はじめに
こんにちは、株式会社エーピーコミュニケーションズ クラウド事業部の鈴木歩です。
AWS 資格を全冠しましたが、OCI も面白そうだな~と思って最近勉強してます。
勉強のアウトプットを含めて OCI での VM の作り方を紹介します。
ゴール
- 自分の OCI アカウント上にエラー無く VM を作成できること
- 作成した VM に SSH できること
- 作成した VM をエラー無く削除できること
事前準備
- インターネットに繋がっているパソコン
- SSH クライアントアプリ(この記事では Windows 標準の OpenSSH クライアントを使用)
- OCI アカウント
- 発行方法はこちら【OCI】Oracle Cloud Infrastructure(OCI)アカウントのつくりかた - APC 技術ブログ
- 発行してからログインできるようになるまでには時間がかかることがあります。私の場合、16 時間かかりました。
Step1:コンピュートインスタンス作成画面まで行く
OCI にログインして、Oracle Cloud コンソールを開きます。
開いたら左上の三本線マークを押してメニュー一覧を開きます。
メニュー一覧で「コンピュート」→「インスタンス」と開きます。
表示されたインスタンス一覧画面で「インスタンスの作成」ボタンを押します。
Step2:インスタンス作成時のパラメータを入力する
パラメータを変更します。以下が変更できるパラメータ一覧です。
隠れていますが、詳細なパラメータを変更することもできます。
※この記事では必須な項目のみ紹介します。
「SSH キーの追加」のセクションで、「Save private key」ボタンを押します。
秘密鍵がダウンロードされるので大切に保管しましょう。
ちなみに、SSH キーの追加のセクションを何も操作していないと以下のような
警告画面が出ます。Oracle さん優しいですね。
最後に画面下部の「作成」ボタンを押します。
画面が遷移してステータス表示画面になります。
「プロビジョニング中」から「実行中」になれば完了です。
最後に「パブリック IP アドレス」と「ユーザー名」をメモしておきましょう。
Step3:秘密鍵を使って SSH 接続する
SSH クライアントで対象のインスタンスへ接続します。
接続先 IP アドレスとユーザー名は前工程でメモした値です。
Step4:インスタンスの削除
インスタンスのステータス画面から「終了」ボタンを押します。
警告ポップアップが出るのでチェックを入れて「インスタンスの終了」ボタンを押します。
左のアイコンが遷移していき、灰色の終了済になると正常に終了(削除)されました。
まとめ
- AWS と比べた時に親切な画面周りと感じました。
- パラメータ入力画面がシンプルだったり
- 鍵を設定してなかったときに警告出したり
- 自分で作った SSH の公開鍵を簡単にアップロードできたり
- 推定コストが右下に表示されたり
- SSH キーの管理がユーザーマターになっている点は AWS の方が使いやすいかなと感じました。
- 探してみましたが、EC2 のキーペアのような別途管理している項目は見つけられませんでした。
おわりに
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