目次
はじめに
こんにちは、エーピーコミュニケーションズの松尾です。
今回はOCIのコンピュートインスタンスで簡易的なファイルサーバを構築してみます。
基本的には他クラウドと同様の使い勝手ですが、具体的な手順を紹介していきます。
Windowsインスタンスを作成
コンピュートからインスタンスを作成していきます。
東京リージョンはAD1が1つしかないため、AD1しか選択できないことを確認しておきましょう。
イメージはWindowsサーバを選択。
シェイプは1OCPU、8GBのものを選択。
ネットワーク周りを設定していきます。ここではサブネットを新規作成します。
数分でインスタンスがプロビジョニングされます。
ファイル共有を設定
リモートデスクトップでログインし、ファイル共有を設定していきます。
サブネットのセキュリティ・リストにRDPとファイル共有用の接続を許可していきます。
(ここでは全許可しているのですが、本番では必要な通信のみ許可するようにしましょう。)
コンピュートの詳細画面に接続用の情報が揃っているのでこちらを使用します。
ログイン後、共有用のフォルダを作成、プロパティの共有から、
Everyoneを選択、
Read/Writeを選択。
フォルダが共有されます。
グローバルIPアドレスへアクセスし、認証情報を入力
フォルダへアクセスできました!
まとめ
インスタンスへのアクセス許可だけ注意が必要ですが、比較的簡単にファイルサーバとして利用することができました。また、回線速度にも依りますが共有フォルダ内でファイル作成する場合など、ストレージ側の操作に遅延は感じませんでした。
簡易的な検証に使うなどの用途には十分かと思います。
おわりに
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