APC 技術ブログ

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【OCI】OCI初心者がリソース、サービスのスコープをまとめてみた

こんにちは。クラウド事業部の秋葉です。
本日Oracle Cloud Infrastructure 2024 Architect Associate (1Z0-1072-24-JPN)に合格しました。

学習している中で、いろいろ理解するのに苦労したポイントがありましたが、
その中で特にややこしいと感じたのが、「〇〇はどこそこの範囲のリソース」というもの。

難解な言葉でもないのに、「あれ、これは越えてもいいんだっけ」とテスト直前まで迷っていました。
自分なりに表にまとめてみましたので、これから試験を受ける人の一助になれば幸いです。

表の「リージョン」、「AD(Availability Domain)」は、それぞれ
「都市(東京、大阪)」、「データセンター」と置き換えると分かりやすいかもしれません。

OCIリソース(またはサービス)の範囲まとめ

OCIリソースのスコープまとめ

リソースまたはサービス 存在(作成)できる範囲 説明
VCN リージョン VCNは1つのリージョン内でしか構成できない。
(異なるリージョンにまたがることはできない)
サブネット AD(Availability Domain) または リージョン 「特定のADに限定したサブネット」と
「複数のADにまたがって使えるサブネット」が選べる。
コンピュートインスタンス AD 起動時にどのADに作成するか選ぶ。
Block Volume(ブロックボリューム) AD ADに属するが、スナップショットを使って他のADやリージョンにコピーできる。
File Storage(ファイルストレージ) リージョン マルチADに対応。ADの障害時でも可用性を確保できる。
Object Storage(オブジェクトストレージ) リージョン 完全にリージョン単位で管理する。自動で冗長化される。
インターネットゲートウェイ リージョン 1つのVCNに1つだけ作成できる。
ルートテーブル/セキュリティリスト リージョン サブネットに関連付けて使う。
ロードバランサー(LB) リージョン または AD スタンダードLB(リージョン)とネットワークLB(AD)で異なる。
Autonomous DB リージョン マルチAD構成で自動的に可用性を確保する。
他にもあるかもしれませんが、私がメモしたのはこれくらいです。 それではこのへんで。。

さいごに

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