はじめに
こんにちは、ACS事業部の大久保です。 今日ダイエットを開始して、近くの坂を上ったら太りすぎたせいで心拍数が190近くなってドン引きしました。 死なずに帰ってこれたので無事で、これは名馬じゃないんですが、ともあれ急に動かすと危ないので、日ごろからの運動と暴飲暴食には気を付けましょう。
今回はGithub Projectsのロードマップ画面で違うrepositoryをマイルストーン単位でグルーピングできることをご紹介します。
Github Projectsは気軽に使えるのでよく使っているのですが、複数のrepositoryのissueを管理する際不便では? という意見を知人から聞いて、マイルストーンの名前を揃えればProjectsでいい感じに管理できるよという会話をしました。 そして、その後Bing先生に聞いてもシャープな回答は得られなかったので、意外と知られてない気がしたのでブログに起こします。
方法
方法は単純で、異なるリポジトリで同じ名前のロードマップを作成し、issueをロードマップに設定してグルーピングするだけです。 以下の画像ように異なるリポジトリのissueをGithub Projects上でまとめて管理できます。
ケース
- repoAとrepoBを用意してください。
- それぞれに、マイルストーン①とマイルストーン②を用意します。
- repoAとrepoBのマイルストーン①は期間が同じです。
- repoAとrepoBのマイルストーン②は期間が異なり、repoBのほうは1日長いです。
- これらの設定により、名前でグルーピングされることと、期間に依存関係がないことを確認します。
マイルストーンの設定
マイルストーン① | マイルストーン② | |
---|---|---|
repoA | - 8/18 | - 8/25 |
repoB | - 8/18 | - 8/26 |
repoAのマイルストーン
repoBのマイルストーン
issueの設定
- repoAとrepoBに画面①、サーバーサイド①というissueを用意し、下記の表のとおり設定します。
マイルストーン① | マイルストーン② | |
---|---|---|
repoA | 画面① | サーバーサイド① |
repoB | 画面① | サーバーサイド① |
repoAのissue
repoBのissue
Projectsの検証
Project作成
ロードマップ選択
issueの追加
repositoryから選択を選ぶ
各repositoryからissueを追加
repoAを選択しadd
repoBを選択しadd
マイルストーンでグルーピングする
viewの隣の▽をクリックしてgroup byを選択
milestoneを選択
結果
期間に関係なく名前が重複するマイルストーンは、グルーピングできます!
さいごに
Githubのproject機能は気軽に使える一方で、JiraやAzure DevOpsのように異なるrepositoryのissueを集約する ノウハウが意外と知られてない感じがしました。 Github Projectsでもいい感じに整理できるので、異なるrepositoryのissueが集約できないことを理由に採用を見送ってしまうようなケースが減ればよいと思います。
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