はじめに
クラウドサービスにはそれぞれ特徴がありますが、OCI(Oracle Cloud Infrastructure)は学習をするにあたり、 ストレージサービスに焦点をあて、OCIとAWSのシンプルな比較を行ってみました。
サンプルデータ
データ量によってコストや性能がどのように変化するのかを見るため、以下の条件で比較しました。
データ量:100GB / 2TB
用途:ファイルストレージ型のデータベース用途
使用状況:24時間常時稼働
リージョン:東京(Japan East)
比較対象:ストレージコスト($/月)とスループット(IOPSやMB/s)
コスト算出方法
シンプルな計算方法とします(2025/4現在)
料金の出典 :各クラウドベンダーの公式価格表
スループットの出典 :公式ドキュメント
計算方法 :単純掛け算(GB×単価)にて算出
OCI vs AWS ファイルストレージ
OCI vs AWS オブジェクトストレージ
料金体系の違い
まとめ
データ量にかかわらず、両者のコスト差はあまり見られませんでした。
実際の料金体系はAWSが複雑なのに比べOCIはシンプルです。また、データ転送で10TB無料がOCIではあったりと単純で少し安価でしょうか
今回の比較はあくまでシンプルな前提でのものであり、実際のシステム要件や使用状況に応じて最適な選定が必要です。
クラウドサービスの違いを理解することで、インフラ設計やコスト最適化に役立つ一助となれば幸いです。
おわりに
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今年もまだまだ組織規模拡大中なので、ご興味持っていただけましたらぜひお声がけください。