APC 技術ブログ

株式会社エーピーコミュニケーションズの技術ブログです。

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【OCI】OCI DNSを使って、独自ドメインでWebサイトを公開してみた

目次

はじめに

こんにちは。クラウド事業部の照屋です。
DNSの学習のため、今回OCI環境にてDNSサービスを使ってWebサーバーの名前解決をしてみました。

前提条件

・下記構成がすでに構築されていること

こちらの構築手順については、下記OCIチュートリアルを参考にしてみてください。 oracle-japan.github.io

・独自ドメインを取得していること
有名なところでいうと、お名前.comやValueドメインがありますので、好きなところで取得してください。
今回私はValueドメインにて取得しています。
※ドメインの取得に料金がかかります。

手順

1. DNSゾーンの作成

基本的にデフォルトで設定しています。
ゾーン名は取得した独自ドメイン名を設定します。
DNSゾーンを作成すると自動的にNSレコードとSOAレコードが追加されます。
NSレコード…OCIが管理するネームサーバ(権威DNSサーバ)
SOAレコード…ネームサーバとゾーンの情報を管理するレコード

2. DNSレコードの追加

ロードバランサのパブリックIPアドレスの名前解決を行うAレコードを登録します。
名前:なんでもOK(今回私はflbを設定しました)
タイプ:A
TTL:デフォルト値
RDATAモード:基本
Address(アドレス):FLBのパブリックIPアドレス

TTL…フルサービスリゾルバ(キャッシュDNSサーバ)がDNSレコードの情報をどのくらいの期間保持するか

次に、CNAMEレコードを登録します。
CNAMEレコードを登録しておくと、ホストを変更してもレコードの変更が不要になります。
CNAMEレコード…サブドメインを別のドメイン(メインドメイン等)に転送するためのレコード

名前:サブドメインはなんでもOK(今回私はwwwを設定しました)
タイプ:CNAME
TTL:デフォルト値
RDATAモード:基本
Target(ターゲット):Aレコード

「変更の公開」をクリックし、追加したDNSレコードをネームサーバに反映します。

3. ドメインサイトにネームサーバを登録する

Valueドメイン側にOCIのネームサーバを設定します。

4. 動作確認

OCIのネームサーバに切り替わっているか確認します。

[opc@web-server2 ~]$ dig teruyaoci.online ns

; <<>> DiG 9.16.23-RH <<>> teruyaoci.online ns
;; global options: +cmd
;; Got answer:
;; ->>HEADER<<- opcode: QUERY, status: NOERROR, id: 43249
;; flags: qr rd ra; QUERY: 1, ANSWER: 4, AUTHORITY: 0, ADDITIONAL: 1

;; OPT PSEUDOSECTION:
; EDNS: version: 0, flags:; udp: 1372
;; QUESTION SECTION:
;teruyaoci.online.              IN      NS

;; ANSWER SECTION:
teruyaoci.online.       86400   IN      NS      ns3.p201.dns.oraclecloud.net.
teruyaoci.online.       86400   IN      NS      ns2.p201.dns.oraclecloud.net.
teruyaoci.online.       86400   IN      NS      ns4.p201.dns.oraclecloud.net.
teruyaoci.online.       86400   IN      NS      ns1.p201.dns.oraclecloud.net.

;; Query time: 112 msec
;; SERVER: 169.254.169.254#53(169.254.169.254)
;; WHEN: Sun Jan 04 23:43:12 GMT 2026
;; MSG SIZE  rcvd: 141

設定した4つのネームサーバすべてが;; ANSWER SECTION:で返されているので、正常に切り替わっていることを確認できました。

ブラウザの検索バーに、「www.teruyaoci.online」を入力します。 ロードバランサ経由でwebサーバのコンテンツが表示されることを確認できました。

コマンドプロンプト等で正しく名前解決が行われているかを確認します。 ロードバランサのパブリックIPアドレスが返ってくることを確認できました。

おわりに

OCIチュートリアルを参考に、OCI上でDNSサービスを使って名前解決をやってみました。
DNSの学習のアウトプットができたので、頭の中が整理できより理解が深まったなと感じました。 次はVCN内部の名前解決もやってみようと思います。

参考

oracle-japan.github.io

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