音色を奏でてくれます!

指2本分の実演でしたが、10本実装したら、、と思うと夢が広がります。

セッション

MCP、はじめまして!

今年も多くの AI のセッションが飛び交う中、

Community Stage の以下のセッションを聞きました!

この中でも、MCPの解説に興味を持ちました!

色々調べてみると、、

なんとなく生成AI実装が効率化されるものだとわかりました!

  • 2024 年 11 月に Anthropic が発表したオープンプロトコル

  • 従来はAIやデータソースごとにAPIや認証の実装が必要で、生成AIにおける「連携」は難易度が高くなることが課題だった

  • MCPは、「AI用のUSBポート」、USB-Cのような「AI用の共通インターフェース」と表現されることもあり、AIアプリもデータソースも連携が容易になる仕組み

  • 登場人物は、MCPホスト・MCPクライアント・MCPサーバ

blog.cloudnative.co.jp

zenn.dev

モンハンはAWSで動いている!

最新大型アップデートを数日前に控えた AWS Summit でその裏側が紹介されていました!

マイクロサービスアーキテクチャを採用し、サーバアプリを12サービスに分割

✅ コンフリクトを気にすることが少なくなった

✅ エラーやレイテンシの特定が容易に

こんなメリットがあった一方、

❌ データ操作時のトランザクションが複雑化

❌ CI/CDの複雑化

などの困難があったなどエピソードが紹介されました。

リージョンのインスタンスを使い切ったというびっくりエピソードもありました。

リリース時の同時アクセスは数百万を記録し、

その裏側では AWS Countdown Premium という AWSのプレミアム支援サービスを利用し備えていたそうです。

ぜひこちらからご視聴を!

aws.amazon.com

AWS Summit の歩き方

1日目の基調講演をメイン会場で聞くには早起き必須です!

2日目は少し余裕ができるので、少し遅起きでも座布団がもらえました!

また、意外と1日でも回りきれると今回思いました!

EXPOやブースを回る時間をたっぷり確保し、

逃したくないセッションのピックアップと事前予約はしておきましょう!

優先度低いセッションは後日配信をみるで全然OKだと思います。

現地でしか楽しめないコンテンツに集中すると来た甲斐があるなと思うはずです!

Community Stage の気になる登壇は見逃さないように!

雨なAWS Summit が数年続いているので来年は晴れて欲しいです! ☀️

おわりに

APCはAWS Advanced Tier Services(アドバンストティアサービスパートナー)認定を受けております。


その中で私達クラウド事業部はAWSなどのクラウド技術を活用したSI/SESのご支援をしております。

www.ap-com.co.jp

https://www.ap-com.co.jp/service/utilize-aws/

また、一緒に働いていただける仲間も募集中です!
今年もまだまだ組織規模拡大中なので、ご興味持っていただけましたらぜひお声がけください。

www.ap-com.co.jp

本記事の投稿者: ますや
AWSをメインにインフラ系のご支援を担当しています。