KubeCon / CloudNativeCon 2022 Detroit Day5
KubeCon NA 2022の参加も「Cloud-Native WebAssembly: Customization On the Edge」 というセッションが最後。
少し前に「WasmCloud」に関するセッションに参加して、WebAssemblyについてより興味が強くなったので 最後のセッションをこれにしました。
セッションの最後でDaprのWasm-SDKを作っているという話がでて、「あ、たしかに相性いいのかもなと思いました」 Wasmにするためには、依存関係についてもライブラリの開発・移植が必要になることがあります。 しかし、Daprのアプリケーションは基本的にDapr SDKまたはHTTP/gRPCインターフェースに 依存するだけですので、そうした依存関係の部分を気にしなくてよい可能性が高まります。
その上で安全性・スピード等が改善されるのですから、使わない手はないといえるかもしれません。
まだDapr用のSDKは実験的なものだとは思いますが、この組み合わせもしかすると大きく羽ばたくかも、と期待しました。
2日目のDaprConでも紹介していましたし、今後なにか動きが活発になるかもしれません。楽しみです。
以上で、現地デトロイトからのKubeCon NA 2022のレポートは終わりです。
帰国後、頭を整理しながら自社の仕事に活かしつつ、関連情報をまたブログにまとめていきたいと思います。 ぜひご期待ください。
最後にお知らせ。 すでにご存知かもしれませんが、2022年12月に横浜でイベントをやるようです。参加をご検討されてみてはいかがでしょうか。