こんにちは、エーピーコミュニケーションズ iTOC事業部 BzD部 0-WANの田中と申します。 防御の分野ではEDR製品を導入されているお客様を対象としたインシデント対応支援を主軸に、予防の分野では各社CTEMソリューションの検証を行いナレッジの集約と体系化を進めてきました。これらの実務や検証を通じて得られた知見を、サイバーセキュリティの強化のヒントになる情報として発信しています。
こうしたインシデント対応の現場では、デジタルフォレンジック(証跡調査)とインシデント対応を組み合わせた「DFIR」と呼ばれる専門領域が密接に関わります。有事の際に「何が起きたのか」を客観的に解明し、確実な復旧へと繋げるための重要なプロセスです。
多くの組織では、EDRや次世代FW、脆弱性診断など、多層的な防御策が導入されています。しかし、これらの対策を最適化する一方で、「防御の成功率をどれだけ高めても、事後対応(インシデントレスポンス:IR)の必要性をゼロにはできない」という事実があります。昨今のインシデント事例を鑑みても、既存の防御策が回避される事態を想定した「レジリエンス(回復力)」の重要性はむしろ高まっていると考えられます。
実際に重大な事案が発生した場合、証跡の保全や端末の隔離判断、影響範囲の特定、さらには経営層や外部機関への報告など、パニック状態でこれらを完結させるのは容易ではありません。これらをあらかじめ運用設計の一部として組み込んでおく必要があります。
そこで今回は、有事の際の専門家リソースを「平時のコスト」でリザーブし、迅速な初動体制を確立するためのソリューション、Blackpandaの「IR-1」をご紹介します。 www.blackpanda.com
【コンセプト】考え方のアップデート:有事のリソースを「予約」する
インシデントレスポンス(IR)体制を整える上で検討すべき事項として、有事の際にスムーズに外部の専門家へ繋げられる「連携ルート」を事前に定義しておくことが挙げられます。
「いずれは強固なIR体制を構築したいが、まずは何から手をつければいいのか」と考えている組織にとって、Blackpanda IR-1は、初動対応の設計や外部専門家との連携フローを実効性のある形で実装できる、極めて合理的なソリューションです。

【ソリューション】課題解決のカギ:インシデント対応の「40時間」が効く理由
「専門家を予約するといっても、具体的にどれくらいの備えが必要なのか?」という問いに対し、Blackpanda IR-1は明確な指標を持っています。
- 統計に基づいた「40時間」のパッケージ
Blackpandaの統計によれば、一般的なサイバーインシデントの平均対応工数は約40時間です。本サービスでは、この「標準的な調査1回分」をパッケージ化することで、追加費用の不安なく迅速に専門家をアサインできる体制を整えています。
- 定額管理によるコストの適正化
未契約のスポット利用では高額な費用が発生し、予算確保の判断で初動が遅れる懸念がありますが、IR-1はこうした不確実なコストを「定額」で管理可能にし、有事の際の迷いを排除します。
【価値】Blackpanda IR-1がもたらす真の価値とは?
IR-1は単なる事故対応の代行ではなく、組織の回復力を次のステージへと引き上げる価値を提供します。
- DFIR能力の即時活用
システムフォレンジックやログ分析、ダークウェブ調査、サイバー犯罪対応(交渉支援)まで、高度な専門性を要するタスクに対して優先的な対応権を保持できます。「インシデント対応を開始」ボタンをクリックすることで対応を開始することができます。
- ASMによる予防保守の継続
有事の対応だけでなく、Attack Surface Managementによる外部資産の脆弱性診断も含まれており、侵害を許す前の「予防」も継続的に実施可能です。
- 予測可能なコストモデル
不確実な「事故対応費」を予測可能な「サブスクリプション費用」へと変換します。

終わりに:プロアクティブな「回復」の準備で未来を守る
サイバー攻撃の影響をゼロにすることはできません。だからこそ、防御にリソースを割くのと同様に、「どう戻るか(回復力)」をあらかじめデザインし、予算化しておくことが重要です。信頼できる専門家チームをリザーブしておくことは、現代のセキュリティ担当者が持つべき、最も現実的で合理的な選択肢の一つといえるのではないでしょうか。
📢 【APC限定】特別プロモーションのお知らせ
株式会社エーピーコミュニケーションズでは、本サービスの利点を体験いただくための特別なプロモーションを実施中です。
※提供数には限りがございますので、詳細についてはお早めに弊社担当者までお問い合わせください。
問い合わせ先、0-WANについてはこちら。
https://www.ap-com.co.jp/0-wan/