APC 技術ブログ

株式会社エーピーコミュニケーションズの技術ブログです。

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【OCI】2025年10月、改めてOCI認定試験の準備事項をおさらいする。

はじめに

こんにちは、クラウド事業部の伊藤です。

先日 OCI Architect Associate (2025) を受験しました。
しかし、事前の準備不足がたたり、チェックイン作業で切羽詰まったため、改めて試験準備事項をおさらいすることにします。

特に2025年8月からは「Secure Companion App」のインストールが必須となっています。
2025年8月以前に受験した方、初めて受験する方の参考になれば幸いです。

注意
本書はあくまでも参考にとどめ、受験前に必ず一次情報を確認してください。
また、システム的な要件のみを取り上げます。

目次

事前準備事項

Oracle Cloud Infrastructure 認定資格受験お申込み方法には、試験準備事項として以下が挙げられています。

  1. システム要件のチェックをおこなう
  2. 受験前の System Readiness Checkをおこなう

1.システム要件

システム要件は以下の「Oracle University 認定試験の受験準備」から確認できます。

www.oracle.com

個人的な観点で、特に注意するべき点を列挙します。

  • 最新バージョンの「Chrome」または「Edge」を使用していること
  • プロキシ・サーバおよびVPN接続は無効にし、切断すること
  • シングル・ディスプレイのみであること
  • Web カメラ、オーディオおよびマイクが適切に動作すること
  • ブラウザのシークレット・モードをオフにすること
  • ブラウザの開発者モードをオフにすること



また、試験パッケージを提供するProctorio社のソフトウェア要件も合わせて確認しておくとより確実です。

proctorio.com

2.System Readiness Check

所謂、システムの動作確認です。
以下の「How to Purchase and Take an Oracle Exam」からチェックできます。

mylearn.oracle.com


特に、下記2つのシステム動作確認は必ず実施しましょう。
必ず絶対にです。

  • Perform an Exam Readiness Check for Multiple Choice Question (MCQ) Exams
    • Proctorio拡張機能を使用したシステム動作確認を行う
    • Foundations 試験(試験監督なし試験)など、Secure Companion Appが不要な試験向け
  • Perform an Exam Readiness Check for Multiple Choice Question (MCQ) Exams Using Companion
    • Secure Companion Appを使用したシステム動作確認を行う
    • OCI Architect Associate 試験(試験監督付き試験)など、Secure Companion Appが必要な試験向け



また、上記のシステム動作確認でインストールするよう案内されるProctorio社ソフトウェアのリンクを掲載します。


特に「Secure Companion App」は注意が必要で、管理者権限を求められます。
システム要件には記載が見当たらず、また受験当日に発覚すると取り返しが付きません。
試験前に必ずインストールし、システム動作確認を行うようにしましょう。

何かあった時のお問い合わせ先

受験中にテクニカルな問題が発生した場合は、以下のページからお問い合わせができます。

お問い合わせ例
試験が開始されなかった、チェックインできなかった、受験中に回線が切れた などのテクニカルな問題。

www.oracle.com

私が受験した時の環境

最後に、私が受験した時に確認した項目や環境を共有して終わりにします。
参考の参考程度に参考としてください。

使用した環境

  • 使用したPC:私用のMacBook
  • カメラ:MacBookの内蔵カメラ
  • マイク:MacBookの内蔵マイク
  • ブラウザ:Chrome

事前に確認した項目

システム要件以外に以下を確認しました。

Chrome

  • Chromeでカメラが許可されているか
    • chrome://settings/content/camera
  • Chromeでマイクが許可されているか
    • chrome://settings/content/microphone


※Chromeは受験用のプロファイルを新規作成しました。


OS

  • カメラがアプリケーションに対して許可されているか
    • 「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「カメラ」
  • マイクがアプリケーションに対して許可されているか
    • 「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「マイク」


その他、手元に準備したもの

  • チェックイン画面のURL(試験予約メール)
  • MyLearnのログインID、パスワード
  • チェックイン可能時間に入る


おわりに

システム要件を鑑みるに、自宅かつ私用PCを使った受験がベストです。
ただし、現時点では受験可能時間が平日の9時または14時と限られているため、資格勉強を詰め切る前に試験予約することをオススメします!

参考にした公式情報

お知らせ

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