目次
はじめに
こんにちは、クラウド事業部の清水です。
今回は施策チームで今年投稿したブログ関連のCSVファイルを基に
QuickSightでグラフ化してみたので
その手順を記載します。
どんなひとに読んで欲しい
- こんな感じのグラフを作りたい方
- QuickSightを初めて使う人
- CSVファイルをExcel以外でグラフ化してみたい人
QuickSightとは
AWS QuickSightは、Amazon Web Servicesが提供するスケーラブルなビジネスインテリジェンス(BI)サービスです。
このサービスは、ユーザーがクラウド上でデータを簡単に分析し、視覚的なレポートやダッシュボードを作成できるように設計されています。
主な特徴は以下の通りです:
1.フルマネージドサービス:サーバーの管理やスケールアップの必要がなく、すぐに使用を開始できます。
2.高速なパフォーマンス:AWSの「SPICE(Super-fast, Parallel, In-memory Calculation Engine)」技術を利用してデータを迅速に処理し、クエリ応答時間を短縮します。
3.アクセスと共有が容易:作成した分析やダッシュボードを他のユーザーや組織と簡単に共有できます。
4.幅広いデータソースへの対応:AWS内外の様々なデータソースからデータを取り込むことが可能です。
5.スマートな機能:機械学習を活用した予測分析や異常検知など、スマートなデータ分析機能を提供します。
6.使いやすいインターフェース:ドラッグ&ドロップのインタラクティブなインターフェースで、専門知識がなくても直感的に操作が可能です。
※QuickSight:AWS公式説明↓
aws.amazon.com
料金
AWS QuickSightの料金は主に利用形態に基づいて異なりますが、一般的にはユーザーごとの料金と使用した機能や容量に基づく料金があります。以下はその主な料金体系です:
エディション:
Standard Edition:月額あたりのユーザー料金が適用され、ユーザーごとに9ドルからのスタートです。このエディションでは、基本的なBI機能が提供されます。
Enterprise Edition:より高度なセキュリティ機能や管理機能が必要な場合に適したエディションで、ユーザーごとに月18ドルからの料金がかかります。
使用量に基づく料金:
SPICE容量:データをSPICE(QuickSightのインメモリーエンジン)に保存する場合、追加の容量に対して追加料金が発生します。料金はリージョンによって異なり、使用したGB数に応じて計算されます。
API操作:QuickSight APIを通じて行う操作には、実行回数に応じた追加料金がかかります。
セッション料金:
QuickSightでは、ダッシュボードを見るだけの「リーダー」のセッション料金として、月額250ドルまで無料で提供されています。それを超える利用には追加料金がかかります。
料金は利用状況や設定によって変動するため、最新の情報や詳細な料金体系については、AWSの公式サイトまたはAWS QuickSightの料金ページで直接確認することをお勧めします。
aws.amazon.com
CSVファイルの中身
title,published,author,表示回数 AWS S3 のファイルを社内からのみ URL でダウンロード可能にする(パブリックアクセスブロック有効),2024/01/26 21:56:03,apc-sysdev,264 【AP Tech Blog Week】Amazon Linux 2023 でも Python 3.11.7 以上を使いたい,2024/04/26 8:30:00,saka_ring,200 【入門・初心者向け】AWS Backup の基…本設定方法,2024/04/10 15:27:39,tos_takahashi … … …
手順
[メールアドレス]と[アカウント名]を入力
何も変更しないまま[完了]をクリック
数十秒待ちます
[新しい分析]をクリック
[新しいデータセット]をクリック
[ファイルアップロード]をクリック
対象ファイルを選択
[次へ]をクリック
[視覚化する]をクリック
[作成]をクリック
[author]を[Y軸]に、[表示回数]を[値]にドラッグ&ドロップ
著者毎のPV数の視覚化できました
円グラフに切り替えることも可能です
[編集]から[テーマ]をクリック
[Midnight]をクリック
AWS様のスライドライクな画面にできました
[分析として保存]をクリックすると次回のセッションからも継続して確認できます。
おわりに
特に詰まることもなくグラフ化に成功しました。
余力があれば定期的にグラフを生成してSlackに通知する仕組みを作ってみようかと思います。
お知らせ
APCはAWS Advanced Tier Services(アドバンストティアサービスパートナー)認定を受けております。
その中で私達クラウド事業部はAWSなどのクラウド技術を活用したSI/SESのご支援をしております。
www.ap-com.co.jp
https://www.ap-com.co.jp/service/utilize-aws/
また、一緒に働いていただける仲間も募集中です!
今年もまだまだ組織規模拡大中なので、ご興味持っていただけましたらぜひお声がけください。