APC 技術ブログ

株式会社エーピーコミュニケーションズの技術ブログです。

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BicepのPublic Registry活用していますか?

今回はちょっとしたTipsを。

Bicep Public Registry

Bicepユーザーの皆様、Bicep Public Registry活用していますか?

github.com

実はBicep 0.5.6 (2022年4月リリース)からモジュールのPublic Registryがサポートされていました。

learn.microsoft.com

2023年3月24日現在存在するモジュールは次のとおりです。

使用方法は簡単です。以下のようにモジュール名のところで br/public:<module name>:<version> のようにモジュール名を指定するだけです。 あとはローカルディレクトリにある普通のモジュール利用とまったく同じ。

module myenv 'br/public:app/dapr-containerapps-environment:1.0.1' = {
  name: 'state'
  params: {
    location: location
    nameseed: 'stateSt1'
    applicationEntityName: 'appdata'
    daprComponentType: 'state.azure.blobstorage'
    daprComponentScopes: [
      'nodeapp'
    ]
  }
}

簡単に利用できて便利ですね。

そしてもう1つ。このPublic Registryは実によいサンプルになるということも忘れてはなりません。こんな使い方もできるんだと思うものも存在します。例えば、deployment-scripts/aks-run-helm などは「あーこういうことできるんだー」と気づかされました。

BicepはPrivate Registryにも対応しています。組織でBicepモジュールを共通化したいんだけど、という際にPrivate Registryが活用できます。その際Registryってどうやって作るんだろう?どういう構成にすればいいんだろう?と悩むのではないかと思いますが、このPublic Registryのリポジトリはそうした際にも活用できます。

せっかくよいものがあるのでぜひ活用したいですね。

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