APC 技術ブログ

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【Datadog】Datadog Fundamentals 合格体験記

はじめに

こんにちは、クラウド事業部の梅本です。

今回は Datadog の基礎資格「Datadog Fundamentals」を受験しましたので、その合格体験記を共有します。

今年は社内で AWS や OCI の資格で盛り上がっていたのですが、最近は Datadog も熱いです!

以前から Datadog を日常業務で活用しており、試験の存在自体は知っていましたが、なかなか受験の機会がありませんでした。今回は会社からの補助制度を利用できることもあり、一念発起して受験することにしました。

この体験記が、これから Datadog Fundamentals の取得を目指す方々の一助となれば幸いです。

勉強方法

Datadog Fundamentals の学習は、主に公式の学習リソースと模擬試験の組み合わせで進めました。

1. 公式サイトで全体像を把握

まず、以下の Datadog 公式サイトを参考に、試験の概要や出題範囲を把握しました。

www.datadoghq.com

2. Datadog Learning Centerで実機での理解を深める

次に、公式学習サイトである「Datadog Learning Center」を利用し、網羅的に学習を進めました。資格取得に向けたコースがまとめられており、初学者には必須の教材です。

特に、実際にDatadogを操作できるハンズオンが含まれているため、座学だけでなく実機での理解を深めながら学習を進めることができます。

Datadog Fundamentals Certification Learning Path

3. 模擬試験で試験に備える

インプットが一通り終わった後、本番に向けた対策として模擬試験を活用しました。

  • Datadog提供の公式模擬試験
    • 試験概要のページにリンクがあります。
  • Udemyの模擬試験

試験の流れ

今回はテスト環境として「Kryterion」でのオンライン受験を選択しました。これまで受験したテスト環境は概ねピアソンVUEだったので、不慣れな環境に緊張しました。

1. 自宅オンライン受験の準備と環境設定

テストセンターが近くになかったため、今回は自宅からのオンライン受験を選択しました。

英語での注意書きには、主に以下の項目がありました。

  • カメラ、マイクをオンにした状態で受験すること
  • ✅ 受験には専用のブラウザを使用すること
  • ✅ 部屋はきれいにしておくこと、机の上も何も置かずに整理しておくこと

2. 試験開始までの流れ

Kryterion が初めてだったので緊張しましたが、試験開始時間の15分前から試験ページにアクセス可能でした。

  1. 「Launch」(試験開始ボタン)を押すと専用ブラウザが起動します。
  2. 専用ブラウザ起動時に、不要なプロセスがある場合は閉じてよいかをダイアログで促されます。(直前まで開いていたChromeもダイアログから閉じる流れでした)
  3. ネットワーク、マイク、カメラのチェックが行われます。(ネットワークチェックは1~2分ほど待ちました)
  4. 本人確認のための身分証明書が必要かと思いましたが(私は運転免許証を用意していました)、今回は特に提示を求められることはありませんでした。

その後、試験開始ボタンのクリックで試験がスタートしました。

3. 試験概要と当日の感触

試験の基本情報と、当日の感触は以下の通りです。

  • 時間・問題数: 2時間で90問
  • ダミー問題: 90問中15問は採点に関係ないダミー問題
  • 形式: 三肢択一形式
  • 試験監督: 試験監督からのチャットによる介入は特にありませんでした。(チャット画面や自分の映像を確認する画面もなかったと記憶しています)
  • 時間配分: 50分ほどで全問を解き終え、残り時間で10分ほど見直しを行いました。

4. 試験終了と結果発表

試験を終了しようとすると、確認のため赤字で最終確認の画面が表示され、少し戸惑いました。

終了後、すぐにアンケートの画面が出たため「結果は後日発表かな?」と思いました。しかし、アンケートを答えた次の画面で、ぽんっとテキストで結果が表示されたので少し拍子抜けしてしまいました。

結果は・・・(続く)

おわりに

無事に「Datadog Fundamentals」に合格することができました!

画像は後に発行された証明書ですが、試験直後の結果画面はテキストでの表示でした。

試験勉強としては、やはりハンズオンができる環境が提供されているのは非常に効果が高かったかと思います。

実践的な問題もあり、実際にやってみて試すのがやはり一番かと思います。

これから受験される方への注意点として、以下の2点を共有しておきます。

  1. 日本語の品質: 日本語訳が拙い問題や回答も一部見受けられ、文脈を推測したり、英語に読み替えて考える必要があると感じました。
  2. コード表記: yamlやPythonコードに関する問題が出題されますが、問題によってはインデントがない1行(1 liner)で提示されるものがあり、インデントを想像して解答を類推する必要がありました。

この点については、Datadog様にも今後の改善を期待したいところです。

今回の学習を通じてDatadogにより一層詳しくなれたと感じています。

今後もこの知識を活かし、業務でDatadogをより便利に活用していきたいと思います。

お知らせ

当社では、Datadogの導入支援から運用サポートまでをトータルでご支援するサービスを提供しています。

初期設計・エージェント展開・モニタリング設定・ダッシュボード構築まで、お客様のニーズに合わせた支援が可能です。

「自社だけでの導入が不安」「もっと効率的に監視環境を整えたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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本記事の投稿者: 梅本
コンテナや k8s をメインにインフラ系のご支援を担当しています。
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