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株式会社エーピーコミュニケーションズの技術ブログです。

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DataSyncAgentをHyper-V上で使ってみる(step1/2)

目次

はじめに

こんにちは、株式会社エーピーコミュニケーションズ クラウド事業部の松尾です。
今回はDataSyncAgentをHyper-V上で動かし、S3へデータ転送をしてみます。Hyper-Vは物理PC上で動作させます。

ゴール

本記事でお伝えすることは次の内容です。

  • Hyper-VのDataSyncAgent設定

検証構成

検証はこのような構成で行っていきます。



ファイルサーバ用EC2の設定

ファイルサーバ用のEC2を構築し、ファイルサーバ機能を有効化していきます。共有フォルダを「share-source」として作成。「datasyncuser」ユーザでアクセスし書き込みが出来ることまで確認します。



DataSyncエージェント作成(イメージファイルダウンロードまで)

マネコンからエージェントを作成していきます。


ハイパーバイザーはHyper-Vを選択、「イメージをダウンロードする」からファイルをダウンロードします。



Datasync用PCの設定

マネコンからダウンロードしたHyper-VのDatasyncAgentイメージファイルを、物理PCのHyper-Vで起動していきます。Hyper-Vを有効にしてHyper-Vマネージャーを起動。
※vhdxファイルなので「仮想マシンのインポート」にも思いましたがこれは間違い。「新規」からvhdxを指定することができます。


仮想マシン名は「datasyncagent-hv」として次へ


世代は、ドキュメントに記載の通り第1世代を指定


メモリはドキュメントに指定はないので、適当に4096MBを指定


ネットワークは外部と接続する必要があるので「Defalt Switch」を選択


ここでダウンロードしたイメージファイルを指定


最後に設定値を確認して問題なければ「完了」で作成していきます。

仮想マシンが作成されました

「起動」後のログイン画面ではドキュメントにあるとおり、admin、passwordでログイン


エラーが出ているので4で確認してみます


CPUが要件を満たしていないようですが、検証のため一旦このまま進めてみます。



DataSyncエージェント作成(続き)

ここのIPアドレスをマネコンのエージェント作成画面で設定します。マネコンへ接続しているPCからこのIP(今回は○○○.○○○.192.9)へ到達出来ることが必要です。到達できない場合は、アクティベーションキーでアクティベーションする必要があります。



アクティベーションが成功するとこのような画面に遷移します。


エージェントに名前を設定して作成


エージェントが作成されました


まとめ

本記事はここまでとします。続きは別記事にてお伝えしていきます。CPU要件を満たしてなくエラーとなっている点が気になりますが、後半で動作を確認していきます!


おわりに

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