こんにちは、クラウド事業部の齋藤です!
先日6/25(水)、6/26(木)の2日間にわたり幕張メッセで開催されたAWS Summit Japan 2025に現地参加してきました。
AWS Summit Japanは初めての参加だったのですが、とても良い経験になりました。
今後同じように初めて行くよ~という方に参考になればと思い会場の雰囲気や感想を書いていきます。
1日目については全体的な雰囲気について、2日目については印象に残ったセッションについて記載していきます!
1日目
幕張メッセの最寄り駅であるJR京葉線の海浜幕張駅に着くと、AWS Summit Japan関連のポスター等の広告がいくつも目に入ってきました。
駅を出られた方々が幕張メッセ方面にどんどん流れていき、その波に乗りながら歩いていきました。
幕張メッセに到着したら列に並び、無事受付を終えて会場に入ると、Expoブースと来場者の多さ、賑わいに想像以上の規模の大きさを感じました。
会場内のマップがよくわからずうろうろしているうちに、「コーヒーをサーバレスとともに」というブースが目に入りました。
そこはAWSさんが出展しているブースで、来場者がQRコードを読み込んでスマホからコピーをオーダーし、オーダーをAWSのサーバレスサービスで作ったシステムがさばいてステータスを管理するというものでした。
(コーヒーは人の手で作ってました!)
「serverlesspresso」という名前がかわいいです。
サービス構成図もしっかり展示されていました。
他にもカメラを通して認識した楽譜通りにピアノを弾く実演があったり、
日常触れるようなものに関連されることでAWSサービスをより身近なものに感じながら学ぶことができ、現地参加してよかったと思いました。
コーヒーを飲んで落ち着き、会場マップもだいたい把握できてきたところで、
あらかじめ登録していたセッションを聞きに行きます。
事前に登録しておいたセッションはセッション会場にある専用の列に並び、前の席から順に案内されます。
事前登録していない人用の列もあり、席に空きがあれば案内されます。
そのため、事前に登録した人もセッション開始時間より早くから並んでおいた方が、
確実に座れますし、前の方に座れるのでおすすめです!
セッションの間の空き時間は各社のブースをまわりました。
力を入れている事業内容を聞きつつ、いろいろなグッズをいただきました。
お菓子やTシャツなど、大荷物になりました!笑
2日目
1日目にExpo側をたくさんまわったので、2日目はセッションがメインになりました。
印象に残ったセッションをご紹介します。
AWSの方がスピーチしていたコンテナの高可用性設計についてのセッションです。
私がコンテナなどクラウドネイティブサービスに力を入れている部署に所属していることもあり、気になったセッションです。
(実は初めは別のセッションを聞いていたのですが、横目に入り気になってしまいこちらに移ってしまいました)
障害でサービス停止は避けたい、けど対策を盛り盛りにするとコストがかかる・・・!
そんな導入から、設計ポイントを紹介いただき、システムに必要な可用性をとりましょう、という内容でした。
ヘルスチェックだけでも3種類、リスト化するとわかりやすいです。
- コンテナヘルスチェック
- Service Discoveryヘルスチェック
- ロードバランサーヘルスチェック
また、グレー障害(完全停止ではないがサービスの質が低下している状態)に対しての対策も紹介されました。
障害をAZ独立性、AZ退避(ゾーンシフト等)により分離する方法です。
障害テストにはAWS Fault Injection Service (FIS)というサービスが利用できます。
ちょうど最近調べて知ったサービスだったのですが、設計からテストまでの一連を知ることでより効果的に利用できそうです。
ちなみにAWS Summit Japan公式サイトで2025/07/11までアーカイブが公開されており、登録すると資料や一部セッションの録画が視聴可能です。
まとめ
2日間に渡りAWS Summit Japanに参加しましたが、まずイベント規模の大きさからAWS利用者の多さを実感しました。
また、セッションがたくさんある中で、AIについてが多くを占めている印象もあり、ますますAIについて情報収集が必要だなあと思うところもありました。
実際に会場に足を運んで「生のAWS」「AWSの最先端」を感じ、経験できてよかったと思います!
おわりに
私達クラウド事業部はクラウド技術を活用したSI/SESのご支援をしております。
また、一緒に働いていただける仲間も募集中です! ご興味持っていただけましたらぜひお声がけください。